らくがき帖

ノンジャンル心象風景

ハロウィンて

2005年10月31日 | 感想
最近日本でもイベント化している。
オレンジのかぼちゃを飾ったり。
子供にお菓子をあげたり。
近所のスーパーでは、
店長が胸にジャックオランタンのバッジをつけ、
子供がそのバッジ(をした店長)を見つけて
「トリックオアトリート!」と叫ぶと
お菓子をもらえる、というイベントをやっていた。
なかなかの盛り上がりぶりではないか。

しかし。
興味がないから調べないせいでもあるが、
このハロウィン、
何に由来していて何をして過ごすのが
本来のあり方なのか、まったく分からない。
そんなうんちくを語ってくれる人や
書かれたものも見かけない。
仮装するのがこっぱずかしい日本では、
やはりかぼちゃを飾ってお菓子を食べるくらいが
関の山のような気がするが…。
そのうち気が向いたら調べてみよう。


ところで!!
今さら過ぎて話題にするのはかなり恥ずかしく、
また呆れ返る人も多いと思うが、
きょう、初めて、「マトリックス」の
レンタルDVDを見ましたーーーっ!!

おもしろい!
うん。
おもしろかったです。
でも非常~に意外でした。
よくもここまでマニアックな話が
世間に受け入れられてヒットしたものですな~。
シリーズが進むにつれて
どんどん話が難しくなると聞いてはいたけど、
第1作目も十分マニアックでした。
ちょっとエヴァンゲリオンとかと雰囲気が似てるかな?

話だけだったら極々一部の人
(例えば秋葉系とか、うちの弟とか)
が喜んで食いつくものの、
一般受けは決してしないと思うのだけど、
そこがそれ、あの特撮映像の力ですよ!
やはりあれは見ていてとても楽しかったです。

しかしね、赤い薬は飲みたくねーなっ!
私は絶対に目覚めたくないです!
あんな望み薄な戦いに巻き込まないでくれ!と言いたい。
いや、決してお役に立てるような人材ではないので
間違ってもお声はかからないと思うけどさ。
いいよ、虚構でも何でも。
この世界で家族や友達とぬくぬく生きられれば
私は満足です。
お願い放っといて~!

あと、キアヌは救世主にしては
顔も体も繊細過ぎじゃないでしょうか。
でも、そこがファンにはたまらないのでしょうなぁ。
私も、おかげでトリニティとのキスシーンが美しいので
カンフーアクションがどうのとか、
言わないことにします★

何にしても、ここまで趣味を通して
映画を作った製作者の方、あっぱれ!
そのうち続編も見るよん♪

何度も繰り返してしまう失敗

2005年10月31日 | 生活
たまねぎのみじん切りをすると、
どうかしているのではないかと思うくらい
鼻が痛くなって、涙がたくさん出る。

切り終えたときには涙と鼻水で
顔が非常に気持ち悪いので即刻鼻をかむのだが、
このときあまりに急いでいて
手を洗うのを忘れてしまうため、
たまねぎの汁がたくさんついた手を
顔へくっつけることになり、
その倍増された刺激でさらに
鼻水も涙も噴き出してくる。

「またやっちゃってるよ~(T_T)
バカだね!あたしは!!チーン(←鼻をかむ音)」

と何度言ったことか…。

転勤族

2005年10月27日 | 生活
ここ仙台市は、転勤族の町。
と言っても過言ではないと思う。
私たちが住んでいる場所は地下鉄の終点で、
市街まで電車で20分、車だと30~40分というところだけれど、
幼稚園でのヒメのクラス23人のうち15人は転勤族の子だ。
人伝に聞いた話では、
この辺りの小学校では毎学期末、
転入100人、転出80人、という単位で
子供たちの入れ替わりがあり、
体操着などは揃え切るのが難しいので
皆前の学校で使用した
色とりどりの体操服で過ごしているらしい。

こんな土地柄だから、
幼稚園で転入、転出の子が多いのにも
慣れっこになっていたが、
今回のはかなりショックだった。

ヒメが年少のときからのクラスメイト、Kくん。
あと半年で卒園というこの時期になって、
お父さんが埼玉へ転勤になってしまった。
6歳とは言っても、
2年半の間慣れ親しんだ幼稚園や友達への愛着は
並一通りではないのだろう。
転園を嫌がって、この1ヶ月、
必死の抵抗を続けていた。

