正月明けに京都在住の後輩で同僚で…友人が亡くなった。
前の会社が無くなる時に仕方なく袂を分かつ…辞めてもらった人間だ。
彼は彼で諸先輩や仲間と共に会社を興して、何とか軌道に乗りかけてた矢先のことだった。
残ったワシは他の連中と拾われた会社で、余剰人員扱いのまま、ぼんやり暮らしている。多分、拾われた際に同僚らの待遇改善(というか堅持)を散々主張し過ぎて叛逆者というレッテルが貼られたのだろう。それはそれで良いと思った。
頑張っている人間を応援するのは好きだ。
だが、どんなに頑張っても死んでしまえば全てがなくなってしまう。
みっともないことにそんな喪失感が春になってもずっと残っている。ちっともワシらしくない。
まるで失恋した青二才のように、気力が保てない日々が続いていて、秋まで続けていた"就活"も辞めてしまった。
今はクロージングのことばかり頭に浮かぶ。 寂しい爺さんであるよ。
今度、5月下旬にそいつを偲ぶ会というのが京都であるそうだ。
自腹は今のワシにはかなりキツイが、彼の会社の方に御礼したいし、そもそも恨まれても仕方ないので恨まれに…
行ってみようかと思う。
前の会社が無くなる時に仕方なく袂を分かつ…辞めてもらった人間だ。
彼は彼で諸先輩や仲間と共に会社を興して、何とか軌道に乗りかけてた矢先のことだった。
残ったワシは他の連中と拾われた会社で、余剰人員扱いのまま、ぼんやり暮らしている。多分、拾われた際に同僚らの待遇改善(というか堅持)を散々主張し過ぎて叛逆者というレッテルが貼られたのだろう。それはそれで良いと思った。
頑張っている人間を応援するのは好きだ。
だが、どんなに頑張っても死んでしまえば全てがなくなってしまう。
みっともないことにそんな喪失感が春になってもずっと残っている。ちっともワシらしくない。
まるで失恋した青二才のように、気力が保てない日々が続いていて、秋まで続けていた"就活"も辞めてしまった。
今はクロージングのことばかり頭に浮かぶ。 寂しい爺さんであるよ。
今度、5月下旬にそいつを偲ぶ会というのが京都であるそうだ。
自腹は今のワシにはかなりキツイが、彼の会社の方に御礼したいし、そもそも恨まれても仕方ないので恨まれに…
行ってみようかと思う。