役所の文書では今も「元号」が使われています。
通知・案内の表記はもとより
各種申請書でも元号で記入するようになっています。
話は逸れるように思われるでしょうが・・・
本ブログへの訪問者が急増したのは、Windows の更新プログラム KB4461627 が原因でした。
この KB4461627 は、Excel 2010 を改元対応させるものでした。
が、バグがあり、Excel 2010 の動作停止を引き起こしていました。
(現在、この更新プログラムは配信が停止されているそうです)
Excel 2010 が動作停止して(使えなくなって)解決策を検索した結果、
多くの方がオヤヂのブログを参照してくださった・・・
更新プログラムで不具合を生じさせるのは、それはそれで問題なのですが、
原因が元号(改元)にあったとなれば、元号の使用について考えざるを得ません。
ここでは元号の根っこにある天皇制についてはコメントしません。
また、私的に元号を使うのも問題にしません。
年賀状に元号が表記されていたとしても
1年限り・1回限りの使用なので来年に影響するわけではないし、
(主として)個人向けのものでしょうから
好みの問題としておきます。
さて、特に無駄だと思うのは、役所へ提出する各種文書。
申請書、届出書・・・などなど。
オヤヂは個人事業主なので確定申告を行っています。
この申告書も「元号」表記。
役所から送付されてくる申告書用紙等の封筒でも「元号」。
これは単年度なので、まぁ良しとしましょう。
が、役所の窓口に備えてある申請書などには元号が印刷されています。
今年5月になれば一斉に新元号を追加する(または置き換える)のでしょう。
「平成」のみが印字されているなら、新元号に置き換える必要があります。
既に印刷されている(おそらく備品庫に大量に保存されている)用紙は破棄される運命。
新たな用紙を印刷するか、あるいは既存用紙に手を加えるか・・・
いずれにせよ無駄そのもの。
無駄な作業に税金が使われる・・・
改元はやがて、しかし必ず、発生するのですから、
申請書などで元号を使うのは止めるのが妥当だと思います。
話をコンピュータ・システムに転じるなら・・・
公的な文書で元号が使われる限り、多くのシステムに改修が発生します。
思い起こされるのが、20年ほど前に大騒ぎになったY2K問題。
西暦年を下2桁で管理していると、00が 1900年なのか 2000年なのか区別できません。
2000年を迎える数年前からシステム関係者は忙しい思いをしたはず。
当時はオヤヂも情シスの一員だったので、生産的ではない仕事が増えた記憶があります。
改元はこれほど大きな問題にはならない、影響範囲は狭いと思います。
が、そもそも元号を使わなければ改元対応は不要です。
改元対応は付加価値を生みません。
# 無理して考えれば、影響範囲を特定するため既存システムが見直される・・・
その結果、何か新しい発見がある(かも知れない)程度でしょう。、
価値を生まない作業は無駄。
システム屋さんは合理的思考の人が多いと思います。
やりたくはないが、制度がそうなっているのだから、無駄な作業も止む無し・・・
そんな諦念に至っているのではないでしょうか。
もうそろそろ公的文書で元号を使うのは止めにしませんか。
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ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
# ご質問にはできる限りお答えしています。
ただし、お名前(本名の姓 and/or 名)を書いていただいた場合に限らせていただきます。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
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更新プログラムで不具合を生じさせるのは、それはそれで問題なのですが、
原因が元号(改元)にあったとなれば、元号の使用について考えざるを得ません。
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また、私的に元号を使うのも問題にしません。
年賀状に元号が表記されていたとしても
1年限り・1回限りの使用なので来年に影響するわけではないし、
(主として)個人向けのものでしょうから
好みの問題としておきます。
さて、特に無駄だと思うのは、役所へ提出する各種文書。
申請書、届出書・・・などなど。
オヤヂは個人事業主なので確定申告を行っています。
この申告書も「元号」表記。
役所から送付されてくる申告書用紙等の封筒でも「元号」。
これは単年度なので、まぁ良しとしましょう。
が、役所の窓口に備えてある申請書などには元号が印刷されています。
今年5月になれば一斉に新元号を追加する(または置き換える)のでしょう。
「平成」のみが印字されているなら、新元号に置き換える必要があります。
既に印刷されている(おそらく備品庫に大量に保存されている)用紙は破棄される運命。
新たな用紙を印刷するか、あるいは既存用紙に手を加えるか・・・
いずれにせよ無駄そのもの。
無駄な作業に税金が使われる・・・
改元はやがて、しかし必ず、発生するのですから、
申請書などで元号を使うのは止めるのが妥当だと思います。
話をコンピュータ・システムに転じるなら・・・
公的な文書で元号が使われる限り、多くのシステムに改修が発生します。
思い起こされるのが、20年ほど前に大騒ぎになったY2K問題。
西暦年を下2桁で管理していると、00が 1900年なのか 2000年なのか区別できません。
2000年を迎える数年前からシステム関係者は忙しい思いをしたはず。
当時はオヤヂも情シスの一員だったので、生産的ではない仕事が増えた記憶があります。
改元はこれほど大きな問題にはならない、影響範囲は狭いと思います。
が、そもそも元号を使わなければ改元対応は不要です。
改元対応は付加価値を生みません。
# 無理して考えれば、影響範囲を特定するため既存システムが見直される・・・
その結果、何か新しい発見がある(かも知れない)程度でしょう。、
価値を生まない作業は無駄。
システム屋さんは合理的思考の人が多いと思います。
やりたくはないが、制度がそうなっているのだから、無駄な作業も止む無し・・・
そんな諦念に至っているのではないでしょうか。
もうそろそろ公的文書で元号を使うのは止めにしませんか。
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