[本記事は Doblog で 2008-11-09 09:00:00 に載せたものです.]
最初の画像はイチロー
ええっと,最初の画像は気持ち悪いものだといけないと思い
イチローにしました.
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2枚目も本題とは関係なく,
10月26日にドリルで怪我をした指の2週間後の写真.
----------------------------
閑画休題・・・
既に昨日のことになってしまいましたが,ちょっと出かけました.
午前は橋本の歯医者さん.定期健診です.
歯医者通いをしていた昨年夏なら魚屋さんに寄って何か買って帰っていたはずですが,
午後も行くところがあるので横眼で見て通り過ぎました.
向かったのは,東京メトロ東西線・竹橋.
「キャリアチェンジ特別セミナー」が午後1時から始まるため.
----------------------------
キャリアチェンジなんていうと転職かっ!?と思われるでしょうね.
まさか・・・
世界的不況で企業は人の採用を抑え,
来春卒業予定の人ですら内定取り消しを受けるような状況です.
50代半ばのオヤヂが考えることではありません.
では,どうしてセミナーに参加したか・・・
セミナーでは3人の講師が予定されていました.
最初は(株)豆蔵の山岸耕二氏.
演題は「ITを武器にビジネス領域に斬り込む ~ 要求開発のすすめ ~」でした.
次の講演も聞いていましたが,全く無価値とオヤヂには思われたので,
三つ目のPPT資料にざっと目を通しました.
これも聴く価値なしと思ったので,
二人目の講演が終わったところで会場を抜け出しました.
オヤヂの行動は以上のとおりですが,
セミナー参加者は20代,30代がほとんどでした.
いろいろ考えるところがあるのでしょうね.
オヤヂが無価値と判断した二人目の講演者にも質問がありました.
「今年の新人は楽で稼げる仕事がいい,なんて言っている.
どのように対応すべきか」
二人目の講演者は,いってみれば適職紹介会社の社長.
苦労して会社を興したとの自己紹介からはちょっと想像できない回答をなさっていました.
事前に分かっている内容には周到な準備ができても,
即興でのQ&Aではその人の日頃の蓄積がモノをいう.
質問した人は20台後半か30台前半とお見かけしましたが,
質問もちょっとプア(*1)ならば回答もプア・・・
日頃考えておられる領域ではなかったのでしょう.
(*1)プアな質問:
楽して稼げる・・・誰でも望むことでしょう.
苦労して生きてきたとはとても言えないオヤヂでも
仕事の意味や生き甲斐・やりがいを探します.
楽して稼ぎたいと公言する後輩の面倒をみる立場になれば
それなりに考えて答えを探すでしょう.
考えあぐねた上での質問とは思いますが,
オヤヂにはプアだと思われてなりません.
----------------------------
おっと,辛口・毒舌になりました.
山岸氏の「要求開発」に話を戻します.
これは大いに参考になりました.
システム開発プロジェクトの立ち上げ時に行うべきこと,
事業目的や上位のシステムから考えていく必要があること,
要求分析・要件定義から始めるべきではないこと,
従来モヤモヤしていた,
システム開発のさらに上流工程をロジカルに考え,
表現すること(=要求開発)が必要であること・・・
ロジカルに考える際にシステム屋のツールを使えばよい,
UMLを学んだ人ならいろんな図が使えるでしょう,
業務フローならたいていのシステム屋はお手のものでしょう.
生涯システム屋でありたいと思い,
つい先月まで渦中にいた者としては大いに触発されました.
新しい業務についても発想・考え方は十分に役立つと思いました.
この人にも質問が出ました.
オヤヂの隣に座っていた人が質問者でした.
「抽象化,構造化の必要性が分かった,
これをどのように勉強していけばよいのか」
# オヤヂは内心つぶやきました.
図を描きなさい,
慣れた手法があるだろうから,それを使って図示したら・・・
繰り返していけば自然に身に付くでしょう.
その過程で本を読めば,さらに強化できるんじゃないの.
回答は次のようなものでした.
書籍で勉強しても不十分.
どんなことでも抽象化・モデル化はできるはずなので,
日常の業務を状態遷移図,クラス図やユースケース図で描いてみる.
抽象化の力は日常の中で身につけることができる.
# 自分の考えに引き寄せて聞いているかも知れませんが,
おおよそそんな回答だったと思います.
山岸氏のいう「要求開発」.
amazon で調べたら,氏の著書もありました.
私には初耳の言葉だったので,勉強不足,キャッチアップ不足だと感じました.
生涯システム屋を目指すならやることって多いです・・・
ところで,3つ目の画像は要求分析ツリー.
図示することも大切ですが,描かれた図から何を読み取るか,
図の構造が読めるかも等しく重要です.
図が読めない/描けない人が多い,
抽象化ができない人が多いと思っていたので,セミナー資料を載せました.
