北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

教えること,学ぶこと・・・ -2-

2008-03-01 11:14:35 | 雑感
さて・・・
いったい何が「さて」なのかというツッコミは無視して,
本日第2稿は教えること,学ぶこと,である.

4月より出向予定の会社ではシステム導入の真っ最中.
なのだが,当初計画は無きが如しの進展ぶりである(と見える).

思うように行かないのが世の常である.
来月から上司となる方は,出来るやつがいない,
人を替えるしかないなどととおっしゃる.
しかし,思うような人を取れないのも世の常である.
限りあるリソースを活用するのが目下の課題となる.

メンバとなる人たちにシステム導入の作業をして頂きながらも,
先輩としてはOJT,教育が必要と考える.

で,錆びついた頭をリフレッシュするため何冊か本を求めた.
その中でこれはと思ったものをご紹介する.

ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業 ?
「同 ?
(鶴保 征城・駒谷 正一,2006年10月,翔泳社)

SEのための図解の技術,文章の技術
(谷口 功,2007年12月,技術評論社)

ずっと受けたかった・・・」は,
高知工科大学での授業を書き起こしたもの.
授業なので対象は学生である.

従来の教科書的なアプローチではなく,
5,6人のチームを編成し彼らに課題を与え,
企業の情報システム部門,ソフトウェア会社などで行われている
システム開発を経験させる,小さい規模にせよ実戦さながらの演習中心の授業のようである.

昔取った杵柄(もしあれば)は既に陳腐化・老朽化している.
とはいえ,概念はほとんど分かっている(と思っている)ので読みやすい.
授業を書き起こしたものなので,語り口も平易だ.
忘れていたことを思い出すには最適で,
現役の頃は知らなかった手法などもプラスされるので有り難い.

この2冊については,メンバの人にも是非読んで頂きたい.

3冊目の「SEのための図解・・文章・・」も同様で,
類書を読んだことがない・学習したことがない方には記述が簡潔すぎやしないかと気にはなるが,
錆びた頭のリフレッシュには好適である.

これは,読んでほしいというより,業務の中で折にふれ伝えていけばよいと思っている.

教育・学習の時間を取るような余裕がなく,
日々の業務(遅延の取り戻し?)に追われている彼らには酷だとも思うが,
日頃の学習不足が今日の有様を招いているのだと自覚してもらい,
実務をこなしながら学習していってほしいと思う.

・・・などとエラそうなことを言うオヤヂ自身も遅延回復の一助とならなくてはいけない.
さぁて,少し始めるか・・・


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