
昨日の買い物の主眼は、
某デパートで開催されている
「年内最後の呉服貸衣装処分市」。
中古品の着物や帯がやっすーく買えるチャンスなのだ。
が、そこでけったいな会話を聞いてしまった。
貸衣装処分ということで、
結婚式用のウェディングドレスや
お色直しの色ドレスも1万円前後から売っていたのだが、
その売り場で、水色のデコラティブなドレスを前にしての
母娘の会話である。
娘 「絶対これ。これがいい」
母 「本当にこんなもの着るの?」
娘 「着るよ。友達もドレス借りるって言ってたし、
○○ちゃんから去年の写真見せてもらったら
ドレスの人けっこういたんだから。」
母 「ドレスって言ったって、もうちょっと普通の…」
娘 「ちがうちがう! 本当にこういうやつなの!」
店員 「いらっしゃいませ。
何か着るご予定がおありなんですか?」
母 「ねぇ。卒業式のあとの謝恩会で
これを着るって言うのよ?どう思います?」
店員 「え、え~あの…高校の…ですか?」
母 「そうなんです。」
店員 「それはあの、仮装パーティーか何かで…?」
娘 「ちがーう!仮装じゃない。普通の謝恩会!」
店員 「卒業式用ですと、
袴を買っていかれる方が多いですけど…」
母 「ほら。」
娘 「袴か振袖かドレス。みんないろいろなの!」
店員 「では振袖はいかがですか。」
母 「私も言ったんだけど、振袖はイヤって言うのよ。」
娘 「ぜったいドレス!」
いまどきって、すごいことになってたんですね。
高校生が、あのドピラーっとしたドレスを着て
群れ集うとは、何ともまた豪勢な…。
ヒメが18歳になって、あんなの買うって言ったって
あたしゃやだよ。
大体どこに置いておくのか。
たためないし…。
あの母娘がどんな決断を下したのかは
見届けなかったけど、
私は1000円の紬名古屋帯と
300円の半幅帯をゲットしました。
どの着物に合わせようかな~♪