花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年8月31日

2008-08-31 | 20年後半
 土曜日は雨で中止、日曜日小倉さまと出港予定です。
川漁師小倉は、土曜日の夜、地元の川でハエナワをしウナギを捕獲する
作戦らしい。
捕れたら持っていくわ~~。
楽しみにしてるわ~~。


 船頭楽しみにして、就寝。
4時頃眼がさめ、準備完了。
5時約束です、いつも5分ぐらい前に来てくれますので、ガソリン、荷物を
玄関先に準備し、待っていますが、なかなか車が現れません。



 5分待っても、10分待っても車が現れません。
夕べ遅かったので、もしかして、もしかして。
携帯で連絡しますが、出ませんで。
朝の弱い先生2でしょうか????。

 携帯が唸っています。
小倉さまからです。寝過した6時前ぐらいになります。
5時50分頃、お迎えがご到着です。
ウナギは1匹だけやった、せっかくの貴重なウナギ、料理付きで頂き晩酌の
あての予定だ。

 約1時間遅れの出港になる。
今日は上げ潮で、西ながれです。
もうこの時期、タコ釣りの船は少ないと思っていましたが、結構出ている。
 

風が北寄りから吹いており、Tシャツ一枚では寒い。
風に向かって、テンヤをトリャ~~~~と投げスタートだ。

 さっそく船頭の道糸が張っています。
グィ~~~と大きく合わせる。
ちょっとした抵抗で500gあたりが上がる。
続き、船頭、続き船頭どうなっとんでしょう。
小倉さま、寝過ごしのため、罰ゲームになっているのか???
一向に乗りません。

 小倉一人で頭を抱えています。
おかしいなぁ~~~~????
遅刻の小倉反省しながらの釣りです。


 始まって少々で10匹対1匹ぐらいです。
船頭、今日は小倉さまに負けず早々に網のお代わりを準備する。
 

 これが、この後事件が起こるのである。
小倉さまもやっと遅刻の呪縛が解け、ぼちぼち上がりだしやれやれです。

 潮が緩みだしほとんど乗らなくなり、休憩タイムだ。
潮が変わる前にポイント移動です。
タコ網を2袋あげ出発進行。

 ポイントに着き、この辺でやろか~~~。
仕掛けを投げ込み、タコ網を船の外に出そうと思いましたが、アレェ~~~
おかわりで出した網の中にはタコが1匹もいませんで??????。

過去に網ごと放流してしまったこともありましたが、良型を含め3から5匹
ぐらいはおったはずだ~~~~ぁ。
あぁぁ~~~船に中を捜査しますが、いません。
保安署に捜査願いも出せず、海にお戻りになったのでしょうか???

 もしかしてキャビンの中にでも、入っていたらこの次の出港のときあぁ~~ぁ
船頭、匂いにめっぽう弱いので、あぁ~~想像するだけで、えづきそうです。

 その後、小さいが放流した分ぐらいを回収し、納竿とする。
船頭16匹(放流分を除く)小倉さま後半頑張り14匹、大きいのがお好きな
小倉さま、重量で1.5倍ぐらいか。
 







20年8月24日

2008-08-25 | 20年後半
 夏休み最終日、船の底も綺麗になりちょっと走ってみたくなり
小倉さまに明日空いてますか~~。
わし、いつでも暇やで~~~。

 4時45分頃お迎えに来て頂き、出港です。
日の出がかなり遅くなっていますので、まだ薄暗く航海灯、両舷灯をつけ
ゆっくりポイントに向かう。

 今日は下げ潮ですので、本庄人口島、東亜外業沖に向かう。
途中タコつぼと思えるブイが無数に浮いていますので、沖に沖に
向う。かなり沖までブイがありポイントはわかりませんが
ブイがなくなるところから始める。

 風は北寄りからかなり吹き出し、潮は東に速く流れている。
パラッシュートがなんとか潮をつかまえ釣りに成りそうだ。

 タコも産卵に入る時期ですので、あまり期待していなかったのですが
船頭4匹ほど連続で上げ快調です。
小倉さま、幸ちゃん今日は調子ええなあ~~~
出足は快調でも、過去の実績がお互いに頭をよぎります。
人生と同じく油断大敵です。

