先週、テレビでやったらしい情熱大陸 菊野昌宏編。見逃し配信で見ました。テレビがないので週遅れのネット配信に頼るしかない。
カッコいいですよね〜、菊野さん。
一本1,800万円の…とかいうフレーズでビビりますが、製作を見てると値段を付ける方がおかしいとか、プライスレスぢゃんとか思っちゃいますわ。
もちろん、彼はプロなんだから、きちんと対価は要求すべきですけどね。
彼の一番の面白さは、和時計に感化されて、部品一個一個、微小なネジさえも工作機械を使って手作りするというところです。
NC使って作れば高精度な部品をいくつも作れるでしょうが、彼はそうしない。
昔(江戸時代とか)の職人に感化…オマージュがあるから。
で、テンプとか(ヒゲゼンマイとか)はどうしても自作出来ずに、時計メーカーなどから買ってくるわけですが、それを良しとしない人達も確かにいて、賛否両論だったりします。
でも、菊野さんの根っこが、昔の時計職人への憧憬だったとしても、現代の腕時計としては、昔レベルの精度では製品として受け入れられないのも事実なんだと思います。だとするとその部分はどうしても工業製品を頼らざるを得ない。…と言っても調整行為は必須で、それだけでも相当な労力を必要とするわけで、それも時計職人としての腕なのですが…。
NCまで自作して、精度の良い腕時計を作る独立時計師もいらっしゃいます。
が、わしはそれって工業製品なのでわ?と思ってしまいます。少なくとも職人の仕事ではないと。
菊野さんは、自分の限界も含めてユーザーに話をして、それで納得いただけなければ、お断りするといっております。
それはそれで潔いと思うのですがね。
それにしてもエンジニアである以上、後世に残る仕事がしたいよね〜。
カッコいいですよね〜、菊野さん。
一本1,800万円の…とかいうフレーズでビビりますが、製作を見てると値段を付ける方がおかしいとか、プライスレスぢゃんとか思っちゃいますわ。
もちろん、彼はプロなんだから、きちんと対価は要求すべきですけどね。
彼の一番の面白さは、和時計に感化されて、部品一個一個、微小なネジさえも工作機械を使って手作りするというところです。
NC使って作れば高精度な部品をいくつも作れるでしょうが、彼はそうしない。
昔(江戸時代とか)の職人に感化…オマージュがあるから。
で、テンプとか(ヒゲゼンマイとか)はどうしても自作出来ずに、時計メーカーなどから買ってくるわけですが、それを良しとしない人達も確かにいて、賛否両論だったりします。
でも、菊野さんの根っこが、昔の時計職人への憧憬だったとしても、現代の腕時計としては、昔レベルの精度では製品として受け入れられないのも事実なんだと思います。だとするとその部分はどうしても工業製品を頼らざるを得ない。…と言っても調整行為は必須で、それだけでも相当な労力を必要とするわけで、それも時計職人としての腕なのですが…。
NCまで自作して、精度の良い腕時計を作る独立時計師もいらっしゃいます。
が、わしはそれって工業製品なのでわ?と思ってしまいます。少なくとも職人の仕事ではないと。
菊野さんは、自分の限界も含めてユーザーに話をして、それで納得いただけなければ、お断りするといっております。
それはそれで潔いと思うのですがね。
それにしてもエンジニアである以上、後世に残る仕事がしたいよね〜。