寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

霧の町丹波町

2006-10-15 | Weblog
安倍ちゃんの総理就任早々少しずつ明らかになっているのが、安倍内閣は「小泉改革」の継承を意図していないということ。

むしろ、歴史的に見て、小泉くんの自民党史上空前絶後の例外政治を緩やかにもとの派閥均衡型に戻す役割なんだなということがわかる。

これが日本にとっていいことなのか悪いことなのかは正直まだ判断できない。

これから数年間の日本の状態が小泉型か従来型かどちらのスタイルを求めるかによって答えが変わってくる。

 それにしても、これで小泉くんのスタイルがチャラになっちゃったら、あの時代はいったいなんだったんだろうか?

小泉くんという特異なキャラをもってして極めて例外的に存在した幻のような時代ということになるね。

 個人的には小泉さんの路線をどんどん発展させて欲しかったけど、これは安倍ちゃんでなくてもだれにも無理だろう。

安倍ちゃんが思った以上に従来型の自民党政治家だと思えてきているのだけど、従来型に戻すにしても、その枠の中で彼自身の新しさをぜひ見つけて欲しい。

でないとがっかりするだけで終わってしまう。