(C) を付けておきましたが,違法かも・・・
最初の画像はイチロー
ええっと,最初の画像は気持ち悪いものだといけないと思い
イチローにしました.
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2枚目も本題とは関係なく,
10月26日にドリルで怪我をした指の2週間後の写真.
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閑画休題・・・
既に昨日のことになってしまいましたが,ちょっと出かけました.
午前は橋本の歯医者さん.定期健診です.
歯医者通いをしていた昨年夏なら魚屋さんに寄って何か買って帰っていたはずですが,
午後も行くところがあるので横眼で見て通り過ぎました.
向かったのは,東京メトロ東西線・竹橋.
「キャリアチェンジ特別セミナー」が午後1時から始まるため.
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キャリアチェンジなんていうと転職かっ!?と思われるでしょうね.
まさか・・・
世界的不況で企業は人の採用を抑え,
来春卒業予定の人ですら内定取り消しを受けるような状況です.
50代半ばのオヤヂが考えることではありません.
では,どうしてセミナーに参加したか・・・
セミナーでは3人の講師が予定されていました.
最初は(株)豆蔵の山岸耕二氏.
演題は「ITを武器にビジネス領域に斬り込む ~ 要求開発のすすめ ~」でした.
次の講演も聞いていましたが,全く無価値とオヤヂには思われたので,
三つ目のPPT資料にざっと目を通しました.
これも聴く価値なしと思ったので,
二人目の講演が終わったところで会場を抜け出しました.
オヤヂの行動は以上のとおりですが,
セミナー参加者は20代,30代がほとんどでした.
いろいろ考えるところがあるのでしょうね.
オヤヂが無価値と判断した二人目の講演者にも質問がありました.
「今年の新人は楽で稼げる仕事がいい,なんて言っている.
どのように対応すべきか」
二人目の講演者は,いってみれば適職紹介会社の社長.
苦労して会社を興したとの自己紹介からはちょっと想像できない回答をなさっていました.
事前に分かっている内容には周到な準備ができても,
即興でのQ&Aではその人の日頃の蓄積がモノをいう.
質問した人は20台後半か30台前半とお見かけしましたが,
質問もちょっとプア(*1)ならば回答もプア・・・
日頃考えておられる領域ではなかったのでしょう.
(*1)プアな質問:
楽して稼げる・・・誰でも望むことでしょう.
苦労して生きてきたとはとても言えないオヤヂでも
仕事の意味や生き甲斐・やりがいを探します.
楽して稼ぎたいと公言する後輩の面倒をみる立場になれば
それなりに考えて答えを探すでしょう.
考えあぐねた上での質問とは思いますが,
オヤヂにはプアだと思われてなりません.
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おっと,辛口・毒舌になりました.
山岸氏の「要求開発」に話を戻します.
これは大いに参考になりました.
システム開発プロジェクトの立ち上げ時に行うべきこと,
事業目的や上位のシステムから考えていく必要があること,
要求分析・要件定義から始めるべきではないこと,
従来モヤモヤしていた,
システム開発のさらに上流工程をロジカルに考え,
表現すること(=要求開発)が必要であること・・・
ロジカルに考える際にシステム屋のツールを使えばよい,
UMLを学んだ人ならいろんな図が使えるでしょう,
業務フローならたいていのシステム屋はお手のものでしょう.
生涯システム屋でありたいと思い,
つい先月まで渦中にいた者としては大いに触発されました.
新しい業務についても発想・考え方は十分に役立つと思いました.
この人にも質問が出ました.
オヤヂの隣に座っていた人が質問者でした.
「抽象化,構造化の必要性が分かった,
これをどのように勉強していけばよいのか」
# オヤヂは内心つぶやきました.
図を描きなさい,
慣れた手法があるだろうから,それを使って図示したら・・・
繰り返していけば自然に身に付くでしょう.
その過程で本を読めば,さらに強化できるんじゃないの.
回答は次のようなものでした.
書籍で勉強しても不十分.
どんなことでも抽象化・モデル化はできるはずなので,
日常の業務を状態遷移図,クラス図やユースケース図で描いてみる.
抽象化の力は日常の中で身につけることができる.
# 自分の考えに引き寄せて聞いているかも知れませんが,
おおよそそんな回答だったと思います.
山岸氏のいう「要求開発」.
amazon で調べたら,氏の著書もありました.
私には初耳の言葉だったので,勉強不足,キャッチアップ不足だと感じました.
生涯システム屋を目指すならやることって多いです・・・
ところで,3つ目の画像は要求分析ツリー.
図示することも大切ですが,描かれた図から何を読み取るか,
図の構造が読めるかも等しく重要です.
図が読めない/描けない人が多い,
抽象化ができない人が多いと思っていたので,セミナー資料を載せました.
(C) を付けておきましたが,違法かも・・・