Windows 10 Technical Preview を昨年 10月から試用しています。
今は Windows 8.1 とのデュアルブート（実マシン）でひとつ。
もうひとつは仮想マシンとして・・・
＃ 一時的には（3か月ほどは）、Windows 7 からアップグレード・インストールして
実マシンで Windows 10 を試していました。（今は元の Win 7 に戻しています）
問題はこの仮想マシンで発生しました。
結論からいうと、仮想マシンの Windows 10 Build 10041 を 10049 にアップデートするのは危険です。
この事情をより詳しく言うと・・・
Windows 7 に Oracle VirtualBox を入れています。
この VirtualBox の仮想マシンとして Windows 10 をインストールしています。
ホストＯＳ：Windows 7、 ゲストＯＳ：Windows 10、というわけです。
さて、この仮想マシン・Windows 10 は
ビルド 9926 からアップデートして、ビルド 10041 になっています。
ビルド 10049 が公開され、Windows Update でアップデート可能になりました。
（"Fast" ring にしていると、Windows Update に現れます）
更新プログラムのチェック・・・
更新プログラム 10049 は利用できるが、容量不足・・・
12GB ほど空いているが、これでは不足らしい・・・
ノー天気なオヤヂはビルド 10049 にアップデートしようと思うのですが、
ディスクの空き容量が足りない・・・
VirtualBox の仮想マシンなので、容量を拡張します。
昔の記事を参照して 20GB をプラスしました。
（自分の過去記事は自分自身を助けてくれます・・・
情けは人のためならず？ Heaven helps those who help themselves）
【過去記事】
「VirtualBox：ストレージサイズ拡張 -1-」
「VirtualBox：ストレージサイズ拡張 -2- （ゲストＯＳが Windows の場合）」
VBoxManage を使って、50 GB を 70 GB に拡張しました。
ですが、VBoxManage で拡張しただけではダメで、
仮想マシンを起動して、そのＯＳに応じてパーティションを拡張する必要があります。
今回は Windows 10 なので、
ディスクの管理を使って「未使用」の 20BG（VBoxManage で拡張した 20GB）を Windows 10 パーティションに加えようと思いましたが・・・
パーティションの配置が単純ではなかったので、
いったん仮想マシン Windows 10 で「GParted」をＣＤからブートし、パーティションの配置を変えてから、
Windows 10 を起動しパーティションを拡張しました。
ここら辺は言葉で説明するのがムズカシイ・・・オヤヂの言語能力不足を感じます。
なので、画像を見ていただくことに・・・
① VBoxManage で拡張した直後のディスクの状態（Windows 10 のディスクの管理）・・・
上図のＡとＢを連続させるために、ＢをＡの直後に移動（450MB パーティションを末尾に移動）する必要があります。
なので、Windows 10 の仮想マシンで、GParted が入ったＣＤから起動しました。
② 起動順序を変えて、CD を先頭に・・・
③ GParted（Linux）起動画面・・・
④ GParted 本体の画面・・・
⑤ GParted でパーティションを移動します・・・
⑥ パーティションが移動できました・・・
⑦ Windows 10 を起動し、ディスクの管理を見ると・・・
⑧ Windows 10 で 50 GB を 70 GB に拡張・・・
で、仮想マシン／Windows 10 のディスク容量は 50GB から 70GB になりました。
これで容量不足なんて言われることはないでしょう・・・
・・・と思ったのですが、現実はキビシイ
おそらく Windows 10 ビルド 10049 のバグなのでしょう・・・
またもや 0.00 MB が不足しているという、意味が分からない（計算が正しいのか分からない）前と同じ画面になります。
何度トライしても同じ画面になるので、
ビルド 10041 を上書きインストール（再インストール）しました。
というわけで、仮想環境下の Windows 10 ビルド 10041 は Windows Update で 10049 にすることはできません。
これが、冒頭に書いた「仮想マシンの Windows 10 Build 10041 を 10049 にアップデートするのは危険です。」の意味です。
ただし、実環境（仮想マシンではない）Windows 10 ビルド 10041 では
Windows Update で ビルド10049 にアップデートできています。
＃ TechNet のフォーラムでは、
Windows 10 ビルド 10049 下では Hyper-V が正しく動作しない、との情報がありました。
これは２つの意味で、前述の話とは別ものです。
オヤヂの場合、Hyper-V ではなく、VirtualBox です。
また、ホストＯＳは Windows 10 はありません。
ホストＯＳは Windows 7 で、ゲストＯＳ（仮想マシン）が Windows 10 ・・・分かりにくいですが、これが違いです。
いずれにせよ、Windows 10 は Technical Preview の段階です。
正式版としてリリースされているものではありません。
なので、バグがあり、試用者が戸惑ったとしてもやむなしです。
それを覚悟で Preview 版を使っているはずです。
ま、いい経験をさせてもらいました・・・負け惜しみ？
【2015-04-07 追記】
仮想マシンであるかどうかが問題ではなく、
ディスク容量が不足している場合に発生する、ビルド 10049 のバグのようです。
ただし、解決策はあります。
10049 Installation Problem "Updates are available, but we temporarily need 0.00 MB-0.00 MB of space to download"
これによると次の２つが必要です。
１．少なくとも 10GB の空き容量を作る
２．コマンドプロンプト（管理者）で "usoclient startscan" を実行する
20 GB を増量して、空きは 37GB ほどになっている（１．はクリアしている）ので、
２．を実行してみようと思います。
・・・次回は「自分が自分であるために・・・」です・・・
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
今は Windows 8.1 とのデュアルブート（実マシン）でひとつ。
もうひとつは仮想マシンとして・・・
＃ 一時的には（3か月ほどは）、Windows 7 からアップグレード・インストールして
実マシンで Windows 10 を試していました。（今は元の Win 7 に戻しています）
