遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
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想い出の本~その1

2023年01月29日 | 読書

読書欲が蘇って来た。

そこで読んだ本の中で面白かったもの、感銘を受けたものを順次取り上げたい。

また、それが音楽にも繋がっていれば、想い出の歌としても扱うことにする。

 

想い出の本その1は、会社を辞めて図書館通いをしていた頃の本。

冒頭画像の文庫本を2冊借りてきた。表紙もこの通りだったと思う。

前者が1998年、後者が2001年発刊とあるから、年代的にも合っている。

読むとたいへん面白く、また、情景が浮かんでくるような描写だった。

話芸も達者、描写力も達者・・・やはり芸のセンスに富んでいたのだろう。

 

Roseyも読んで気に入ったようで、師匠の落語がリクエストに加わった。

また、師匠の影響だろう、食べるものにも好みが感染した。

「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」がその一つ。

ニンニクと唐辛子を微塵切りにし、オリーブオイルを加える。

それを茹でたパスタに絡めて、ハイ、出来上がり。

お昼の定番となり、Roseyはよく作り、私もよく作らされた。

「はちみつ」行脚?も師匠の影響だろう。色々な種類の蜂蜜を買い込んでいた。

 

その後、師匠は人間国宝となり、2021年に亡くなられた。

偶然であるけれど、Roseyもその一日後に死んだ。

 

つい最近のことだが、師匠の「まくら」だけの会の録音をYoutubeで聞いた。

噺は一切なく、ほぼ5時間がすべて「まくら」という師匠ならではの会。

前半は「あの人とっても困るのよ」のタイトルつき。

彼の恋愛や振られた話、中田喜直さんとの交流や歌の話など。

藍川由美さんという歌手のCDも繰り返し聞いたと語っている。

時には自分で歌う(声もよく歌も上手い)ことも含め、面白く巧妙に語られる。

後半は「人形町末広の想い出」のタイトルつき。

巡査のストーカー、泥棒、兄弟子古今亭志ん朝さんとの思い出話など盛り沢山。

どちらもRoseyにぜひ聴かせてやりたかったのに・・・残念だ。

 

興味ある方はリンクを張っていますので、どうぞお聴きください。

「あの人とっても困るのよ」

「人形町末広の想い出」

 

「今日のビデオ」

作詞高田敏子 中田喜直作曲「あの人とっても困るのよ」

歌手は、師匠が繰り返しCDを聴いたという藍川由美さん 昭和33年の曲

[Rosey]

 


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