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花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年12月28日

2008-12-29 | 20年後半
 なかなか釣りに出れなかったが、なんとか今年最後の釣りに出る。
相方はもう、かれこれ2か月振りか。
マダコの情報もありましたが、さすがにこの時期では無理と判断し
投げ釣り1本に絞り、マムシを贅沢に4000円のお買い上げ~~~~。

 7時頃ポイントに向かい出港です。
おぉ~~寒う~~。
エンジンも冷えて回転が上がりません。
約15分ぐらいでポイントに到着です。

 しびれる指でマムシを針に刺し、遠中近に3本投げ分け、あとは待つだけですが
まだ水温は高いのか、すぐにあたりが出ます。
フグのようなあたりです。
大きくあおりガツンと掛る。結構手ごたえもありアブラメかと思いましたが
残念~~ん、白い大きなおなかを見せながら上がってまいりました。
潜水艦のような巨大なふぐだ。

 小倉の竿にあたりが出ている。
冬の釣りですので慌てる必要はありませんがしばらくして、竿がガタンと大きな
音がして海中に引き込まれている。
小倉さまなんとか竿尻をつかみ、間一髪セーフです。
サー何か、やりとり開始ですが、いけません根に掛かってしもうた。
しばらく待ったが出て来ません。残念~~~ん、なんやったんやろう???

 あたりは続き船頭痩せ衰えたアブラメ30cm弱、20cmを釣り
上機嫌です。
小倉さまは大きな磯ベラ、小さなガシラ、チャリコを釣り忙しくて焼酎も
飲めません。
 
 漁師さんが海苔の手入れに来ていますので、邪魔にならないように
移動を繰り返す。
潮が11時頃変わり向かい側に移動する。
北西寄りから冷たい風が強烈に吹き出し、道糸がヒューヒューと鳴っていますが
幸い下げ潮で東流れでハードトップが風除けになり風裏は春の陽気です。

 船頭潮替わりの最中に逆方向にチョイ投げしていた竿に大きなあたりが
出て、ちょっとした抵抗でカレイが上がってきた。
落としたらもったいないので、タモですくってもらう。
実測30cmのマコガレイです。


産卵前の立派な子持ちのマコガレイだった。

 この時期にしてはそう退屈せずまずまずの釣りになりました。
皆様今年はいろいろお世話になりました。
来年もよろしくお願い申しあげます。










20年12月7日

2008-12-08 | 20年後半
 色々と雑用が多かった11月だ、約1か月振りの出港になる。 
メジロ、ブリが釣れているとの情報もあり、ちょっと色めくが
メジロたちの餌が問題だ。
前日お休みを頂き、コノシロ、小アジでもと思ったが、いけません気圧配置が
超冬型の大荒れで、
船を出せるような状態ではありません。
 
 前日あれほど荒れていましたが、普段の心掛けが良い人ばかりか
今日は嘘のように風も止み、うねりだけです。

 本日の予定は大物を諦め、得意の投げ釣り1本で勝負することにする。
メンバーは4年前メジロを釣った、TBさん、市民Yさん、ニモさんです。

 お約束の6時半を少し過ぎ、出港です。
日の出も遅くなりこの時間が、出港のラッシュアワーか水路が込み合っています。
前後左右を見ながら、慎重に港を出る。

 マイポイントの中八木2磯あたりでポイントを探しノリ網のブイに
掛けさせてもらう。
潮は下げ潮で東に緩やかに流れています。
いい感じです。海苔の手入れの漁師さんの船もたくさん出ています。
各自2本ずつ竿を出し、スタートだ。
 
 船頭さっそく当たり15cm級のチャリコだ。
前でニモさんが3連でチャリコ、トラハゼ、チャリコで餌取り級がまだ動いている。
外気温はかなり下がっていますが、海の中はまだ冬の入り口か???。

 海苔棚の手入れの船が我々の止めさせてもらっている海苔網の持ち主か
船を止め手入れを始めた。
暗黙の了解で、我々は又違うポイントを探し移動です。

 放浪の旅の中、市民Yさんがちょっと重たい、タモがいるとのたまっている。
ほんまかいな、エ~~道糸が手前に来ています。
もしかして、もしかして本気です。
見えました、見えましたカレイの模様です。
船頭タモ係ですくっしもうた。


立派なマコガレイです。

 その後もこの時期独特のオスの婚姻色で黄金のアブラメ30cmゲット。
H寸前のお魚を釣りあげ、罪は重いぞぉ~~~。

 皆様もそこそこ釣り、イケスの底が見えないぐらい釣り、この時期に
しては上等の釣りになる。