いやいやいや、秋ですよ!
すぃーーー、ちょん、すぃーーー、ちょん、すぃーーー、ちょん・・・
ああ、この鳴き声はまさしくすいっちょんだなと、
実感しながら冴えた月を眺める秋です。
庭は秋明菊満開、萩の花つきもよいようです。
谷には赤とんぼが集まり始めました。
さんまや鍋がおいしいですね!!
今年の夏は冴えなかったなぁ・・・天気が。
おかげで生来の引き篭もり気質が爆裂でした。
ポケモンとかペンシルパズルとかに次々はまり、
あまり家族以外と口をきかなかったです。
いくら昨年秋から今年の春にかけて疲れ果てたからと言って、
ちょっとのんき生活にも程があるって感じですね・・・
そろそろガーデニング資格の勉強ペースをあげたいところです。
で、きょうは、仙台フィルハーモニー管弦楽団の
定期公演公開リハーサルに行ってきました~~~
しかも今、個人的に
『せっかく持っているんだから
集めるばかりではなく積極的に着ようキャンペーン』
を開催中なので、着物でおでかけです
しかし公開リハーサルなんて初めてなので、
どんなテンションで聴きに行くものなのか分からない。
ホールでクラシックを聴くのだから少しは折り目を正すのか、
無料のリハーサルに気合を入れるのは恥ずかしいものなのか…。
結局、着物っていうだけでハタから見たら
十分気合入って見えるだろうということで、
1000円の夏銘仙に1000円の紬帯という、
ユニクロも真っ青のお気楽コーデで行きました。
仙台フィルの演奏は今までにも何回か
聴いたことはあったんです。
生協の文化会(月々1500円ほどの積み立てで
年に3~4回芸術鑑賞をする会)とか、
バレエの伴奏とか。
でも、今までのそういうのは
全然本気じゃなかったんだな、と思いました。
何せ布陣が違いましたよ。
文化会の青島幸雄のイベントのときなんか、
管楽器が一つの楽器につき1人ずつしかいなくて、
あれ…オーケストラってこんな寂しい感じだったっけ…?
と思ってましたもん。
今日は違います。
バイオリンだけで30人近くいたし、
管も一楽器3人ずつはいました。
そうだよねー! オーケストラってこうだよ!!
で、この充実した布陣にもかかわらず、
あくまでもリハなので、開場は小ホールです。
お客さんなんか1/3入ってるかどうかなので
すかすかのS席にふんぞり返って座れます。
咳払いやプログラムをめくる音もほとんど気になりません…
音響的に贅沢過ぎだってばよ!!!
本当に、こんなの初めてでした。
ppp(ピアニッシシモ)の部分は
“オーケストラで、この人数いて、こんなに小さい音が、
しかもまとまった澄んだ音が出せるんだ!”
と、かつてない感銘を受けましたし、
fff(フォルテッシシモ)に至っては、
まるで臍の下辺りを棍棒で殴られるような衝撃でした。
ちょっとした持病なんか治っちゃうな、
と感じるくらい、全身を音が通り抜けていきます。
演奏された曲目がまた!
ウォルトンのヴィオラ協奏曲だと思うのですが、
(リハでソリストが不参加なので
知らない曲ばかりでよく分からなかったんです)
クライマックスの盛り上がりはまさに、
総毛が逆立つほどの大迫力。
そして最後に、これでもか、これでもか、これでもかーっ!
とキメをたたみかけてくること、
まるで宝塚のレビューのごとし…。
ノックダウンです。
昇天です。
佐久間さんだったら号泣です。
これが無料だなんて・・・
至福とはこのこと!幸せな私に乾杯
さらにうれしいことに、
公開と言えどもリハーサルということで、
指揮者の指示で部分的に練習したりするのも見られるんですよ。
『のだめカンタービレ』で千秋がよくやっている、
「この部分はもっと音を短く切って、シャープに!」とか
「ここからのクレッシェンドを滑らかに、雄大に~」とか
あれです。
そんなの、普通見られないし、聴けないじゃないですか。
しかもその練習の数小節がいちいち雄大で美しいし。
ああやっぱり、至福
仙台フィル万歳
たった一つ、不満を言わせてもらうなら、
拍手を我慢しなくてはならないこと!
リハの邪魔にならないようにするためですかね、
だれも、まったく、拍手をしないんです。
でもでも、こっちはもう
「ブラボーッ、ブラボーーーッッ!!」とか言いながら
泣き叫びたいぐらい感動しているのに、
拍手もしないでそれを我慢するって
けっこうつらかったですよ。
まあでもそれにしたって、
演奏がすばらしいからこその贅沢な悩み。
こんな幸せな時間、そうそう過ごせるものじゃありません。
もう、公開リハーサルの虜になりそうです。
そして将来、もし老後に多少の蓄えがあったなら、
ぜひとも仙台フィルの定期公演会員になりたいと思いました。
あ、聴きに来ている皆さんの格好はいろいろでした。
ワンピースにジャケットとかで
ちょっとおしゃれにしている人もいれば、
ジーンズにシンプルなシャツの人もいたし。
でも私は、次回からはもう少しいい着物にしようと思います。
すぃーーー、ちょん、すぃーーー、ちょん、すぃーーー、ちょん・・・
ああ、この鳴き声はまさしくすいっちょんだなと、
実感しながら冴えた月を眺める秋です。
庭は秋明菊満開、萩の花つきもよいようです。
谷には赤とんぼが集まり始めました。
さんまや鍋がおいしいですね!!
