花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

19年6月23日

2007-06-24 | 19年前半
 タコの調子が今一上がらない中、今日も小倉さまと黒ボン西あたりに
出漁です。
 不漁のためか、タコ釣りの船が激減しており、自由に流し放題だ。
ここんとこ夏と言うのに毎週のように北寄りの強風が吹いています。
 今日はおまけに下げ潮で、強烈に東流れ、黒ボン手前から三角波が立ち
船が右に左に大きく揺れながら流れていきます。

 朝からビール片手にタコ釣りですが、タコは全く反応しなく
1時間、2時間と時間だけが過ぎ去っていきます。
もう今日はあかんな~~。船頭諦め顔です。

 北寄りの強風で東流れですので、船は南東方向に強烈に流されます。
黒ボンを諦め思い切って、谷八木あたりか、思いきり岸に寄る。
東寄りに乗合船がボチボチ見えます。
 
 もう今日は坊主を引くと、二人とも覚悟していたが、やはり日頃の行いが
良いと、神様、仏様が見放さない???。

 船頭の道糸がピィーンと張った。
間髪入れずに引きあげますがとても重たい、それでもじわじわ上がってきている。
指を使ってあげれないので、道糸を手のひらでグーをしてあげる。
これがタコだったら3kgはあるだろう。
 水面下に茶色い物体が見え始めた。
タコか~?タコか~。 アァ~~ァ、残念~~んタコつぼですから。

 最近のタコつぼはプラスチック製でした。素焼なら飾りに持って帰る
つもりでしたが残念でした。

 岸の方でもかけ上がりの付近は大きな三角波が立っておりますが、
沖より少し釣りやすい、ほぼ諦めかけた8時半ごろより、小さい
100gから200gあたりの飯タコクラスが上がり出し、
船頭1kgあたりもゲットし余裕ができた。
 小倉も子ダコの間に良型をゲットしている。
潮が緩みポイントも良かったのか、一昨年を思い出させるほどのタコ
入れ食いがあり、二人でニタ~とする。
  
 少々お土産も出来、潮も変わり西流れだ。
もう余裕の二人、燃料節約を兼ねこの西流れに乗り二見方面に帰る作戦に
でる。
  
 ビールを飲み、ゆっくり漂流しながらのタコ釣りですが、いい時はいい。
船は一隻もいませんが、小倉さま1.3kgあたりの大タコと800gあたりを
帰り便で少々追加し、江井が島あたりまで流れ、暑さに負け納竿とする。

 本日デジカメを忘れ写真なし。
 子ダコがいましたので今後期待できるかも?。
 二人で47匹の大漁になりました。


 
 
 

 

 




19年6月16日

2007-06-17 | 19年前半
 懲りもせず今日もマダコ狙いです。
潮は大潮で、6時半から7時頃潮替わりかな??と読んで
黒ボンのかけ上がりあたりに行くつもりだったが、そのあたりは
船が少なく、西の方に集まっています。
 
 どないする?。風は北寄りからかなり吹いている。
とりあえず、黒ボンのかなり岸寄りで、漁師さんがやっているので、
あいだこ(愛媛の方言らしい、間と言ういみです)に入らせてもらい流し出す。
 
 船が風に押され、沖に沖に流れている。潮も東に流れているような
錯覚をおこし、もう潮が変わったと思っていた。

 風が少しおさまり、まだ西に流れており上げ潮だ。
そんな中、船頭の道糸が少し張り、200gあたりの子ダコが釣れる。
少しして、船頭にまた来た、ちょっとした抵抗で、約1kgあたりを
ゲットする。

 潮がはっきり西流れだ。黒ボンの東側のかけ上がりを狙えるので勝負にでる。
あまり深いところまで行くと、タコのテンヤが届きませんので水深15mあたりから
始める。
 今日は潮変わりの前で、潮もそう早くなく、北風が吹いているので
しばらくかけ上がりを斜めに流れ15mあたりをキープしており、最高の状態だ。

 磯もかなりあるので、テンヤの消耗も激しいが、小倉さまも小さいが
子ダコを少々釣り、船頭今日はついているのか、2匹目の1kgをゲットする。



 予想を大きく外れ潮がなかなか変わらないので、そのまま西流れにのり
タコ釣りをしていましたが、船頭嬉しくて2時頃眼がさめ寝ていません。
アルコールも少々まわり久し振りの豪華昼寝タイムとする。