私の人生訓:調子のいい時ほど気を付けろ。
うまく行き過ぎているときは言葉も横柄。態度も横柄に成りがちですので
自分自身をいましめ、仏の道に入る。??????????。

 船頭夏休みで、熊野古道の大門坂を必死のパッチで孫たちと上り切り
熊野大社参拝、那智大社参拝、那智の大滝で心身とも清め、おまけに信州の立山アルペンルートで豪雨に打たれ、欲、徳を超越した心境に成っている。

 小倉さまが大きいのを釣っても、連続で上げていても、一向に気にならない。
小倉さま網のお代わりを出している。
えらい早いな~~~。
これは川漁師小倉である。
鮮度が大事で少しでも酸欠を抑え、新鮮な状態で持って帰る心使いである。



 船頭そこそこ土産も出来、ゆっくりビールタイムに入る。
まだ仙人になれない小倉さまは一生懸命頑張り見かけは良いがまずい1.5kg級を2匹追加した。???
タコはあまり大きくないほうがうまい。
今日の釣果 船頭31匹。
      小倉さま30匹:重量はまずい大きいタコが3匹で小倉さまの勝ち。

このタコE・Tと違いまっせ。
墨を抜かれ気絶してます。




 

20年8月22日

2008-08-23 | 20年後半
 夏季休暇も終盤を迎え、ほぼ行事も予定通り終わり、
残りは年一度の船底塗装を予定している。
例年は小倉さまと行うのですが、ここ2年ぐらいは船底にフジツボ、カキ等
の付着が少ないので、一人で十分出来ると思い、22日に予約を入れる。

 船の上架準備で店の人たちがベルトスリングを掛けている。


空中に浮いたKOUICHI丸です。ちょっと汚れが多いのでは?????


 船台に乗ったKOUICHI丸ですが、なんじゃコリャー




思っている以上にフジツボ、海藻がぎっしり付着している。
船頭ガッカリしていると、店の人がもっとひどい船もありますよ??
今年は水温が高かったので多いのと違いますか?
そんなに慰めてもろうても、やるのはわしじゃ。

 小倉がおったら楽に出来たのに、今更、泣き言を言っても始まらない。
スクレーパーでフジツボと海藻と格闘すること1時間半。
船の底の作業で、体勢が悪いので腰、腕にかなり負担がかかり疲労する。

高圧洗浄後
 やっと乾燥待ちで冷た~~~ぃビールにありつく。
今日の作業は値打ちがあります。
例年オイル類の交換は自分でするのだが、オイルフィルターの交換も
ありますので、店の人に交換依頼、ビールタイムを増やし体力温存を図る。

 午後船底塗装を完了。



すっきりしたKOUICHI丸です。
あ~~~ぁやれやれでした。



20年8月9日

2008-08-10 | 20年後半
 今日は朝の弱い先生登場です。
お約束は船頭の家に5時頃迎えに来て頂く予定です。

 4時過ぎ起きて準備万端整い、ネットで天気予報、潮の情報を確認していますと
4時50分頃携帯が唸っています。
今から出るとの連絡かと思いきや、「家の前まで来ている」うそ~~
そういえば、エンジンの音がしていますがな。
船頭ビックリ、ビックリ、栗ッ栗り~???。


 おかげさまで、5時過ぎ出港です。
ポイントは先週よかった、本庄人口島沖です。
潮は下げ潮でかなり速く、東に流れ、風は陸からの北寄りの風です。

 風と潮のバランスがあまり良くなくパラッシュートアンカーとチェーンの
調整がかなり難しく、ちょっと釣りにくい状態でしたが、300g前後のマダコが
パラパラ上がります。
朝弱先生、前回はばらしが多かったが、今日はなかなかうまくやっています。

