今回"自分の時計"に無事加わりました「儀象堂オリジナル」。
というか、週末に下諏訪まで行って作ってきた時計です。製作時間5時間くらい。
こちらは出来合いのムーブにオリジナルで作った文字板を乗せてケースに嵌め込んで…という普通の時計作り体験とは違い、ムーブメントそのものを一から組み立てます。毎年実施されていたものですが、今年はコロナ禍でずっと中止になっていたもので、再開第一号となりました。その割に下手くそな生徒ですいませんでした。
手巻き付き自動巻
ムーブメントは、ORIENTのF6T22。日差が+25秒〜-15秒。パワリザが40時間の普及品です。オリエントだと3万円くらいのクラシックシリーズ(オリエントスターではない)とかに搭載されているものですね。
で、文字板の面白いのは、オリエントでは、テンワ全体を見せようと、ほぼ9時方向にスケルトン穴が開いているのですが、儀象堂オリジナルでは、もう少し下(8時方向)に穴があり、アンクルとガンギ車の動きがよく見えるようになっているところです。これはアンクルの嵌め込みにめちゃ苦労した私には嬉しい仕様です。
儀象堂…いまは、「しもすわ今昔館おいでや」と言います…さんは時の科学館なので時計の展示などもとても興味深く、博物だけではなく時計の機構も学べるようになっています。庭にある水運儀象台は必見です。
時計作り体験も今回のようなハードバージョンばかりではなく、もう少し簡単なコースも用意されていて、誰でも楽しめると思います。
近くには、下諏訪といえばサンキョーオルゴール!?の日本電産サンキョーさんのオルゴール記念館すわのねもあり、こっちもまた面白いんだなぁ。
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