バッテリーの長寿命化：Lenovo Settings

ノートＰＣや携帯デバイスに使われているリチウムイオン電池。

充放電を繰り返すとしだいに寿命が短くなっていきます。

かといって、使えば放電していくし、
放電すれば充電しなければならない・・・

充放電の回数を減らす方法はないのでしょうか？

ThinkPad X1 Carbon にこんなユーティリティがありました。

"Lenovo Settings" というものです。

これを起動するには、少なくとも２通りあって・・・
　１．タスクトレイのバッテリーアイコンをクリックして Lenovo Settings に移動する
　２．スタートメニューから Lenovo Seetings をクリックする

　　１．の方法・・・
　　　　　

　　２．の方法・・・
　　　　　

Settings と複数形になっているとおり、いくつかの設定ができます。

ＰＣの情報（シリアル番号、プロダクト番号、BIOS のバージョンなど）を表示したり、
トラックポイント、タッチパッドの設定をしたり、
外で使うためにホットスポットを登録したり・・・

その中にバッテリー関連の設定があります。
　　

　　［バッテリー充電のしきい値］--［次のカスタムしきい値］を調整します。
　　　指定した値になれば、充電を止める・・・という値を指定します。

　　左側に書かれた説明によると・・・
　　主としてＡＣ電源を使い、バッテリーを使うことが少ないなら
　　充電のしきい値を 100% より低くすれば（完全に充電しない状態にすれば）
　　バッテリーの寿命が長くなる・・・

　　＃　フル放電（バッテリー残量ゼロ）やフル充電（100%充電）を繰り返すと
　　　　　リチウムイオン電池の寿命が短くなる・・・という法則（？）に合致しています。

オヤヂの場合は宅内（ＡＣ電源）使用が中心なので、
カスタムしきい値を 85%にして使っています。

　　＃　この設定だと、バッテリー残量が 85%以下にならないと充電が始まらず
　　　　 85% になれば充電が止まる・・・のだと思われます。

お使いのノートが Lenovo 製なら、このユーティリティを入手・実行できるかもしれません。
Lenovo のサイトでご確認ください。

なお、X1 Carbon はバッテリーの脱着ができないのでこのようなやり方が適切かと思います。

バッテリーの脱着ができるノートパソコンで、ＡＣ電源使用が中心なら、
ＡＣ使用時はバッテリーを外しておくとバッテリーの長寿命化につながります。


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