arudyaのブログ

あるぢゃがブログを試したくて設定してみました。

凡庸な子供を執拗に連れ回すステージママのような。

2018-11-30 21:50:52 | 時計のこと
‪ 前回、高級時計に模したカジュアル時計…というか安モンの話をしましたが、こんなモンも見つけました。

いや、誤解されるといけないので言っておきますが、ワシはこの時計の存在そのものを否定しているのではないです。
世の中には星の数ほど時計はあるし、それぞれにそれなりの魅力があるとおもってます。
でも、それって時計が時計自身を分かっていてそれに伴う魅力を発信していて初めて成り立つ話であって、詐欺まがい(言い過ぎ)な商法の上に成り立つものでは決してあってはならないと思うのですよ。

全て、売らんかなという助平心満載な人間の性が悪いんや!とも思うのですが、
こんなテカテカな時計、文字板もベゼルの質感も感じられん時計を高級時計と比べる発想がいやらしい。

そもそも、モチっと頑張ればツェッペリンとかのドイツ時計も自分の時計手に入るぢゃん。



https://www.goodspress.jp/pr/160356/ @GoodsPressより‬

高級時計とカジュアル時計

2018-11-21 21:15:54 | 時計のこと
と、言ってもどっちが良いの?というお話ではなく、「高級時計が、ん万円!」的な広告について、ちょっとうんざりという話をします。

最近よく見かける、数百万円の高級時計を引き合いに出して、高級時計の購入を悩まなくても、数万円で似たものが買えますよ的な広告やら、ハイソブランドを敢えて引き合いに出しながら結局接点もない数万円の時計を宣伝する広告やら、高級時計(のようなもの)がオリジナルデザインで数万円で買えます的な広告。
とっても気持ちが悪いです。

いくらデザインを真似てみたからって、数百万円の時計と数万円の高級時計のふりした時計では、まるっきり質感が違うのは、一目瞭然だし。
詐欺行為に近い気がするし、
何故、高級時計のふりをする必要があるのでしょ?

数万円のカジュアル時計で、良いぢゃないですか。どうせろくにメンテもできないような時計なんでしょうに(暴言)。

そう言った半分インチキ宣伝が、時計自体への虚無感を増長しているってことに気づかないのが不思議ですわ。



セイコーデザインさんのコラムvol.9

2018-11-14 19:42:47 | 時計のこと
mixiの腕時計コミュにも書かせていただきましたが、
セイコーデザインさんのコラムが更新されておりました。

https://www.seiko-design.com/index.html

いつもピントの少しずれた感が楽しい…狙ってやってるなら天才かと…コラムですが、今回のキーワードはなんと「モテ」。
女性の方々にアンケートをとったというが、その(バカらしい)本気度も大したものですが、この結果がまた、まぁ想像の範囲というか、書きたいことが先に有り気な感がバンバンな記事なので、笑っちゃうので、
是非一読を。

そもそも、どこかの業界?の方々に目が向いているデザイナーさん方の記事ですので仕方ないとしても、時計のユーザーの多くがそれ以外の業界人であることに何故気づかないのでしょうね。

そりゃ、それっぽいブランドスーツをお召しの気障やろうがウレタンバンドのツナ缶をしていたら浮くに決まってるくらいなことは、ド素人でも分かるこっちゃねん。
でも、そんなバカいるわけない。そも真面目なビジネスマンなら、ドレスコードなんてのより、ワイシャツの袖に引っかかるほど邪魔なバンドなんかしない。実用的でないからな。

ビジネス向けならメタルバンドか革バンド…とかいう定型的な発想が既にデザイナーとしてどうよ?なんだが。

どでかい時計してたらおかしいとかも書いてあったけど、んぢゃフランクミュラーなんか絶対モテないぢゃん。でも、モテるでしょ?(あ、フランク三浦か?(笑笑))

