9月、10月、立て続けにハードディスク障害が発生しました。
当該PCの所有者はオヤヂ自身、元上司お二人、100歳近い方、10年ほど前にサポートした方の5名。
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オヤヂ自身のHDD障害については
「HDD 障害発生 -1- ドライブ消失:メインPCよ、お前もか」で書きました。
「HDD 障害発生 -2- ドライブ消失:できそうで出来ない」
「HDD 障害発生 -3- ドライブ消失:復旧ツールの出番です」
「HDD 障害発生 -4- ドライブ消失:復旧はできませんでした・・・」
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元上司お二人のことも記事にしました。
「HDD障害、連発」
「謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (2)」
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100歳近い方の本当のお歳は 96歳。
血液にオロナミンCが充満しているのではないかと思われるほど元気ハツラツ。
耳は若干遠くなり体力はさすがに若者並みとは言えませんが、
頭脳明晰・言語明瞭で舌を巻くこともしばしばです。
Newton の愛読者、数学専攻・財務経験ゆえか時折聞いたこともない単語を発せられます。
(「ウラムの螺旋」「SELBA plan」「ROX (Rule of Exception)」・・・何じゃそれは?)
米国赴任経験ゆえか英語が堪能(短歌の英訳を読ませてもらったことあり)で
おまけに何故かラテン語のフレーズが口に上ったり・・・
とまぁ実に刺激的なご老人です。
# 最近知りましたが
「Nobel 賞を貰った南部陽一郎さんは高校の同期です」とか。
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10年ほど前にサポートしたことのある人もオヤヂより年上。
当時お宅にお邪魔した時にアマチュア無線機器やオシロスコープを拝見し、
帰りに振り返れば屋根には大きなアンテナが・・・
自転車好きの方で、オヤヂ宅までロードレーサーで来られました。
その数週間後には八王子から土佐までツーリング。
いやはやお元気なこと、脱帽するしかありません。
現在、この方にはブート可能な「Knoppix」CDをお送りして
自力対応して頂いています。
さて、前置きが長くなりました。
ここらで本題に移ります。
ハードディスクには S.M.A.R.T.という機構が備わっています。
オヤヂ的に言えば、自動的に「健康状態」の記録を残す機構です。
(詳細は上の S.M.A.R.T.をクリックしてご参照下さい)
この記録を見せてくれるのが今回ご紹介する「CrystalDiskInfo」。
同類のソフトはたくさんあるようですが、
「CrystalDiskInfo」では内蔵HDDだけではなく外付けHDDにも対応(SSDにも対応)。
# HDDとSSDを USB 接続/e-SATA 接続して動作を確認済みです。
Windows やアプリの起動・動作が遅くなったと思ったら、
「CrystalDiskInfo」を起動して、
「現在の値」or「ワースト値」が「閾値」を下回っていないか調べてみるとヒントが見つかるかも知れません。
# S.M.A.R.T.の各検査項目(属性)には、
「現在の値」(Value)、「閾値」(Threshold)、「ワースト値」(Worst)、
そして「生の値」(data)の4つの項目が設定されており、
現在の値またはワースト値が閾値を下回ることがあれば、
データのバックアップやハードディスクの交換など必要な処置を施すべきであると考えられる。
もちろん、起動・動作が遅くなる原因はディスク障害だけではありません。
同じに見える現象でも、その原因はさまざまですから。
ただ、9月~10月に発生した障害は、
S.M.A.R.T.情報を見ていれば事前に予測でき対処できたかも知れません。
早期発見・早期治療の重要性は強調しすぎることはないでしょう。
# 9~10月の5件のうち、元上司のお一人のPC(HDD)は重症でした。
3日間お預かりしたのですが、データ復旧できませんでした。
(Windows 起動せず、Knoppix からはドライブが認識されず、他のレスキューツールでもダメ)
オヤヂのHDD(データ用ドライブ)はそこまで酷くはなく、
一部の JPEG 画像を失いましたが、ほぼ全てのファイルをコピーすることができました。
10年ほど前にサポートした方のデータ復旧結果は現在不明。
復旧できた!という朗報を待っているところです。
他の2人については軽傷で、OS 移行やデータコピーが完了しました。
データのバックアップは言うまでもなく大事です。
加えて人間同様、定期健診も必要ですね。
# 余談ですが・・・
長野在住の元上司宅でデータ移行を行った際、こんなことを聞きました。
「(人からのアドバイスで)ディスクの最適化を行った」
健康なディスクなら最適化(Defrag)も悪くないでしょう。
ですが、風邪気味のディスク、不調を訴えるディスクに対しては
最適化は危険なツールになることがあります。
不健康なHDDを最適化は止めましょう。
それよりもエラーチェックを行いましょう。
なお、昨今のPCは高性能です。
健康なHDDでも読み込み/書き込みが遅いと思うなら、
思い切ってSSDに交換するのがベストでしょう。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
当該PCの所有者はオヤヂ自身、元上司お二人、100歳近い方、10年ほど前にサポートした方の5名。
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オヤヂ自身のHDD障害については
「HDD 障害発生 -1- ドライブ消失:メインPCよ、お前もか」で書きました。
「HDD 障害発生 -2- ドライブ消失:できそうで出来ない」
「HDD 障害発生 -3- ドライブ消失:復旧ツールの出番です」
「HDD 障害発生 -4- ドライブ消失:復旧はできませんでした・・・」
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元上司お二人のことも記事にしました。
「HDD障害、連発」
「謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (2)」
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100歳近い方の本当のお歳は 96歳。
血液にオロナミンCが充満しているのではないかと思われるほど元気ハツラツ。
耳は若干遠くなり体力はさすがに若者並みとは言えませんが、
頭脳明晰・言語明瞭で舌を巻くこともしばしばです。
Newton の愛読者、数学専攻・財務経験ゆえか時折聞いたこともない単語を発せられます。
(「ウラムの螺旋」「SELBA plan」「ROX (Rule of Exception)」・・・何じゃそれは?)