今年の夏は冴えなかったなぁ・・・天気が。
おかげで生来の引き篭もり気質が爆裂でした。
ポケモンとかペンシルパズルとかに次々はまり、
あまり家族以外と口をきかなかったです。
いくら昨年秋から今年の春にかけて疲れ果てたからと言って、
ちょっとのんき生活にも程があるって感じですね・・・
そろそろガーデニング資格の勉強ペースをあげたいところです。
で、きょうは、仙台フィルハーモニー管弦楽団の
定期公演公開リハーサルに行ってきました~~~
しかも今、個人的に
『せっかく持っているんだから
集めるばかりではなく積極的に着ようキャンペーン』
を開催中なので、着物でおでかけです
しかし公開リハーサルなんて初めてなので、
どんなテンションで聴きに行くものなのか分からない。
ホールでクラシックを聴くのだから少しは折り目を正すのか、
無料のリハーサルに気合を入れるのは恥ずかしいものなのか…。
結局、着物っていうだけでハタから見たら
十分気合入って見えるだろうということで、
1000円の夏銘仙に1000円の紬帯という、
ユニクロも真っ青のお気楽コーデで行きました。
仙台フィルの演奏は今までにも何回か
聴いたことはあったんです。
生協の文化会(月々1500円ほどの積み立てで
年に3~4回芸術鑑賞をする会)とか、
バレエの伴奏とか。
でも、今までのそういうのは
全然本気じゃなかったんだな、と思いました。
何せ布陣が違いましたよ。
文化会の青島幸雄のイベントのときなんか、
管楽器が一つの楽器につき1人ずつしかいなくて、
あれ…オーケストラってこんな寂しい感じだったっけ…?
と思ってましたもん。
今日は違います。
バイオリンだけで30人近くいたし、
管も一楽器3人ずつはいました。
そうだよねー! オーケストラってこうだよ!!
で、この充実した布陣にもかかわらず、
あくまでもリハなので、開場は小ホールです。
お客さんなんか1/3入ってるかどうかなので
すかすかのS席にふんぞり返って座れます。
咳払いやプログラムをめくる音もほとんど気になりません…
音響的に贅沢過ぎだってばよ!!!
本当に、こんなの初めてでした。
ppp(ピアニッシシモ)の部分は
“オーケストラで、この人数いて、こんなに小さい音が、
しかもまとまった澄んだ音が出せるんだ!”
と、かつてない感銘を受けましたし、
fff(フォルテッシシモ)に至っては、
まるで臍の下辺りを棍棒で殴られるような衝撃でした。
ちょっとした持病なんか治っちゃうな、
と感じるくらい、全身を音が通り抜けていきます。
演奏された曲目がまた!
ウォルトンのヴィオラ協奏曲だと思うのですが、
(リハでソリストが不参加なので
知らない曲ばかりでよく分からなかったんです)
クライマックスの盛り上がりはまさに、
総毛が逆立つほどの大迫力。
そして最後に、これでもか、これでもか、これでもかーっ!
とキメをたたみかけてくること、
まるで宝塚のレビューのごとし…。
ノックダウンです。
昇天です。
佐久間さんだったら号泣です。
これが無料だなんて・・・
至福とはこのこと!幸せな私に乾杯
さらにうれしいことに、
公開と言えどもリハーサルということで、
指揮者の指示で部分的に練習したりするのも見られるんですよ。
『のだめカンタービレ』で千秋がよくやっている、
「この部分はもっと音を短く切って、シャープに!」とか
「ここからのクレッシェンドを滑らかに、雄大に~」とか
あれです。
そんなの、普通見られないし、聴けないじゃないですか。
しかもその練習の数小節がいちいち雄大で美しいし。
ああやっぱり、至福
仙台フィル万歳
たった一つ、不満を言わせてもらうなら、
拍手を我慢しなくてはならないこと!
リハの邪魔にならないようにするためですかね、
だれも、まったく、拍手をしないんです。
でもでも、こっちはもう
「ブラボーッ、ブラボーーーッッ!!」とか言いながら
泣き叫びたいぐらい感動しているのに、
拍手もしないでそれを我慢するって
けっこうつらかったですよ。
まあでもそれにしたって、
演奏がすばらしいからこその贅沢な悩み。
こんな幸せな時間、そうそう過ごせるものじゃありません。
もう、公開リハーサルの虜になりそうです。
そして将来、もし老後に多少の蓄えがあったなら、
ぜひとも仙台フィルの定期公演会員になりたいと思いました。
あ、聴きに来ている皆さんの格好はいろいろでした。
ワンピースにジャケットとかで
ちょっとおしゃれにしている人もいれば、
ジーンズにシンプルなシャツの人もいたし。
でも私は、次回からはもう少しいい着物にしようと思います。