詐欺メールに気を付けよう！：三菱東京ＵＦＪ銀行からのメール

また、詐欺メールが届きました。

件名は「【三菱東京ＵＦＪ銀行】メールアドレスの確認」、
差出人のドメインは「yahoo.com.cn」でした。

差出人が三菱東京UFJ 銀行でなければ、誰だって変だと思いますよね。
本文の日本語もお粗末で、とても銀行から届いたメールとは思えません。

Windows 版「ESET」では詐欺メールだと言ってくれました。
（別ＰＣの「ウイルスバスター クラウド」でも詐欺メールだと言ってくれました）
　　

Android 版「ESET」では何も警告が表示されません。
なぜ警告してくれないの？しっかりしてよ！と思います。
　　
　　＃　プラットフォーム別「ESET」機能一覧については下をご参照下さい。

本文で「以下のページより登録を続けてください。」に続けて書かれている URL は
表示されている文字と実際のリンク先が異なります。

表示されているのは・・・
　https://entry11.bk.mufg.jp/ibg/dfw/APLIN/loginib/login?_TRANID=AA000_001
そのリンク先は・・・
　http://www.smc-ad.com/images/index.htm

（送信に使われていたのは「FoxMail」という中国製のメールソフト）

もう一つの例・・・「Thunderbird」（Windows でのメールソフト）の画面です。
　　

＃　類似のメールが昨年末から届くようになりました。
　　届いたアドレスはごく少数の人にしか伝えていないアドレスです。
　　漏洩元がある程度、特定できるような気がします。

＃　Android 版と Mac 版の ESET には「フィッシング対策」機能はあっても、
　　「迷惑メール対策」機能はありません。
　　上述のメールで警告してくれないことから考えると、
　　Android 版「ESET」は上述のメールを「フィッシング」メールではなく「迷惑メール」とみなしていることになります。
　　

【追記 2014-01-09】
　　三菱東京UFJ 銀行ではこの不審なメールなどについて注意を喚起しています。
　　「金融犯罪にご注意ください -- インターネット犯罪・不審な電子メール」

　　今日も届きました。（今度は @yahoo.co.kr、メーラーは Microsoft Outlook Express 6.00）
　　
　　銀行が顧客に出すメールで「こんにちは！」はないでしょう（お友達銀行って感じです）。
　　hotmail や yohoo などのフリーメールを使うことはもっとあり得ないでしょう。
　　これだけでも十分に不審だと気付くはずですが、万一ということもあります。
　　くれぐれもご注意ください。

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