男と女の感じ方・・・

＃　ちょっと誤解を招くようなタイトルをつけてみた．
.　.　意図は二つ．
.　.　スパム的コメントが付くかどうかを試したい，
.　.　注目を集めたい，の２点である．

主題がタイトルとは必ずしも一致しないことをあらかじめご容赦頂きたい．

さて，夕食後，ＴＶの音を聞きながら夕刊を読んでいた．
しっくりこない文章があった．
なぜか分からず，もう一度読んでみた．
やはり分からなかった．

ご立腹の様子は分かるのだが，
どうしてそんなにお怒りなのかが分からなかった．

2008年2月23日（土），日本経済新聞の夕刊．
日替わり（？）で何人かが順ぐりに書いているコラム．
今夜はプロの作家が「言い募る」と題して書いていた．

誰しも誰か／何かに対して腹を立てることはあるだろう．
その怒りが限度を超えると，諦めの念に変わることがある．
オヤヂも経験がないではない．

このコラムでは怒りの原因やそれに至る状況が書かれていない．
怒りの強さは表現されているが，「なぜ」が無い．
「なぜ」それほどの怒りが生じたかが書かれていないので，
共感のしようがない．

＃　理由や原因を求めるのは男の性癖かも知れないと
.　.　女房に感想を求めた．
.　.　これを読んで，何か感じたことを聞かせてほしい．

.　.　うまく要約できないが，女房の感想はおおむね次のとおりだった．
.　.　この文章は映像が浮かばない．
.　.　（文章の）最初と最後がつながっていないので，
.　.　中間部で想像を膨らませるしかない．

.　.　同じ文章を読んでも，感じ方はオヤヂとはかなり違うようだ．

.　.　オヤヂには，立腹・腹立ちの状況が分からない．
.　.　これを女房は映像にならないと言ったのだろうか．

状況説明を増やすと，人物の特定につながるとか，
字数ばかりが増えてしまうとか，それなりの思い・考えがあるのだろう．

が，かりにもプロの作家である．
共感を覚えるような何か（原因，なぜ，そこに至ったのか）を書いてほしいと思った．

・・・と書いていながら，
この文も何のことだか分かって頂けないように思う．
なので，今夕のコラム「プロムナード」全文をスキャンした．

＃　大きな文字（ファイルサイズ）にはできないので，
.　.　いったん保存してから拡大表示すれば読んで頂けるかもしれない．

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【追記： 2008-002-24】
・・・怒りの理由・原因が書かれていないわけではない．

「理由は、簡単に言えば、食べ物だった。」
「でも、詳しく言えば、違う。
　違うのだ、ということを伝えるために、怒った。
　怒っても怒ってもわかってくれないので、ものすごく怒ってしまった。」
「人はなぜ怒るのか。」
「それは、相手があまりにも『わからんちん』だからである。」

のように怒りの理由や原因が書かれてはいる．
が，オヤヂには分からない．
筆者と飲み会でもすれば，オヤヂはきっと相手を激怒させやがては沈黙させることになるんだろうなぁ・・・