多くのパソコンで Windows 10 へのアップグレードが始まっているようです。
アップグレード・スケジュールが勝手に設定され、
望んでいないのに 10 になったとの声を聞きます。
一方、これを防止・抑止する「公式」ツールが出た、
アップグレードが始まったあとでキャンセルできる・・・
などの記事が散見されます。
でも、これらはMSが「公式に」提供しているものではないと思います。
「INTERNET Watch」の記事(1番目の画像)に書いてある
トラブルシューティングツール「Upgrade Later」なるものをダウンロードしてみました。
ファイル名は「70952.diagcab」です。
この cab ファイルの中身は次のとおり・・・
含まれているファイルのタイムスタンプは・・・結構古い。
Windows 10 公式版が出て(2015年 7月末)から2か月も経っていないものばかり。
「RC_UpgradeLater.ps1」ファイルの中身は・・・
先頭行には Microsoft Corporation のコピーライトが明記されています。
MSが作ったもののようです。
が、MSが公式に公開したものではないはず。
気になったので、海外の記事を探してみました。
オヤヂがいつも参考にしているサイトは次のとおり・・・
鮮度が良いのは WinBeta、
執筆者に信頼があるのは Windows | DZNet。
どれを見ても、現時点ではMSが公式に「UpgradeLater」ツールを提供しているとの記事はありません。
本家(米国)Microsoft は提供していないが、
日本のマイクロソフトだけが提供している・・・普通は考えにくいことです。
なので、冒頭で書いたとおり、
「これらはMSが公式に出したものではありません」との結論に至りました。
何度も同じ話を繰り返していますが、
Windows 10 へのアップグレードを抑止するには、レジストリーを2か所、編集するだけで良いはず。
これを行っている、Windows 7 SP1 と Windows 8.1 (ともに複数の物理マシン、仮想マシンあり)では
タスクバー(通知領域)に GWX(白い窓のアイコン)は表示されませんし、
Windows 10 へのアップデート通知などは現れません、
# [UpgradeLater」ツールの効果・内容は、もしかしてまっとうなものかも知れません。
中のスクリプトを読んだわけではないし、ましてや実行したわけではありません。
なので、期待どおりの効果があるのかも知れません。
でも、たいそうなツールを使う必要は無いはず・・・と思います。
【同日 追記】
[UpgradeLater」ツールのことを知ったのは、直前の記事
「Windows 10 [43]:5月17日にアップグレードが始まりませんでしたか?(自動スケジュール)」に寄せられた
「Zero」さんからコメントのおかげです。
ありがとうございました。 m(__)m
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
アップグレード・スケジュールが勝手に設定され、
望んでいないのに 10 になったとの声を聞きます。
一方、これを防止・抑止する「公式」ツールが出た、
アップグレードが始まったあとでキャンセルできる・・・
などの記事が散見されます。
でも、これらはMSが「公式に」提供しているものではないと思います。
「INTERNET Watch」の記事(1番目の画像)に書いてある
トラブルシューティングツール「Upgrade Later」なるものをダウンロードしてみました。
ファイル名は「70952.diagcab」です。
この cab ファイルの中身は次のとおり・・・
含まれているファイルのタイムスタンプは・・・結構古い。
Windows 10 公式版が出て(2015年 7月末)から2か月も経っていないものばかり。
「RC_UpgradeLater.ps1」ファイルの中身は・・・
先頭行には Microsoft Corporation のコピーライトが明記されています。
MSが作ったもののようです。
が、MSが公式に公開したものではないはず。
気になったので、海外の記事を探してみました。
オヤヂがいつも参考にしているサイトは次のとおり・・・
鮮度が良いのは WinBeta、
執筆者に信頼があるのは Windows | DZNet。
どれを見ても、現時点ではMSが公式に「UpgradeLater」ツールを提供しているとの記事はありません。
本家(米国)Microsoft は提供していないが、
日本のマイクロソフトだけが提供している・・・普通は考えにくいことです。
なので、冒頭で書いたとおり、
「これらはMSが公式に出したものではありません」との結論に至りました。
何度も同じ話を繰り返していますが、
Windows 10 へのアップグレードを抑止するには、レジストリーを2か所、編集するだけで良いはず。
これを行っている、Windows 7 SP1 と Windows 8.1 (ともに複数の物理マシン、仮想マシンあり)では
タスクバー(通知領域)に GWX(白い窓のアイコン)は表示されませんし、
Windows 10 へのアップデート通知などは現れません、
# [UpgradeLater」ツールの効果・内容は、もしかしてまっとうなものかも知れません。
中のスクリプトを読んだわけではないし、ましてや実行したわけではありません。
なので、期待どおりの効果があるのかも知れません。
でも、たいそうなツールを使う必要は無いはず・・・と思います。
【同日 追記】
[UpgradeLater」ツールのことを知ったのは、直前の記事
「Windows 10 [43]:5月17日にアップグレードが始まりませんでしたか?(自動スケジュール)」に寄せられた
「Zero」さんからコメントのおかげです。
ありがとうございました。 m(__)m
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