花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

20年5月17日

2008-05-18 | 20年前半
 今日は初参加で、会社の長身K・Tさん、朝弱先生で出港です。
もう日の出から1時間以上が立ち、おてんとうさまがかなり上にあがっています。

 港を出ますと、昆布の養殖、タコつぼや立て網のブイが一杯浮いており
ブイを縫うようにポイントに向かう。

 江井ケ島をこえ西八木のマイポイントあたりにも無数のブイが浮いている。
仕立て船、乗合船がブイの間を流しながらメバル、ガシラを狙っている。
 
 魚タンで磯を探し磯アンカーを投入し船を固定します。
うまく磯の上に船が止まり、いざ戦闘開始です。

 開始直後、朝弱先生何かを釣ったらしい。
なんでっか~~
ちょっと大きいけど、なんや~磯ベラですがな。
まあ仕方がない。いけすの蓋を開け投入。

 ちょっと焦り気味の長身KTさん。
来てる、重たい、ちょっとした抵抗で上がってきたのは
残念~~~ん大きな鬼ヒトデですから~~。
坊主やったら会社でどない言われるか
わからへん益々焦り気味のKTさんでしたが
今度は竿先にかなりの当たりがあり、神のご加護か小さかったが
クジメ、ガシラのダブルで見事、坊主から解放されました。

 
 先生負けじとキスの連発です。

2匹目はとても良く肥えたメタボキスだ。


 ガシラ、青ベラなどがボチボチ上がっていたが、潮が下げに変わり
走りだし、今日の先生の名前を付けたウエダ~~ポイントに移動するために
先生アンカーを上げています。
 
 アンカーが見えだしたとき手が止まってしまった。
なんや~、何が起こったんか船頭、舵を握っていますので船の前で起こって
いることがわからない。
ハサミ持ってきて~~~~
何のこっちゃ~
はさみ片手に船の前に行きますと、先生右腕の関節内側の静脈あたりから
血が噴き出ています。
釣り針が奥深く刺さっていますがな。
何んぼ釣るものがない言うても、日焼けしたトドを釣らなくても
ええと思うんやけど~~~???。
そんなことを言っている暇はありません。

 救急車を呼ぶわけもいかず、船頭もったいないが芋焼酎を準備し
オペ開始です。
抜くとき皮膚に少しでもダメージを与えないために、釣り針にくくっている
ハリスをきれいに切断し釣り針だけにして準備OK.

 後は痛いが、刺さっている釣針の先を皮膚からプチィ~~と出し、いくで~~
気合いもろとも一気に抜きとり、大事な芋焼酎で消毒です。
事なきを得て、ウエダ~~ポイントに移動する。

 天気も良く日焼けサロンKOUICHI丸になり、ビール片手に日光浴を楽しむ。
アルコールも少々まわり、ビッグな昼寝付の釣りになる。


 寝ている間にアルコールを飲まないKTさんはガシラなど5匹ほど追加
し、いつの間にかイケスが賑わっていました。
合計20匹ほどの釣果になり夕食のおかずが出来た。



その後船頭の家に帰り、久しぶりにお魚の料理をする。
本日のメニューはクジメの煮付け、ガシラ、カレイ、磯ベらの素揚げ、
青べらの塩焼き、キスの天ぷらで又ビールが美味しく頂けました。
大変お疲れでした。


 

 



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1 コメント

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良かった良かった (門真の弟子)
2008-05-24 09:29:25
誠っちゃんのことなので力任せに引き上げて、アンカーが腕に刺さったのかと思いました。


ところで、GWの日記はありませんが出漁しなかったのかな?
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