結局、今セイコーさんがイチオシのプレサージュシリーズやアストロンとかの宣伝なのかなと思うのだけれど、この記事を見て、欲しくなる奴がどれだけいるのかは疑問だわ。

今の時計デザイン業界って、あまりにもネタ切れなのか、なんたらの伝説や伝統芸だったり、昔のデザインのパクリ…オマージュだったり、そんなのばかりですよね。ステレオタイプの"好み"だったり。
自分でトレンドを作ろうなんて気概のあるデザインなんて皆無に等しい。特にセイコーさん。デザイナーさんが怠けているとしか思えない。

その結果が、これらのコラムなんだと思う。
…あ、んぢゃいいんだ。面白いから。(*'ω'*)




SISTEM51が壊れてしまいました、

2018-11-10 21:22:03 | 時計のこと
前回、長く使い続いているわけでもないのにビンテージ風時計は嫌だなあと書いたのですが、
その対局?とでも言えるスウォッチのSISTEM51がどうやら壊れてしまったようです。
スウォッチですから、基本使い捨て感覚の時計なのでしょうが、とても残念で修理に出そうか諦めるか思案中です(たぶん修理に出しても新品買ったほうが安いか、アッセンブリ交換になるのは想像しうる線なのですが…そもそもプラケースは接着されていて分解できそうな気もしない)
メンテ不要という謳い文句ですが、逆を言うとメンテできないということにもなりますかね。

壊れ方は、ゼンマイ巻いてもすぐに止まっちゃうというもので、テンプが油切れか何かで動きが悪くなったか、ゼンマイが切れるか何か香箱側の異常で長時間動けなくなったかだと思います。

スウォッチなのでカジュアルだからあまり使う機会がなかったのが少し残念ですが、
性能的には十分満足するものでありました。パワリザも90時間、3日は動いている。精度もカタログスペックでは±5〜15秒くらいで、実質も週末とかつけている間に大きく狂ったことはありませんでした。

今ネットのカタログを見ると、発売当時と違ってビジネスユースでも使えそうなデザインのSISTEM51もある様子。買いたくもあり、また短期で壊れても困るしな…との不安もあります。(スウォッチ的に4年というのは短期なのかどうか難しいところですけれど)

それに比べると、セイコー5の丈夫なことよのう。価格もむしろ安価だし、もう少しだけお金を積めば、200m防水のダイバーズが買える。(*'ω'*)…デザインは…言わんどこ。


ビンテージ感バンバンの時計について

2018-11-10 20:56:32 | 時計のこと
昨今、比較的低価格な時計業界でもビンテージ感というものが一つのキーワードになっているのか、60年代とかを意識したデザインの腕時計を見かけることがよくあります。

これは著名時計メーカーだけではなく、某有名雑誌のコラボ企画とかでもよく見かけるので、一つのトレンドなのかとも思います。

具体的には、風防をドーム型にしたり、時字に古いフォントを使ったり、全体に日焼け感を出すためにベージュ(アンバーともいうかな?)な色合いを出したり…。

要は、昔風…というか経年変化がありました感を醸し出しているデザイン。

昔の時計をずっと使っていたらこうなりました。40年〜50年前の時計のヘタレ感が再現できていて、しかも中身は現代もんだから故障とかもしないしね…。って。
それってどうなんだろうかなぁと思ってしまうわけですよ。

アンティーク時計をレストアしてつけているならカッコいいと思うのですが。もしくは今の時計のデザインが気に食わなくて、昔風なデザインに走るならまだしも。

ビンテージ感を出すってのは、ただの手抜きにしか思えない。
本来、ずっと使い続けてきたから醸し出されるビンテージ感を加工で表現してどうすんのよ。とか思うのですよ。

ジーンズのビンテージとかウォッシュドもそうなんだけど、使い込んでもないのに…それってエセぢゃん!とか思わないのでしょうか?

「10年、20年使い続けて初めて出てくる色合いですから、どうか長くお使い頂けますようお願いします。弊社はそれまできちんとサポート致しますから」と言うならすごく共感を持てるのですが。

底の浅い使い捨て感覚をバンバン感じてしまうのは私だけなんですかね?
まぁ、数万円のファッション時計に愛着を持てと言う方がおかしいのかしら?