 圧巻はブルーのテンヤが大活躍で、1匹目800gのマダコゲット、投げなおし
すぐに400g、又投げなおし、300gあたりをゲットし連続5匹を釣り上げた。
先生に貸し出しているのは、いつも小倉が使っている仕掛けです。
これまでブルーはあまり釣れなかったはずだ。

 その後もブルーに来ているので、船頭もブルーを1本使用する。
ほんまや、来たわ~~~。

 朝方は雲が出て、北寄りの風ですので、とても快適だ。


この映像を最後にデジカメがボケラッタ~~。
触らないのに勝手にピィピィとなりスイッチオン、あほか。
勝手にスイッチOFF、勝手にせぇ~~~。

 長らく使ってきた、愛着のある大きなデジカメですが、今年の猛暑に
気が狂ってしまったようだ。

 潮が緩み始め、潮待ちで日焼けタイムにし、小休止だ。
潮が動き出し、最後のチャンスです。
風が変わり淡路島寄りから吹き出し、熱風だ。

 先生、ブンブン投げが完成しつつあり、かなり遠くへ投げれるように
なっています。
でも恥ずかしくて、人には見せれませ~~~ん。
 
 
 
熱い中昼過ぎまで頑張り、網が一杯で重たいこと重たいこと。
船頭35匹、先生今日は自己最高で800gあたりを3匹含め36匹の
大漁になりました。







20年8月2日

2008-08-03 | 20年後半
 炎暑の中、今日も気合いを入れて出港です。
日の出もかなり遅く成ってまいりましたので、4時45分お迎えをお願いし
5時過ぎ出港だ。
今日はどこでやりましょう。
先週はセメント磯でさっぱりでした。

 思い切って西の方でやるか?
相方の小倉さま、大好きなポイントがあります。
それは本庄人工島の東亜外業と言う会社の沖です。

 二見人工島と本庄人工島の間の水路を沖に向かい走行。
岸寄りのポイントにはプロの漁師さんがタコつぼの間を縫うように
釣っています。
我々ど素人はタコつぼの間を流すことは難しく、高いタコテンヤが
いくらあってもたりません。

 ど素人はど素人らしく広い空間を流すことにする。
それでも今日はかなりの船がでています。


 潮変わり寸前か東沖に流れている。
通常、潮の流れが緩いのであまり良くないのですが、タコさんが乗り気か
小倉さまが幸ちゃんきたで~
又きたで~~。
又きたで~~。
又きたで~~。
今日は調子がええで~~。
それはあんただけや。船頭今日は調子悪いわ。

 始まって30分もしないうちに10匹少々上げ、船頭まだ2匹だ。
小倉さま早々と当選確実を打ち、勝利宣言でビールのサービスです。
今日は太陽は昇っているのですが土用の朝曇りか?、薄雲があり
快適です。



 今日の小倉さまは手がつけられない、例の鳥の手羽攻撃で釣果を
伸ばしている。
船頭もテンヤを取っ換え、ひっかえタコの気を引こうと必死です。

 潮が変わり船頭にもやっと春が廻ってきて、釣れ出しますが、小倉も
釣れています。

 なかなか追いつくところまで行きません。
かなり網も膨らみ、小倉さま、早々と酸欠防止で、網のおかわりをしています。


 船頭はまだ少なかったが、網だけおかわりを出す。


 早めの網のおかわりが良かったのか、これで運気が上がったか??。
船頭別人になったように、3連ちゃん×2回。
あっ忙しい、あっ忙しいで前半の劣勢を跳ね返す勢いだ。

 10時前薄雲が無くなり、真夏の太陽が大暴れだ。



小倉さま、先ほどまで曇っていたので、まだ元気です。


 船頭はもう暑くて暑くてたまりませんので、帰るで~~~。
小倉さま、まだ余力が残っていましたが、タコの墨取りもありますので
10時頃引き揚げる。

 タコの墨出し後、数の確認です。
小倉さま 200g~1kgを38匹だ。
船頭   200g~800g47匹だ~~~~。

 今季最高の釣果になり満足、満足でした。
勝負は下駄を履くまで分かりませんぞぉ~~~。
ご注意、ご注意。