 どれほど寝たか小倉さまが移動しょうかの声で目がさめ、外をのぞくと
東二見の前ぐらいまで流れているようだ。
 
 周りには一隻もいなく、はるか岸よりに数隻の船が見えています。
たぶんベラ、キス狙いの船のようです。
ベラ、キスも釣りたいので、その辺まで戻る。
欲深でタコと、ベラ、キスを狙いますが、タコは全く反応なし。
 ベラを少々釣りながら流れ、また黒ボンまで流されてきた。
潮がかなり速くなり大きな波が立ちもうこの辺では、釣りになりません。
 
 あきらめ住吉神社のすぐ前の磯に戻りますが、全く釣れず、係留場所の
前の水路でベラを少し追加し、今一満足のいく釣りが出来ず納竿とする。




 

19年6月10日

2007-06-11 | 19年前半
 昨日は悪天候で出港を見合わせ、毎度の映画鑑賞です。
今日は小倉さまとマダコに挑戦します。
5時30分頃港を出ていますと、乗合船の敏郎丸さんがすぐ前を走っており
最初はタコ釣りに行くはずと予測し、後方から付いていくことにする。

 黒ボンが見えだしたあたりで、東のかけ上がりあたりに向かい出した。
今日は北北西からかなり風が吹いており、潮は下げで東に流れている。
東よりのかけ上がりでは、流し出してすぐに深みに入ってしまうので
我々は、黒ボンのかなり西のポイントを目指す。

 今日もプロの船の近くでする。



北寄りの風がかなり吹いており、チェーンをいつもと逆で、船首に入れ
パラッシュートアンカーを船尾にし、船頭がテンヤを投げやすい方向に
船を向け流す。

なかなかタコさん乗り気がなく、船頭200gあたりの子ダコを1匹ゲット。
後が続きません。
 時々糸がピーンと張り来たかと思わせますが、石付きのワカメです。
東にどんどん流れ黒ボン近くになり、ここをこえると急に深くなる。
 このあたりから深みに入る一瞬がチャンスです。

下げ潮で、このあたりは三角波が立つので、船が大きく揺れる。
足を踏ん張りバランスをとりながらの釣りになります。

 石付きのワカメかタコかわかりませんが糸が張れば、思いきり合わせる。
船頭波の中、確かな手ごたえを感じた。指が痛いぐらい抵抗がある。
重くなったり、軽くなったり。タコが足を広げたり縮めたりしているのだろう。
 慎重に慎重に腕で大きさを感じながら上げる。
水面下にまさしくタコが見え、ワカメと違いまっせ。
 ヨーィヤサ~~どっかで聞いたかけ声ですが、船内にタコさん宮入です。


上下一緒のタコで~~す。あしからず
 


 家で計測1.8kgで今シーズン最高だ。

その後、夏風邪で体調不良の小倉さまが500gあたりを1匹ゲットしただけで
あたりなし。
 ア~ァどないしょう。
小倉が東亜外業の前どないやろ~
一昨年、皆様がここの黒ボンあたりを攻めているとき、われわれは
岸よりの本庄人工島、二見人工島の前で多釣りをした経験があり
思い切って本庄人工島に戻り、流すが全く反応なし。
住吉神社の正面ぐらいまで流すが釣れず、保険の石ゴカイがあるので
又、沖に戻りベラ釣りをするが、時間が悪いのかあまり釣れず2人で
30匹ぐらいゲットし、諦める。



 

19年6月×日

2007-06-03 | 19年前半
 小倉さまとカンタマ瀬にタコ釣りに出港です。
6時前には現場到着、時間も遅いので先客がボチボチ出ています。
調子が悪いのか先週よりかなり少ない。

