タロー 「あ、ほらー。ちっちゃいお月さまだ!」
私 「ほんとだ。細い三日月だね。
爪みたいな形だよね。」
タロー 「うん。…おーい、ちゃんと
タローたちについておいでよー!」
ヒメ 「あのね、ああ見えてもお月さまって、
いつも丸いんだよ。」
私 「えっ、ヒメ、よくそんなこと知ってるね。」
ヒメ 「うん、すごく遠いからね、
全部は見えないときもあるんだよ。」
私 「そっか、すごく遠いもんね、なるほどね。」
タロー 「ねぇ、ヒメちゃん、サンタさんって、
あそこに住んでるんだよね。」
ヒメ 「そうだよ。夜はお月さまにいて、
昼間は雲の上にいるんだよ。
そうしないと世界じゅうの子供が見えないから。」
タロー 「今何してるかな?プレゼント買ってるのかな。」
ヒメ 「そうだよ。買ったり、おもちゃ屋さんから
もらったりして、みんなの分を準備してるんだよ。」
タロー 「そうだよね。大変だね。」
ヒメ 「でもね、大丈夫なんだよ。
ああ見えてお月さまってすごく大きいから、
ちゃんとおもちゃ置いておけるんだよ。
ええっとね、きっとこのアパートくらいは大きいと思う。」
タロー 「ええーーっっ!? でけーーーっ!!」
現実とメルヘンがいい感じにブレンドされて、
今はこんな感じで納得しているようです。
ちなみに「ああ見えて~」は私の口癖…。
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