川瀬巴水(かわせはすい)1833(明治16)-1957(S32)
前回、勝手にアンコールした吉田博に大事な仲間がいた。
画家から版画を志し、吉田らとともに新しい風景版画を確立した川瀬巴水。
日本各地を旅して写生し、それをもとに版画を作り美しい日本の風景を表現した。
そのことから「旅の版画家」や「旅情詩人」と呼ばれ、海外での評判も高かった。
今日は「東京十二景」と題したシリーズから制作年順に並べた。( )内表記。
「五月雨降る山王」(1919) 「夜の新川」(1919)
「戸山の原」(1920) 「雪に暮るゝ寺島村」(1920)
「大根河岸」(1920) 「木場の夕暮」(1920)
「井の頭の残雪」(1920)
「深川上の橋」(1920)
「春の愛宕山」(作・1921年) 「芝増上寺」(1925)
「新大橋」(1926) 「御茶の水」(1926)
「瀧之川」(1929)
「本日のビデオ」
川瀬巴水の作品スライドショー・ビデオです。
671作品あり、時間は1時間8分ほどのビデオ。
こういうビデオ、何故海外でしか作られないのだろう?
素晴らしい作品が沢山ある。時間のある時に全画面でご覧を。
[Rosey]