米国赴任経験ゆえか英語が堪能(短歌の英訳を読ませてもらったことあり)で
おまけに何故かラテン語のフレーズが口に上ったり・・・
とまぁ実に刺激的なご老人です。
# 最近知りましたが
「Nobel 賞を貰った南部陽一郎さんは高校の同期です」とか。
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10年ほど前にサポートしたことのある人もオヤヂより年上。
当時お宅にお邪魔した時にアマチュア無線機器やオシロスコープを拝見し、
帰りに振り返れば屋根には大きなアンテナが・・・
自転車好きの方で、オヤヂ宅までロードレーサーで来られました。
その数週間後には八王子から土佐までツーリング。
いやはやお元気なこと、脱帽するしかありません。
現在、この方にはブート可能な「Knoppix」CDをお送りして
自力対応して頂いています。
さて、前置きが長くなりました。
ここらで本題に移ります。
ハードディスクには S.M.A.R.T.という機構が備わっています。
オヤヂ的に言えば、自動的に「健康状態」の記録を残す機構です。
(詳細は上の S.M.A.R.T.をクリックしてご参照下さい)
この記録を見せてくれるのが今回ご紹介する「CrystalDiskInfo」。
同類のソフトはたくさんあるようですが、
「CrystalDiskInfo」では内蔵HDDだけではなく外付けHDDにも対応(SSDにも対応)。
# HDDとSSDを USB 接続/e-SATA 接続して動作を確認済みです。
Windows やアプリの起動・動作が遅くなったと思ったら、
「CrystalDiskInfo」を起動して、
「現在の値」or「ワースト値」が「閾値」を下回っていないか調べてみるとヒントが見つかるかも知れません。
# S.M.A.R.T.の各検査項目(属性)には、
「現在の値」(Value)、「閾値」(Threshold)、「ワースト値」(Worst)、
そして「生の値」(data)の4つの項目が設定されており、
現在の値またはワースト値が閾値を下回ることがあれば、
データのバックアップやハードディスクの交換など必要な処置を施すべきであると考えられる。
もちろん、起動・動作が遅くなる原因はディスク障害だけではありません。
同じに見える現象でも、その原因はさまざまですから。
ただ、9月~10月に発生した障害は、
S.M.A.R.T.情報を見ていれば事前に予測でき対処できたかも知れません。
早期発見・早期治療の重要性は強調しすぎることはないでしょう。
# 9~10月の5件のうち、元上司のお一人のPC(HDD)は重症でした。
3日間お預かりしたのですが、データ復旧できませんでした。
(Windows 起動せず、Knoppix からはドライブが認識されず、他のレスキューツールでもダメ)
オヤヂのHDD(データ用ドライブ)はそこまで酷くはなく、
一部の JPEG 画像を失いましたが、ほぼ全てのファイルをコピーすることができました。
10年ほど前にサポートした方のデータ復旧結果は現在不明。
復旧できた!という朗報を待っているところです。
他の2人については軽傷で、OS 移行やデータコピーが完了しました。
データのバックアップは言うまでもなく大事です。
加えて人間同様、定期健診も必要ですね。
# 余談ですが・・・
長野在住の元上司宅でデータ移行を行った際、こんなことを聞きました。
「(人からのアドバイスで)ディスクの最適化を行った」
健康なディスクなら最適化(Defrag)も悪くないでしょう。
ですが、風邪気味のディスク、不調を訴えるディスクに対しては
最適化は危険なツールになることがあります。
不健康なHDDを最適化は止めましょう。
それよりもエラーチェックを行いましょう。
なお、昨今のPCは高性能です。
健康なHDDでも読み込み/書き込みが遅いと思うなら、
思い切ってSSDに交換するのがベストでしょう。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・