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今日は、恋愛は一休み
芙美子も森本六爾の猛攻?に疲れたのかもしれない
あるいはパリの街や文化などが憧れほどに心充たすものでなかったのか
ともかく芙美子が歩いたパリ市内の何か所か見てみよう
現在と地名などが変わっているのか 何か所かピンが出ない場所もあった
芙美子はパリ郊外やフランスの田舎まで脚を運ぶ
植物が好きなので、夫にメンデルの植物研究の本を送って貰っている
もっとも芙美子はひと月ほどロンドンに行き 再びパリに戻った
「フランスの田舎」にこんな一節がある(夫への手紙)
"動かない風景、動かない人の心に飢えていますので、当分、片田舎 ばかりを、
さがして歩いてみたいなぞ考えております。草の葉の蒐集は、かなり相当な
ものになりました"
絵も好きな芙美子はバルビゾーンという村で、ミレーのアトリエ跡に行く
「フランスの田舎」では、"アトリエを見てミレーの晩年の貧しい生活を知り、
馴染んできた絵よりも、それを知ったことに魅力を感じている"と書く
芙美子がミレーのどんな絵を見たかは書かれていない
が、私が見たことのないミレーの絵を一枚
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ミレー「吹けよ吹け 冬の風」 (1892)
芙美子はルソーのアトリエにも行くが"紳士芸で好きではない"と素っ気ない
(一休み)は終わり 明日は芙美子を追いかけてロンドンに行こう!
霧の街ロンドンで新たな恋が芽生えるのか・・・神のみぞ知る!
それでは明日またお会いしましょう
[Roasy]