花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

21年9月××日

2009-09-27 | 21年後半
 今日は連休後で出勤日でしたが、ちょっと後ろめたい気持ちでお休みする。
タコの霊に取りつかれている小倉さまと出勤です。

 今年釣り続けたマイポイントは海苔棚が張り巡らされ、もうタコ釣りは
出来ません。

ここんとこ、我々は3匹から5匹ぐらいしか釣っていません。
2回連続で0匹やったら、タコ釣り止めよかと小倉さまと約束し、何年か前に
良い思いをした、東亜外業沖の海苔の棚がないとこでする。

 風は北寄りからやや強く吹き出している。
潮は下げ潮の東流れである。
ちょっとやり難い状態ですがなんとか釣りになる。

 道糸がピィ~~ンと張りグィ~~~と合わす。
ゴミが引っ掛かったようにちょっと重い。
こんまいなぁ~。
今の時期に200gから300gの子タコがほとんどだ。
100g級のイイダコさんと変わらないぐらいのも乗ってくるが
さすがに、幼女誘拐の罪に成りますので、海にお帰り願う。
 
 この時期こんなに釣れた記憶はありませんが、結構いいペースで乗ってくる。
小倉さまタコが釣れて鼻高々です。
これで後2回は出れます。

 9時頃潮替わりだったのか沖に、沖に流れ、やや西に流れ出した。
風が強まり白波も見えだした。
ぼちぼちおくか~~~。
小倉さま、まだ未練があったと思いますがタコ仕掛けを片付ける。

 青物狙いにさぁ~どこに行きましょう。
小アジは持っていませんので、サビキノミの釣りになる。

 遠くの鹿の瀬あたりか、船が豆粒の様に見え集まっている様子です。
取り合えず船団を目指し走る。
見えるところまで来ると、違いました。
海苔棚を準備している漁師さんたちの漁船だ。

 あきまへんがな。
左を見ると又遠くに船団が見えている。
どうやら赤ボンのあたりだ。
舵を左に45度切り船団に向かう。
西流れですので一番東の船団に入らせてもらう。
潮がまだ走っておらず皆様退屈そうです。
ビールもまわり小倉さまにお願いし、昼寝タイムとする。

 どれほど寝たのでしょう、船が大きく揺れ頭を打って目が覚めた。
外に出ますと白波の中にいます。
潮が走り出し、潮目の所を流れています。
いいじゃないですか。
ちょっと潮上に上がりアジ釣りを再開する。
でも、じぇんじぇ~~~ん当たりません。

 いつも通り皆様から大きく離れ、一人旅に出た。
これが幸いし、小倉さまがキタ~~と叫んだ。
タマを準備したら、外れた~~~とおっしゃっています。
あぁ~ぁ。

 前でビールを飲んでいたら、こーちゃん当たってるは、見ると竿が
海面に引き込まれている。
どぉ~~~れ、なんじゃ~
リールが逆転するほどではありません。
お魚の引きを楽しみながら、巻きあげる。
30cm少々のマルアジゲット。
すぐに又あたり上げていますと、小倉さまも来た~~~
タマは1つしかないので、船頭お先に失礼しすくい、小倉さまもすくい
これも丸々太った30cm以上のマルアジゲット。
その後小倉1匹追加。

わしら青物はにがてやなぁ~~~。
これは博打やなぁ~
今日も青物の難しさを痛感しながら帰路に向かう。

小さいがこの時期珍しく数が釣れたタコさん達だ。イイダコではありません。

最大で500gあたりから200gぐらいを30匹ぐらいでした。

小倉さまも全体に型が小さかったが数はあまり変わらず釣る。
まだタコ釣りは続きそうな感じぃ~~~~ 

マルアジは30cm超が4匹に終わり、釣る人からすれば、へたくそ~~~ 
の声が聞こえてきそうな感じぃ~~~~~です。


 

21年9月21日

2009-09-22 | 21年後半
 今日は遠方からゲストが登場です。
7時頃近くのJR駅で待ち合わせだ。
予定通り遅れず登場です。

 今日はハマチの呑ませをやる予定で餌になる小アジが必要です。
餌がなかったら沖に出られません。
これがなかなかの罰ゲームで釣れないときは1時間以上もかかります。
遅い時間ですので、皆様はもう餌を確保をし沖に行っていると思っていましたが
まだいっぱいアジ釣り場にいます。
エェ~~大丈夫か???????
周囲を見渡しても小アジの姿が見えませんぞぉ~~~
 
 マイポイントの磯が空いている。
皆様は流しながら釣っている。
船を固定してしまうと皆様にご迷惑がかかるかなと思ったが、小倉さまが
磯アンカーの準備もしてくれているので良い場所でアンカーを入れる。
アミエビをしっかり詰め込み餌釣り開始です。
来た~~~と今日のゲストのOさんが叫んでいる。
ほんまや小アジや幸先ええで~~。
又来た~~~と調子が良い。
撒きえが効いて来ていいペースで上がる。
他の場所は殆んど上がっていないので、他の船がこちらに集まってきた。
我々は超ハイペースでもう50匹以上は確保した。ウッシッシ~~~