お母さんの話では、
引越しや転園の話は一切聞こうとしなかったらしい。
幼稚園でお別れ会を開いても、
「お別れ会なんてやってほしくない」
と言って隅の方で下を向いていた。
手首につけたミサンガを見せながら、
「このミサンガに願いを込めてる。
引っ越しませんようにって」
と教えてくれたときは言葉を失ってしまった。
こんなにも一生懸命な思いに、どう答えてやればいいのだろう。

お母さんもまた然りだ。
いつもいつも元気で明るい人なのに、
転勤が決まったと教えてくれた日も、
先生にあいさつに来たときも、
お別れ会の日も、そしてきょうも。
最近はずっと大きな目に涙をいっぱい溜めている。
かわいらしくて、かっこよくて、ユーモアがあって。
彼女がいなくなったらこの先、
エアロビもハンドメイドも
どんなに寂しいものに感じられるだろう。

どんな事情があろうと
会社に言われれば転勤しなければならないのは分かる。
子供もまだ小さいから
家族全員でお父さんについていくのも分かる。
新しい出会いをもたらしてくれてるのも分かってる。
でも。
こんな別れに耐えていかなければならないなんて。
無防備に絆を結んだ者にはあまりにも酷だ。

Kくんたちの引越しは明後日。
餞別代わりにお菓子でも持って
見送りに行こうと思う。
そして
きっとまた会おうと約束しなければ。



オレンジの

2005年10月25日 | 生活
チョウが、ガザニアの蜜を吸いに来た。
なんていうチョウだろう。
小さくて、かわいかった~

ガザニアはピンクやオレンジも咲いているのに、
ちゃんとこの黄色にとまるあたり、
わかってるじゃないすか!

あ、秋口に株元に除虫剤を撒いたんだった。
大丈夫だったかな?

豊作

2005年10月23日 | 生活
近所のスーパーで、柿が1コ35円で売っていた。
柿って、毎年こんなに安いっけ?
そう言えば今年は、ご近所の庭で
柿が鈴なりに実っているのをよく見かける。
去年まで柿があることにも気づかなかったお宅でも、
枝の先までびっしり。

柿に限らず、今年はわりと何でも
豊作の年なんじゃないだろうか。
みかんもすでに甘いものが廉価で出回っているし、
野菜の値段も夏からずっと安定して安い。

さらに魚介類も、全般に大漁なのではと思う。
今年のさんまは脂が乗って大きく、
しかもかなりの漁獲高だと
夏の終わりから聞いていてその通りだったし、
牡蠣ももう生食用が毎日手を出しやすい値段で
並んでいる。

独身時代にはまったく気にしていなかったことだが、
家族の食事と家計を預かる身になって、
食べ物の値段は非常に身近で切実な問題になった。
そして、その日の食事をその日の仕事で得ていた時代、
物々交換の時代にも思いを馳せる。

食べ物が安定して手に入りやすいこんな年、
人々はどんなに喜びに満ち足り、
日々の恵みに感謝したことだろう。
逆に不作で食べ物が手に入らない年は、
お腹をすかせた子供を前に
どれだけの母親たちが胸を痛めたことだろう。

来る年も来る年も、豊作でありますように。
家族の皆が飢えとは無縁でありますように。
秋祭りって、そんな気持ちだったに違いない。

忘れずにいたい。
私たちの先祖がずっと抱いてきた、祈るような思い。

最後の砦

2005年10月20日 | 生活
幼いときの私ほど、
食べ物の好き嫌いが激しい人間を
私はほかに知らない。

魚介類全般、野菜の大半、
しょうゆや味噌の味付けすべて、
チーズ、ヨーグルト、納豆などの発酵食品すべて、
辛いもの、すっぱいもの、しょっぱいもの、
もちやうどんのように粘るもの、
山菜やみょうがなど香のもの…
すべて大嫌いで口にしなかった。

「じゃあ何が好きだったの?」
ってそりゃあーた、
「甘いもの!!!」
ですよ!!
菓子類、ケーキ類、アイスクリーム類、
料理だったら
スパゲティミートソース、
オムレツ、ハンバーグ
以上!

