今日(2019年1月22日)は Office 2019 の発売日。
Office 2016 とか 2019 のように後ろに西暦年が付く Office は買い取り/買い切り方式。
いったんライセンスを購入すればいつまでも使えるパッケージ版。
(2016 から 2019 のようにバージョンアップをするなら、別途購入が必要)
これに対し Office 365 は購読(サブスクリプション)方式。
月・年単位び使用料を払っていれば、同時に5台までのデバイス(パソコン、スマホなど)で使えます。
また、ウレシイことに常に最新バージョンを使うことができます。
現在の最新バージョンは 2019 ですが
(おそらく3年ごとのバージョンアップで)2022 が出ても、2022 が使えます。
この「常に最新バージョンが使える」というメリットが
サポートする側にはデメリットになってしまうように思います。
バージョン固定の Office 20xx なら、相手と同じバージョンを使ってサポートします。
異なるバージョンでは現象が再現しない(ことが多い)からです。
再現させることができれば、
不具合の原因がソフトのバグなのか、相手の操作ミスや勘違いなのかが推定できます。
発生しないようにすることも(たいていは)可能です・・・それがサポート。
が、Office 365 だと
相手のバージョン(細かくはビルド番号)を合わせることが難しくなるように思います。
# 以前、MSDN のフォーラムで Excel 2016 のサポートをしたとき悩まされました。
同じ 2016 を使っていながら、相手の現象を再現させることができなかったのです。
ビルド番号が違っていることが分かりました。
質問者が使っているビルド番号が古いことまでは分かったのですが
自分の Excel をそれに合わせる(古くする)ことができませんでした。
なので、相手に最新ビルドに更新してもらって解決したことがありました。
(Excel の特定ビルドにあったバグでした)
サポートする側はできるだけ相手と同じ環境を作りたいのですが、
ハードウェアはもとより、ソフトウェアの組み合わせは無限に近いので、
同一環境を作るのは(企業などで統一環境を作っている、仮想環境を使っているのでなければ)不可能。
なので、Office 365 はサポートする側にはやりにくい面があるのかな・・・と思った次第。
企業内のヘルプデスクとか、サポートを業としている会社ではどう考えているのでしょうね・・・
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ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
# ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
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現在の最新バージョンは 2019 ですが
(おそらく3年ごとのバージョンアップで)2022 が出ても、2022 が使えます。
この「常に最新バージョンが使える」というメリットが
サポートする側にはデメリットになってしまうように思います。
バージョン固定の Office 20xx なら、相手と同じバージョンを使ってサポートします。
異なるバージョンでは現象が再現しない(ことが多い)からです。
再現させることができれば、
不具合の原因がソフトのバグなのか、相手の操作ミスや勘違いなのかが推定できます。
発生しないようにすることも(たいていは)可能です・・・それがサポート。
が、Office 365 だと
相手のバージョン(細かくはビルド番号)を合わせることが難しくなるように思います。
# 以前、MSDN のフォーラムで Excel 2016 のサポートをしたとき悩まされました。
同じ 2016 を使っていながら、相手の現象を再現させることができなかったのです。
ビルド番号が違っていることが分かりました。
質問者が使っているビルド番号が古いことまでは分かったのですが
自分の Excel をそれに合わせる(古くする)ことができませんでした。
なので、相手に最新ビルドに更新してもらって解決したことがありました。
(Excel の特定ビルドにあったバグでした)
サポートする側はできるだけ相手と同じ環境を作りたいのですが、
ハードウェアはもとより、ソフトウェアの組み合わせは無限に近いので、
同一環境を作るのは(企業などで統一環境を作っている、仮想環境を使っているのでなければ)不可能。
なので、Office 365 はサポートする側にはやりにくい面があるのかな・・・と思った次第。
企業内のヘルプデスクとか、サポートを業としている会社ではどう考えているのでしょうね・・・
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