 ほな一抜けで皆様さようなら~~~~~。頑張ってよ~~~~
小アジの確保があっと言う間に完了し、出足快調である。
唖然とした皆様の視線を感じながら、ハマチのポイントに向かう。
大きなな軍団がカンタマ沖と高倉瀬あたりに終結しています。
まず東から攻よう。心ウキウキ、小船に鞭打って波を蹴散らかせGoGo~~~


 餌はたっぷりありますのでまずは呑ませからスタートです。
私くしこの釣り素人ですので、周囲の乗合船の状況を見ながらの釣りだ。
見える範囲では竿が曲がっている船はありません。
たまにアジが釣れているところがあるので、呑ませの仕掛けをやめ、アジ釣りの
仕掛けに交換する。

 船頭の竿にあたりが出た、なんじゃろかあまり引きが強くない
タマいるか~。うぅ~~ん始めやから落としたらツキがなくなる
タマいるぅ~~~~。
マルアジ30cm弱ゲット。
その後、Oさん30cm以上のマルアジゲット。
小倉一人釣れずしょげかえってビールを飲んでいましたが、高倉瀬で30cm以上
のマルアジゲットし上機嫌である。

 船頭あまり混み合った場所で釣りをするのは苦手です。
それは、なじぇかぁ~~と申し上げますと周囲が気になりゆっくり飲めないから
であるのである。

 高倉瀬を通り過ぎ広い海を独り占めだ~~。
でも釣れませんけど。当り前か??

 今日のゲストのOさんが何年か前、サバやらアジを数多く釣り、いい思い出が
ある室津の瀬に移動することにする。

 今日は船が2~3隻しかいません。
まずマイポイントからスタートです。
今日の風は昨日と違い淡路からの風だ。
やや釣りにくい状態だ。
 
 又ここでも先に船頭の竿がお辞儀した。
うぅ~~~んアジの引きではない。
リールの糸が出ている、重たくなったり軽くなったり、なんじゃこりゃ~~
しばらくして水面近くにお魚が見えてきた。
あんまり大きくないぞ、タイかぁ~ いや違うと小倉は言っている
ハマチの色ではない、取り合えずそんな事は後回しだ。
小倉が一発ですくい上げヨッシャー、
エェ~~下にまだおるで、今度は青いのでハマチのようだ、これもうまく
すくってヨッシャー。

 重たかったはずや、船頭の頭の中では50cmを超えたハマチクンと思っていたが
残念~~ん。
40cm弱のカンパチの子でシオと40cm弱のツバスでした。
その後あたりもなく諦め、もう一度小アジ釣り場に戻り少しやるが
潮も悪かったのか釣れず納竿とする。


餌用の小アジが一杯です。
残念ながらアジの南蛮漬けになりましたとさ~~。
カンパチの子は小さいが身がしっかりして美味い魚でした。


ツバスとえらい差です。






 

 



21年9月19日

2009-09-22 | 21年後半
 シルバーウィーク初日、天気予報で波高0.5m後1mの予報でどないするか
迷っていました。
小倉が日曜日、用事があるので出来る時までやるか。

 薄暗い中、出港する。
沖の方は海苔棚がかなり張り巡らされている。
岸寄りの海苔棚がまだ張っていない場所からポイントに向かう。
幸いこの辺は基準になるブイだけが設置されているだけで、
なんとか流せそうである。
風はまだきつくなく北寄りから吹いている。
風に向かい、トリャァ~~~。
今頃の時期に、ど素人がタコ釣りをするのはほとんどいません。

 あたりもなく流れていますと明石方面より戦争が始まるかと思うほどの
船団が先を争うかの様に全速力でこちらに向かってきます。

漁師さんたちは海苔棚の準備で一番忙しい時期でしょう。
お前たち、邪魔じゃぁ~~~と言わんばかりに近くを高速で走り抜けていきます。
次から次から走り抜けるのでビールのカップが倒れゆっくり飲んでいられません。
揺れ続けること約30分、たのんまっせ????

 タコ釣りですが船頭800gと500gで2匹。
小倉さま同クラスを3匹の釣果で何とかスモークタコが出来そうです。
 
 タコ釣りを8時半頃諦め、まだ風が強くなかったので明石大橋の淡路寄りの
橋脚近くに移動です。

風も思ったほど強くなく、海面も静かです。
いいじゃないですか。
ハリス太めのサビキ仕掛けを出し、はまちが来ても勝負できる状態で待つ。
でも全然あたりが出ません。

そのうち天気予報通り北寄りから風が強く吹き出した。
こらあかんは、ちょっとでも風裏になる明石寄りの橋脚の方に戻るか~~~。
そやな~~~で明石寄りに戻るが風裏になりません。
ここでも白波が立ち、ヒューヒュー吹いている。
しばらくやったが、ますます風が強まり10時半坊主でギブアップだ~~~