長じるにしたがって食べられるものはふえてきたが、
大人になってもまだまだ好き嫌いの多かった私が
「少しずつでも、好き嫌いをなくす!」
と固い決意をしたのは29歳のときだった。

ヒメが生まれて、
学生時代の友人数人が
お祝いがてら家に遊びに来てくれたのだが、
おやつのケーキを出したとき、
その中の1人が猛烈な勢いで
私の愛するモンブランをけなし始めたのだ。
まず形が信じられないだの、
栗はそのまま食べたほうがうまいだの、
好きなやつの気が知れないだの…
私がモンブランを食べているその横で!
私の至福の時を台無しにしていることに気づきもせず!

このときまで私は、
食べ物の好き嫌いを言うという行為が
これほどまでに醜いとは全く気づいていなかった。
そして今までさんざん、
いろいろな食べ物を嫌ってきた自分を
鞭打ちたいような気持ちに襲われ、
私の好き嫌いを聞かされて気分を害した友人の一人一人に
平身低頭して謝りたいと心から思った。

あれから8年、
私は人前で「それは嫌い」と言わないことを目標に、
数々の苦手な食べ物に取り組んできた。
納豆、キムチ、ところてん、
お好み焼き&たこ焼き、うどん、
うに、いくら、牡蠣、みょうが、らっきょう……
今ではむしろ大好きになったものも多い。

赤飯や漬物はまだ苦手だが、
食卓に並んでいれば口にすることはできる。
私が克服すべき最後の砦、それは

梅干

である!!

強力な相手だ。
何しろすっぱいとしょっぱいのダブル攻撃で、
その両方の味がとてつもなく濃い。
口に入れた瞬間、悶絶するような顔になってしまう。
一噛み、一噛みが苦しみ以外の何物でもない。

しかし私は、2週間ほど前から
この恐るべき敵と本格的に戦い始めた。
まず定番のおむすびにしてみたが、
これは話にならない。苦痛の一言。

みりんと和えて
きゅうりの梅肉漬けにしてみると、
これは悪くない。
みりんの甘さで梅干のすっぱさがいいアクセントに♪

慣れてきたところでお茶漬け。
お。しょっぱいけどなかなかいけるじゃないすか!

そんな私に天からの素敵なプレゼントが!
なんと、紀州産の梅干大パックが
近所のスーパーで298円!しかも塩分10%!!

食べられました。
食べられましたよ!苦痛の顔をせず!
塩分10%の紀州産なら!梅干クリアです。
やった、やったよ~~(>_<)

わかっています。
世間に出回っているふつうの梅干は
塩分13%ぐらいだってこと。
「すっぱくて、おいしい~」という域には至っていないこと。

努力します。
努力してみせますとも!
目指せ酒井美紀。何でもニコニコして食べる女!
何であれ食べられるってことは、
それだけで幸せなことだもんね(^_^)v

玉鉄

2005年10月20日 | 感想
最近ものすごい露出度だ。
でも、かっこいいから許す。

まぶしい顔がかっこいい人が好きみたいだ。
そして髪が真っ黒でストイックな印象の人。

恭兵さん、岡田くん、(サッカーの)宮本さん

彼もここへ加えてあげよう。


あと、ここには全然当てはまらないけど
実は4年前から前田公輝くん(中2)
の大ファンだ!
守備範囲広すぎなのだ!!

何の話だ、きょうは…


タロー爆進

2005年10月17日 | 子供
その3

薬局の待合室の子供コーナーにて。
ちょうど同じくらいの年頃の女の子と仲良く5、6分遊んだ。

私 「あの子と仲良く遊べたの?」

タロー 「ウン

私 「ずいぶんかわいい子だったねぇ。よかったね。」

タロー 「うん!決めた!!タローあの子と結婚する!」

私 「……タロー、幼稚園のRちゃんじゃなかったの?」

タロー「…!…そうだ…Rちゃん……(以後懊悩)」


その4

幼稚園にて。
園庭いるタローに、Rちゃんが教室から大きな声で
「タローくーーーん!!」
と手を振りながら声をかけてくれた。

私 「きょうRちゃん、手を振りながら
『タローくーん』って言ってくれたね。」

タロー 「ウンRちゃんはタローのことが大好きだからなーっ。
ねぇママ、タローがさ、
DちゃんとかKちゃんとかほかの子のことを好きにならないで、
Rちゃんのことだけを好きだったらよかったよね。
そうすればRちゃんと結婚できるもんね。」

