arudyaのブログ

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初めての腕時計

2004-05-25 13:00:03 | 時計のこと
初めてもらった?腕時計って覚えてますか?

僕の頃は、ちょうど機械式時計から電子式時計に移り変わろうとしている頃で、自動巻きがまだまだ幅を利かせていて、電池時計? なによそれ??という時代でした。

電池時計といったのは、まだクオーツが出ていない頃(だと思います)で、一応電池で駆動しているけれども、精度はでたらめ。という物が多かったのです。

で、その頃、シチズンが大規模?な企画を行って、それが少年漫画雑誌にも掲載されていました。

時計を小さなカプセルの中に入れて海に流し、拾った人にあげる代わりに、その際の動作状況とかをモニターしてくれ!!と
言うものでした。
「丈夫で正確!」を売りにしようとしたのでしょう。

その時計の名前は、「シチズン ハイソニックU」。
今調べると、ブローバという会社の音叉時計をライセンス生産していたみたいです。

音叉時計ですから、耳を近づけると「ツーーー」という高周波の音が聞こえて、それがなんとも未来から聞こえてくる音に聞こえました。

僕は、海のそばに住んでいたわけではありませんし、当然そんな高価な時計を買ってもらえるわけでもありませんでしたから、
最後まで自分の物にはなりませんでしたけれど・・・。

僕の最初の時計は、同じシチズンの電池時計で、
「ハイソニック」(Uなし・・音叉ではない通常の電池時計)でした。
「U」の存在で、僕の中のシチズン株は上がりっぱなしでしたからね。セイコーからも同様の時計が出ていたような気がしますが(ADVANぢゃなかったかな?違っていたらごめんなさい)、端から眼に入ってませんでした。

「U」ほどには、正確ではなかったですが、こいつもほっておいても動き続けるわけでして、
当時、そりゃ宝物でしたよ。(学校にはしていけなかった)

でも、異端だったんでしょうね。すぐにクオーツの時代が来ましたし。
あっという間に廃れてしまいました。
今では、なんとシチズンのHPにすら、掲載されていないんです。ぐすんぐすん。

・・・それにしても、海に流された腕時計。回収された方っているんでしょうか? 子供もいたんでしょうか??

拾った時の驚きを今も覚えていらっしゃいますでしょうか??






腕時計好きです。

2004-05-14 16:50:32 | 時計のこと
実は、といってもご存知の方も多いと思いますが、
腕時計好きです。

基本的には、機械式と呼ばれる自動巻やら手巻き・・・そう電気で動いていないのが好きなのですが、そうではないものも結構好きです。

最近?では、プレコミック?「ブンブン」の創刊号についていたゾロリ時計とか、小学1年生についていたドラえもん時計とか、付録目当てに買ってしまいました。

このカテゴリーでは、あるぢゃの時計趣味についてお知らせします。

大陸棚問題(3)

2004-05-13 15:50:38 | 海のこと
中国は、日本の南にある小さな島(というのもおこがましいくらい小さな島)・・沖ノ鳥島というんですが、こいつは、「島ではなくて岩である」と言い出しました。確かに岩のような島なのですが・・。

これも実は、大陸棚問題をにらんだ話なのです。

「島」であると、そこは領土になりますので、周辺海域に大陸棚が発生します。排他的(他の国に文句を言わせない)経済水域は最低でも200海里(約400km弱)。島の周りぐるっとですから、約1200平方キロメートル。例えばそこの海底に地下資源とかあったら、自由に出来るわけですよ。それが、「岩」なら、みんなパー!
公海という、みんなで使いましょうってものになってしまうのです。

大陸棚は資源の宝庫と言われています。
さすがに石油なんかは、日本近海にはあまりないようですが、希少な金属類がたくさんあるようです。石油で中東が潤ったように日本も資源立国になりえるほどの・・・。
(もちろん、あるっていうだけで、どうやって掘るのかとかどうやって精製するのかってのはまだ解決してませんが、とりあえず将来的にはとても有望だと言われています)

さあ、一攫千金を狙って、どの企業も参加だ参加だ!!

(おいおいちょっと待ってくれ)





大陸棚問題(2)

2004-05-13 15:38:25 | 海のこと
んぢゃ、なにがいけなかったんでしょうか?

大陸棚の定義は少し難しいんですが、要するに「大陸(陸地)の続きが海の中に入っているとこまで」ということで、つながっていることを言わないといけないらしいのです。

金太郎飴を思い浮かべてください。どこを切っても金太郎。こっちの端と向こうの端の金太郎状態がつながっているから、どこを切っても金太郎ですよね。大陸棚もそれが証明できればいいのです。

で、こっちの端と向こうの端を調べて、「ほら一緒でしょ。だからつながっていて、大陸棚!」って言ったらしい。

でもいんちき金太郎飴はこっちの端と向こうの端から少しだけが金太郎で真ん中は別の地層(いやいや別の銀太郎)かもしれないぢゃないですか。そうすると実際には金太郎がつながってないから、大陸棚とはいえません。

ちゃんと真ん中も金太郎である証拠を示しなさい。

そのためには、たくさん切って見ないと分からない。
ということで、取らなきゃいけないデータが山のように増えてしまったということです。

で、大騒ぎ。海は広いですから、今までどおりのやり方では間に合いません。
それに海の底を切る(つながりを探す)ためには、それなりの機材とそれなりの人員が必要となります。ただの船を集めても何も出来ません。

でもまあ、国家プロジェクトですから、使えそうな人と船を総動員!!

2009年までにたくさんの調査を開始することになりました。

大陸棚問題(1)

2004-05-13 15:27:12 | 海のこと
大陸棚問題って知ってますか?
日本は国土は狭いですから、周りが海ですので、海の上まで権利が及べば、とってもいいことが多いのです。

で、少し前、海洋法(海のことの色々を世界中の人が集まって決めている法律)が少し変わって、大陸棚と呼ばれている海の中の部分についての考え方が新しくなりました。

難しいことは何ですが、ここまで大陸棚だよ!とはっきりすれば、その中でのある種の権利がもらえるってんで、海を持っている国は、大喜び!!?

日本も「戦争もしないで、領土(?)が1.7倍にも広がる」なんておばかな政治家が国会で熱弁を振るったりして、大騒ぎなんです。

ただ、うまい話には落とし穴があるもので、2009年までに「ここまで大陸棚!」というのを国連に認めてもらわないといけない。

まずは、ロシアが国連に申請したんですね。「ここまで大陸棚やから、うちがもらうぜい!」と。彼らは、北極海を探査したんです。

結果は・・・・

NG。「あんたら、あまいんとちゃう?こんなデータやったら承認したらんわ」と国連に言われてしまった。
ロシアはびっくり! だって、それなりにきちんとデータを集めたつもりだったんですから。

でももっと驚いたのは、日本なの。
同じ程度のデータを集めて国連に出そうとしてたから。

「こりゃいかん」というんで、国家挙げてのプロジェクトになりました。