問題はこの仮想マシンで発生しました。
結論からいうと、仮想マシンの Windows 10 Build 10041 を 10049 にアップデートするのは危険です。
この事情をより詳しく言うと・・・
Windows 7 に Oracle VirtualBox を入れています。
この VirtualBox の仮想マシンとして Windows 10 をインストールしています。
ホストＯＳ：Windows 7、 ゲストＯＳ：Windows 10、というわけです。
さて、この仮想マシン・Windows 10 は
ビルド 9926 からアップデートして、ビルド 10041 になっています。
ビルド 10049 が公開され、Windows Update でアップデート可能になりました。
（"Fast" ring にしていると、Windows Update に現れます）
更新プログラムのチェック・・・
更新プログラム 10049 は利用できるが、容量不足・・・
12GB ほど空いているが、これでは不足らしい・・・
ノー天気なオヤヂはビルド 10049 にアップデートしようと思うのですが、
ディスクの空き容量が足りない・・・
VirtualBox の仮想マシンなので、容量を拡張します。
昔の記事を参照して 20GB をプラスしました。
（自分の過去記事は自分自身を助けてくれます・・・
情けは人のためならず？ Heaven helps those who help themselves）
【過去記事】
「VirtualBox：ストレージサイズ拡張 -1-」
「VirtualBox：ストレージサイズ拡張 -2- （ゲストＯＳが Windows の場合）」
VBoxManage を使って、50 GB を 70 GB に拡張しました。
ですが、VBoxManage で拡張しただけではダメで、
仮想マシンを起動して、そのＯＳに応じてパーティションを拡張する必要があります。
今回は Windows 10 なので、
ディスクの管理を使って「未使用」の 20BG（VBoxManage で拡張した 20GB）を Windows 10 パーティションに加えようと思いましたが・・・
パーティションの配置が単純ではなかったので、
いったん仮想マシン Windows 10 で「GParted」をＣＤからブートし、パーティションの配置を変えてから、
Windows 10 を起動しパーティションを拡張しました。
ここら辺は言葉で説明するのがムズカシイ・・・オヤヂの言語能力不足を感じます。
なので、画像を見ていただくことに・・・
① VBoxManage で拡張した直後のディスクの状態（Windows 10 のディスクの管理）・・・
上図のＡとＢを連続させるために、ＢをＡの直後に移動（450MB パーティションを末尾に移動）する必要があります。
なので、Windows 10 の仮想マシンで、GParted が入ったＣＤから起動しました。
② 起動順序を変えて、CD を先頭に・・・
③ GParted（Linux）起動画面・・・
④ GParted 本体の画面・・・
⑤ GParted でパーティションを移動します・・・
⑥ パーティションが移動できました・・・
⑦ Windows 10 を起動し、ディスクの管理を見ると・・・
⑧ Windows 10 で 50 GB を 70 GB に拡張・・・
で、仮想マシン／Windows 10 のディスク容量は 50GB から 70GB になりました。
これで容量不足なんて言われることはないでしょう・・・
・・・と思ったのですが、現実はキビシイ
おそらく Windows 10 ビルド 10049 のバグなのでしょう・・・
またもや 0.00 MB が不足しているという、意味が分からない（計算が正しいのか分からない）前と同じ画面になります。
何度トライしても同じ画面になるので、
ビルド 10041 を上書きインストール（再インストール）しました。
というわけで、仮想環境下の Windows 10 ビルド 10041 は Windows Update で 10049 にすることはできません。
これが、冒頭に書いた「仮想マシンの Windows 10 Build 10041 を 10049 にアップデートするのは危険です。」の意味です。
ただし、実環境（仮想マシンではない）Windows 10 ビルド 10041 では
Windows Update で ビルド10049 にアップデートできています。
＃ TechNet のフォーラムでは、
Windows 10 ビルド 10049 下では Hyper-V が正しく動作しない、との情報がありました。
これは２つの意味で、前述の話とは別ものです。
オヤヂの場合、Hyper-V ではなく、VirtualBox です。
また、ホストＯＳは Windows 10 はありません。
ホストＯＳは Windows 7 で、ゲストＯＳ（仮想マシン）が Windows 10 ・・・分かりにくいですが、これが違いです。
いずれにせよ、Windows 10 は Technical Preview の段階です。
正式版としてリリースされているものではありません。
なので、バグがあり、試用者が戸惑ったとしてもやむなしです。
それを覚悟で Preview 版を使っているはずです。
ま、いい経験をさせてもらいました・・・負け惜しみ？
【2015-04-07 追記】
仮想マシンであるかどうかが問題ではなく、
ディスク容量が不足している場合に発生する、ビルド 10049 のバグのようです。
ただし、解決策はあります。
10049 Installation Problem "Updates are available, but we temporarily need 0.00 MB-0.00 MB of space to download"
これによると次の２つが必要です。
１．少なくとも 10GB の空き容量を作る
２．コマンドプロンプト（管理者）で "usoclient startscan" を実行する
20 GB を増量して、空きは 37GB ほどになっている（１．はクリアしている）ので、
２．を実行してみようと思います。
・・・次回は「自分が自分であるために・・・」です・・・
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
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「利用可能な更新プログラムがありますが、インストールするには一時的に 0.00 MBの空き領域が必要です。現在必要のないファイルを削除してください。その後再試行されます。」
↓
コマンドプロンプトで「usoclient startscan」
無事にアップデートできました。ありがとうございます。
ご報告いただき、また、長文を最後までお読みいただいたことにも感謝！です。ありがとうございました。<m(__)m>
9926 からひとつ飛ばしでアップデート・・・いろんな方法があるのですね。情報、ありがとうございました。