私 「そうだよ、タロー! よく気がついたね!! そうしなよ!!!」

タロー 「あ~、でも無理だな~っ!
Dちゃんとか、ほかの子とか、女の子はみーんな大好きだもん。
タローは結婚できないなー。
でも結婚もしてみたいし…。
でもRちゃんだけにはできないしなー……(以後懊悩)」

オット 「コイツ…刺されるな…」

大丈夫。タローはそこまでいい男じゃないよ!
刺される前に軽蔑されるよ、きっと…!
(↑いいのかそれで……

この姉にして…

2005年10月14日 | 子供
その1

タロー 「ママあのさ、たんぽぽ組の女の子の中で
タローが1番好きなのはだれだか分かる?」

私 「分かるよ。Rちゃんでしょ!」

タロー 「ぶっぶー。」

私 「あれ? じゃあDちゃん…?」

タロー 「ぶっぶー。答え教えてあげようか?
Rちゃんと、Dちゃんと、Kちゃんと、Oちゃんでした!」

タロー、それ…たんぽぽ組の女の子全員だから!



その2

タロー 「ママあのさ、タローは幼稚園の先生の中でだれが1番好きか分かる?」

私 「それはやっぱりたんぽぽ組のE先生じゃないの?」

タロー 「ぶっぶー。はずれでした!」

私 「えーっ、どうして?」

タロー 「だってさ、E先生はもういつも一緒にいすぎて
『タローくぅん、おはよう』とか言ってくれないから」

私 「…そうなんだ(-_-;)
じゃあほかの先生は言ってくれるの?」

タロー 「そうだよ。答え教えてあげようか?
1番がK先生で、2番がR先生で、3番がA先生!」

タロー、それ…E先生以外の全員だから!
それに…何気に若い順だから!!



SHOCK!!

2005年10月14日 | 子供
ヒメ&タローの幼稚園で保護者面談があった。
先生と保護者が、
園や家庭での子供の日ごろの様子を互いに話し、
悩みなどがあれば相談するというものだ。

2人とも概ね順調な園生活を送っているようで安心したが、
一つ、かなりショッキングな話題があった。
ヒメの担任のR先生と話していて、
差し当たりヒメには大きな問題はなさそうだということで
話題も軽い雑談調になってきたときのこと。

R先生 「ヒメちゃんは最近Yくんととっても仲がいいですよね」

私 「あ、はい。この間もサッカーに誘ってくれて、
同じチームでいろいろと教えてくれたと話していました」

R先生 「いや遊びもそうですけど、
なんかもうラブラブ~~って感じで」

私 「えっ、そうなんですか、ラブラブ…!?」

R先生 「はい、ヒメちゃんがYくんの肩に頭を乗せて、
『ヒメは~、とっても甘えたい気持ちなの~
とか言ってますよ。
Yくんが照れながら
『やめろよぉ。甘えたいならタローくんに甘えればいいだろ』
って言ったら
『だってぇタローは弟だもーん。ヒメはYくんに甘えたーい
って言いながらぎゅうって…。
Yくんも
『放せよ~』
とかいいつつほっぺが赤くなってて、
なんか私ここにいていいのかなーっていう雰囲気でした」

私 「そ、そうなんですか……(絶句)」


ああああああーーーーーーっ!
書いていてこっちが恥ずかしい!
なんなんだそれは!
6歳児が公衆の面前ですることか!
じゃあ隠れてればいいのかとか、そういうことじゃなくて!
うちじゃメロドラマ風のテレビとか全然見ないのに、
一体どこでそんなやりとりを覚えるのか!
覚えたからって実行していいと思ってるのか!
お母さんは、
お母さんはあなたをそんな子に育てた覚えはありませーーーーんっ!!!

そりゃあYくんは年少組からずっと同じクラスで、
男気があって優しくていい子だと思うよ。
ヒメがお友達とけんかしたとき
Yくんがさりげな~く
ヒメの味方してくれてたのとかも知ってるよ。

だからって…
何もそんなに迫り倒すことないじゃん。
ほかの男の子のことも好きって言ってたじゃん。
もっと、健全なお付き合いしたっていいじゃーん!

そんな予感はしてたけど、
ヒメは小学生になったらまちがいなく
好きな男の子に告ってつきあったりするんだろうな…。
心配っつうか、ついてけないっつうか、うらやましいっつうか…
ともかく健全に。健全にね!ヒメちゃん!!