人がもつ印象はさまざまで、それが良いの悪いのといってもあまり有益ではないでしょう。
気になるのは、ひとつの印象が全体の印象になりかねないこと、
人には「一事が万事的な思考傾向」がある、ということ。
「脳の省エネ」作用とでもいうべき働きなのかもしれません。
多くの出来事・印象をたくわえて、それらを帰納的にまとめあげるのは時間もかかるし、脳も疲れることでしょう。
なので、数少ない印象で全体イメージを作り上げる、脳の省エネ作用かも知れません。
(判断停止・思考停止ときびしく言う人もいるでしょうが・・・)
オヤヂもまた「一事が万事的な思考傾向」をもつ一人なので、
自らにバイアスをかけて、個々の印象が全体に及ばないよう心掛けています。
で、中国、インド、どちらがお好き?・・・
オヤヂは実店舗でモノを買うこともありますが、
出不精なのでPC関連のモノ、音楽CD、書籍などはしばしばネット通販を利用します。
ネット店舗でも日本(圧倒的にこれが多い)のお店で問題があったことは皆無です。
ノートPC(HP Probook 4515s)用のモノは中国のお店が多かったですね。
たとえば CPU、キーボード(KBは2回も買ってしまいました)は
中国(本土と香港)のお店で、問題なしでした。
# Dell にPCを発注した時、とても良い対応をしてくれたのは中国人女性でした。
謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (1)
謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (2)
さて、インド。
モノは洋書("Computer Networks" 5th Edition)。
国内のお店で買うより安かったので、Amazon.com 経由 "Sa* Joh****'s Book Shop" に発注しました。
10月31日のことです。
12月20日に届きました。(FedEx => 佐川急便 => 自宅)
実に簡素な梱包、本は薄いビニール袋に包まれて、そのまま薄い FedEx 紙袋に入って、届きました。
# 日本のお店ならエアクッションで包まれて、あるいは
Amazon.co.jp 直販なら例のシュリンクパック的な箱が使われていることでしょう。
包装・梱包はさておき、無事に届けられたことに感謝しつつ、紙袋を開けました。
な、何と!
中古の本が出てきました。
注文したのは、ハードカバー・新品です。
"Bizarre - crafts.com" と書かれたシールが数か所に貼られていました。
シールに驚いたので、ペーパーバックであることに気づいたのはその後。
さらに数瞬後、表紙の絵も違うことに気づきました。
# シール写真をご紹介。
温厚紳士たる(?)オヤヂも、当然、クレームです。
売主に文句を言う時点になってはじめて、"Sa* Joh****'s Book Shop" がインドのお店だと分かりました。
FedEx の送り状を見て気付いた次第。
注文する時はてっきり米国のお店だと思いこんでいました。
1時間ほどのやりとりを再現しましょう。
# オヤヂは相当興奮していたようです。
読み直しもせずに送信して、綴りミスなど気付いてもいない (^_^;)
また、お店の評価(Feedback)も書いていました。
もちろんネガティブ評価です。
--- オヤヂ ---
I have just received the item, and found it "NOT New".
I ordered it with "Condition : New".
Send me a "New" book ASAP.
--- オヤヂ ---
The wrong item has been arrived.
It is Not a "HardCover", but "PaperBack", and a picture of its front cover is dirrerent from that of web-page.
And also it is Not "New".
SEND ME A CORRECT ONE!!!
--- インドのお店 ---
Thanks for your mail.
We can give you two alternatives at this point.
Either a refund of 15% on your purchase or a complete refund with return shipping cost.
--- オヤヂ ---
I refuse you from both of two alernatives.
Send me a new book, and I will return the item I have received.
--- インドのお店 ---
Thanks for your quick response.
Soon we will give you our return shipping address.
Please ship the book back on the same address. In the meantime we will send you another copy of the book.
We request you to please remove the negative feedback, as this will affect our business negatively.
--- オヤヂ ---
Thank you for your reply.
After my receiving of another copy of the book, I will return the old/wrong item to the return shipping address,
and will remove the negative feedback.
--- インドのお店 ---
Thanks for your quick response. We will send you the exact copy within next 48 hrs.
・・・こんなやり取りがあって、新たな本の到着を待つこととなりました。
で、中国、インド、どちらがお好き?
