男が人生を躓(つまず)く原因に昔から三つ挙げられる。
飲む 打つ 買う
云うまでもなく「飲む」は「酒の上での不祥事」
アルコールで疾病になることもそうだが、問題になるのは酔っ払っての愚行。
普段は紳士がひとたび酒が入ると人変わりしてハイド氏に豹変する者のなんと多いことか。
常日頃は品行方正な者がヤっちまうのは酒が一番多い。
深層心理にある不道徳な欲望をアルコールの力を借りて満たしてしまう。
「打つ」は博打(ばくち)
いくら稼いでる者でもギャンブルにハマると、アッという間に全財産をスッて借金。
こういう愚者たちは古今東西尽きぬもの。
そして「買う」
これは女性にゃ理解出来ない部分だが、男は一人の女で満足出来ないんだ。
人によっては女性の方から寄って来る男もいるが、妻子のいる場合女性の方が
愛人になる事に躊躇して敬遠する事が多い。
有名人なら尚更で、女性の方もそれ相応の覚悟が要る。
バレた時にとんでもねぇ大騒ぎになるからだ。
春の夜の 夢の如し
「この世の春」と謳歌した売れっ子芸人の驕れる蛮行のツケを払う時が
来たという事でしょうな。
過ぎ去ってみればまるで夢のように感じるものです。
この世の常として
驕れるもの久しからず
盛者必衰!