 とりあえずプロの漁師の間に入らせてもらい、プロの技をいろいろ見せてもらい
お勉強をしょうと言う作戦です。


 船の後ろにチェーンを入れ、前にパラッシュートアンカー投入でスタート
するが、プロの船の向きと反対に向いています。
上げ潮のはずなのですが???。エ~~もう潮が変わった?何が何だかわかりません。
ま~ええはとりあえず、テンヤを投入しますが、船の下にもぐり込んでしまうので
反対側に投げなくてはなりません。
以前にも書きましたが、これで船頭ど素人になってしまいます。
逆方向に投げなくてはいけませんので、どうも調子が悪い。
 テンヤをつかみ思いきり投げると同時に左手に激痛が走りグゥ~~
テンヤが親指に刺さっていまんがな。
グイ~と針を外すと血が噴き出した。
ウ~~痛い~~。噴き出す血を汚いタオルで拭いてしもうた、あかんバイ菌が入ってしまうがな、なにかおまへんか、そや焼酎がありますがな、ちょっともったいないが思いきり指にかける。
消毒は終わりましたが、痛みが取れずしばし回復を待つ。
タコさんいつも刺してごめんなさい。

 そんな中、今日は小倉さま好調でまず、800gあたりをゲット。
やや深場のかけ上がりで又、小倉さまかなりの手ごたえで上げています。
ドサ~と上がったのは1.5kgあたりの立派なマダコです。



 船頭1kgあたりを1匹だけ釣り、後は全く乗らなかった。
小倉さまが小さいのを2匹追加し、潮が下げで走り出しタコ釣りにならず、タコを諦める。

 江井ヶ島まで戻り投げ釣りをするが、ほとんど釣れず十分昼寝付で納竿とする。

19年5月27日

2007-05-28 | 19年前半
 昨日はまたまたの強風で、船頭海賊ではありませんが、
パイレーツオブカリビアン ワールド・エンドを鑑賞する。
人気シリーズ第三作目だ。2作目は昨年だったので周期が早い。
前評判通り大変な人気で映画館の中がほぼ満席だ。
少し前から映画を見ているが、ここまで入った映画は初めてだ。
内容も予想通り、思った以上に面白く、スピード感もあり、金返せの
映画と大違い。
十二分に楽しませてもらい、満足、満足、大満足の映画だった。
 
 
 今日は先週、大荒れでタコ釣りができなかった、小倉さまとタコ釣りに
出る。ポイントは先週とおなじ場所に設定しGPSを頼りに港を出ていますと
右前方に敏郎丸が走っています。
ほぼ並行してポイントに向かっていましたが、ポイントに近づくと
敏郎丸と離れて行く方向です。黒ボンが見え始め先週のポイントあたりは
2~3隻しか見えず、敏郎丸が目指している方向には多数の船が見えます。
小倉さまにあっちの方が船が多いで~。あっちにいくか?
そやな~で、右に大きく舵を切り、進路変更だ。
 
 通称黒ボン、正式名はカンタマの瀬です。キンタマと違いまっせ。
プロの漁師たちもたくさん出ています。あまり邪魔にならない程の距離を
十分取り、チェーン投入。

 上げ潮で西に程よく流れ、風も邪魔にならない程度に吹いている。
タコ釣りとすれば上等である。

 各自4本づつテンヤを投入。50号の糸がいい状態で張り、船が流れている。
テンヤが底をすりながら糸が張ったり緩んだりしている。

 流し出してから10分ぐらいだったか、船頭の仕掛けの糸がピ~ンと張った。
ほぼ反射的に道糸をグィ~~と手繰り寄せ大合わせをする。
確かな手応えだ。重くなったり軽くなったり、まさしく大タコだ。
逃げるんじゃね~ど、お願げ~しますだ。
指の痛みを感じながら、慎重に上げ船内にどさ~~と上がった。
やった~やった~ヤッタ~マン。1.5kgぐらいの良型です。

 2匹目も船頭にあたりやや小ぶりの800gあたりをゲットし余裕の船頭です。
焦る小倉さま、幸ちゃん祝いの一杯いくかで、朝からビール攻撃です。

 まだ坊主の小倉さまです。

 
 8時ぐらいだったか、潮が変わり東に流れ出した。
サ~チャンスだと思い一生懸命テンヤを投げますが、タコさんやる気が
おません。諦めかけたころ、本日仕事をしていなかった小倉さまが、真剣な顔で
道糸を手繰り寄せています。
重たそうです。又どさ~と大きなワカメと石付きで大タコが上がり、小倉さま
やれやれです。

 その後潮が益々速くなりタコ釣りは出来なくなり、保険の青虫で、ベラ、キス
狙いで、少し磯のあるポイントを流す。
とても釣れそうでない潮でしたが、ベラさんキスさん活発で小さいながら
30匹ほどゲットする。