 

 

21年9月12日

2009-09-13 | 21年後半
 雨の予報の中、小倉さま日曜日は町内の行事があり、どうしても
土曜日に出たいと言わなかったが、ちょっと無理をして出港だ。

 毎度のタコ釣りから始める。
風は岸寄りからかなり吹いている。
潮は東に流れているが、風の影響で船は南東に流されている。
ちょっと厄介な流れ方です。

 まぁしゃあない。
色々工夫をしながら、なんとかタコ釣りらしくなっているが
産卵期のタコ様、乗ってきませんで。
時々思い出したように、小さいタコが乗る。
あかんな・・・・?
あかんな・・・・?
500gあたりを最高に船頭6匹。小倉さまも同じような釣果です。
とても燻製用になりません。
益々岸寄りからの風が強まり、波も高くなり、白波が立ち出した。
こらあかんで、タコ釣り止めよか。

 次はどないしょう
明石大橋の本州寄りのポイントやったら風裏になるから出来るんと違うか???
橋の方に向かって走っていると橋の近くはあまり風は吹いていなく波も静かです。
これやったら淡路寄りの橋脚の近くでもできるん違うか。
小倉さま先週メジロを釣っておりますので乗り気です。
グイ~~と舵を右に切り淡路の橋脚を目指す。

ちょうど潮目になっている、40m前後を流す。

潮替わり前後ですので嘘のように静かな海峡です。

ちょっと潮が西に走り出し、船が集まって参りました。

ジギングあり、呑ませあり、サビキあり、なんでもありです。
でもどこも竿が曲がっていません。

リラックス中の小倉です。我々遠征をしての釣りは、ど素人ですので
釣れずとも周囲の方々の釣り方を見て勉強中です。
ただビールだけを飲んでるのではありません。
ほんまかいな????



 その後、富島の沖に船が集まっていたので、しばらくご一緒させてもらうが
何もあがりません。

 ここまで来たので室津の瀬まで足を延ばす。
この辺はだいぶ風が強くなっている。
2、3隻しか船がいません???
まぁええか、サビキを下ろし一服していると、船頭の竿がお辞儀をしています。
久しぶりやないか、巻いて巻いて、30cm弱ののマルアジが2匹ついていました。

 西風が強まり、風も冷たく、おお寒う。
さぁ帰るか~~~。
室津の瀬を出てしばらくするといけません、西風と雨でとんでもない波に
変身しています。





白波プラスうねりで全身マッサージでヒィ~~ヒィ言うて
やっとこさ二見にたどり着く。



 


21年9月×日

2009-09-06 | 21年後半
 タコはまだ釣れるかなぁ~~。
薄暗い中、ポイントに向かい出港です。
潮はもう西に変わっている模様です。
雲は出ていないが、北寄りからかなり強く風が吹き出している。
仕掛けを投入していると、おてんとうさまが昇って参りました。

今日の健康と安全と大漁を祈願しタコ釣りに専念する。

 船頭最近出足は快調です。
小さいが500gあたりをゲット、続き300gゲット、続き200gゲット。
まだいけそうやなと思いきや、船頭その後全く乗らなくなり、後発の
小倉さまがぼちぼち釣りあげている。
でも小さいタコばかりで1kg級が全く姿を見せません。

 今日はいろいろな海洋調査がありますので、9時頃タコ釣りを止め、一路
明石大橋を目指し走る。

途中、明石の市役所の東沖に船が集まっていますので、ちょっとサビキ仕掛けを
出すがどこも、何も上がっていません。
あかんな~
淡路寄りの橋脚の東にも船が見えているので移動です。
やっちょる、やっちょる



水深40m前後から流す。
船頭事前に仕入れていた、マダイ用のサビキ仕掛けを下ろしゆっくり、ゆっくり
巻き上げ、又下ろしの繰り返しですが、2回目であたりが出て竿がギュイ~~ン
と満月にしなる。
小倉様にタマの準備をお願いしお魚と格闘です。
糸を出したり、巻いたり結構いい引きです。
やりとりすること2分~3分ぐらいか、もうすぐ水面に浮いてくるかと思っていたら
最後のしめこみであえなくハリスが切れてしまった。
何だったんだろう?????
くやしいなぁ~~~~

 潮が東に走り出し、ポイント移動で橋脚の西側に行く。

ここで小倉さまにヒット。
根掛りしたみたいや?
いや、浮いてきた?
引いている?
ガンガン引いている。
しばらくして上がって参りました。
ハマチのようです。
船頭タモ役で1発ですくい取る。
小倉やりました、実測60cmの立派ハマチです。いゃ~メジロでっせ。
何センチぐらいまでハマチと言うのでしょうか???。
その後潮が走り過ぎポイント移動でさらに西に走り、アジ狙いでしたが
船頭が真アジ23㎝あたりを3匹だけゲットし帰路につく。