上述の経験からすれば、中国に軍配が上がります。
が、インドについてはたった1回の経験です。
これですべてを決めてしまうのは(印象を全体に及ぼしてしまうのは)早すぎるでしょう。
また、中国については人権問題・領土問題、食品問題、あるいは環境問題などで悪い印象をもつ人が多いと思います。
あの国は嫌いだとはっきり言う人も周りには少なくありません。
オヤヂもまた、特定分野・特定問題については同意する者ですが、
それを中国全体に広げて好悪イメージを持つことは避けたいと思っています。
# 蛇足ですが・・・
「印象」「イメージ」を「意見」「考え方」に置き換えて読んで頂ければ幸いです。
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
気になるのは、ひとつの印象が全体の印象になりかねないこと、
人には「一事が万事的な思考傾向」がある、ということ。
「脳の省エネ」作用とでもいうべき働きなのかもしれません。
多くの出来事・印象をたくわえて、それらを帰納的にまとめあげるのは時間もかかるし、脳も疲れることでしょう。
なので、数少ない印象で全体イメージを作り上げる、脳の省エネ作用かも知れません。
(判断停止・思考停止ときびしく言う人もいるでしょうが・・・)
オヤヂもまた「一事が万事的な思考傾向」をもつ一人なので、
自らにバイアスをかけて、個々の印象が全体に及ばないよう心掛けています。
で、中国、インド、どちらがお好き?・・・
オヤヂは実店舗でモノを買うこともありますが、
出不精なのでPC関連のモノ、音楽CD、書籍などはしばしばネット通販を利用します。
ネット店舗でも日本(圧倒的にこれが多い)のお店で問題があったことは皆無です。
ノートPC(HP Probook 4515s)用のモノは中国のお店が多かったですね。
たとえば CPU、キーボード(KBは2回も買ってしまいました)は
中国(本土と香港)のお店で、問題なしでした。
# Dell にPCを発注した時、とても良い対応をしてくれたのは中国人女性でした。
謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (1)
謝謝!:Dell 営業担当の彼女に (2)
さて、インド。
モノは洋書("Computer Networks" 5th Edition)。
国内のお店で買うより安かったので、Amazon.com 経由 "Sa* Joh****'s Book Shop" に発注しました。
10月31日のことです。
12月20日に届きました。(FedEx => 佐川急便 => 自宅)
実に簡素な梱包、本は薄いビニール袋に包まれて、そのまま薄い FedEx 紙袋に入って、届きました。
# 日本のお店ならエアクッションで包まれて、あるいは
Amazon.co.jp 直販なら例のシュリンクパック的な箱が使われていることでしょう。
包装・梱包はさておき、無事に届けられたことに感謝しつつ、紙袋を開けました。
な、何と!
中古の本が出てきました。
注文したのは、ハードカバー・新品です。
"Bizarre - crafts.com" と書かれたシールが数か所に貼られていました。
シールに驚いたので、ペーパーバックであることに気づいたのはその後。
さらに数瞬後、表紙の絵も違うことに気づきました。
# シール写真をご紹介。
温厚紳士たる(?)オヤヂも、当然、クレームです。
売主に文句を言う時点になってはじめて、"Sa* Joh****'s Book Shop" がインドのお店だと分かりました。
FedEx の送り状を見て気付いた次第。
注文する時はてっきり米国のお店だと思いこんでいました。
1時間ほどのやりとりを再現しましょう。
# オヤヂは相当興奮していたようです。
読み直しもせずに送信して、綴りミスなど気付いてもいない (^_^;)
また、お店の評価(Feedback)も書いていました。
もちろんネガティブ評価です。
--- オヤヂ ---
I have just received the item, and found it "NOT New".
I ordered it with "Condition : New".
Send me a "New" book ASAP.
--- オヤヂ ---
The wrong item has been arrived.
It is Not a "HardCover", but "PaperBack", and a picture of its front cover is dirrerent from that of web-page.
And also it is Not "New".
SEND ME A CORRECT ONE!!!
--- インドのお店 ---
Thanks for your mail.
We can give you two alternatives at this point.
Either a refund of 15% on your purchase or a complete refund with return shipping cost.
--- オヤヂ ---
I refuse you from both of two alernatives.
Send me a new book, and I will return the item I have received.
--- インドのお店 ---
Thanks for your quick response.
Soon we will give you our return shipping address.
Please ship the book back on the same address. In the meantime we will send you another copy of the book.
We request you to please remove the negative feedback, as this will affect our business negatively.
--- オヤヂ ---
Thank you for your reply.
After my receiving of another copy of the book, I will return the old/wrong item to the return shipping address,
and will remove the negative feedback.
--- インドのお店 ---
Thanks for your quick response. We will send you the exact copy within next 48 hrs.
・・・こんなやり取りがあって、新たな本の到着を待つこととなりました。
で、中国、インド、どちらがお好き?
上述の経験からすれば、中国に軍配が上がります。
が、インドについてはたった1回の経験です。
これですべてを決めてしまうのは(印象を全体に及ぼしてしまうのは)早すぎるでしょう。
また、中国については人権問題・領土問題、食品問題、あるいは環境問題などで悪い印象をもつ人が多いと思います。
あの国は嫌いだとはっきり言う人も周りには少なくありません。
オヤヂもまた、特定分野・特定問題については同意する者ですが、
それを中国全体に広げて好悪イメージを持つことは避けたいと思っています。
# 蛇足ですが・・・
「印象」「イメージ」を「意見」「考え方」に置き換えて読んで頂ければ幸いです。
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