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~私が感銘・共感できる代替医療の備忘録~

石油の無機起源説~化石燃料の真実~

2012-11-05 14:50:59 | ■教育関連

これまで医療関係含むあらゆる分野において、常識とされている学説に幾度となく矛盾点を見付けてきました。

遡る事数年前、地球温暖化二酸化炭素説の環境教育の講師という立場であった頃、自分が携わっている事であるが故にエネルギー問題に関して深く掘り下げて情報収集をしていました。そうすると、常識とされている学説にも、改めて考えると不自然だと思える部分がいくつも出てきました。概ね利権と政治的背景があります。石油有機起源説もその一つです。

今日は、普通の日本人が信じている化石燃料の起源(石油有機起源説)が間違いである可能性が極めて高いという事をお伝えしたいと思います。

勿論私は、石油無機起源説を支持しています。

化石燃料が後何十年かで枯渇するなんて、あり得ません。

物事は変わっていきます。

定説が覆される事も歴史的に良くある事です。ただ、それを受け入れられるかどうかが問題なのです。

多くの国の石油ガス産業では、石油無機起源説が採用されているそうですが、西ヨーロッパ諸国とアメリカだけが、見ないふり知らないふりをしているのが現状なようです。


この問題について、世界の真実はどこにあるのかさんが、非常に分かりやすくまとめていらしたので転載します。


(転載開始)

原子力発電が全て停止しようとしている今こそが、脱原発に向けたエネルギー政策をしっかりと考え実行すべき時である。
もちろんその主役は『火力発電』である。

火力発電がダメだという烙印を押されている原因は一体何だろうか?

1.日本には石油、ガスといった火力発電の燃料が存在しない。
  原油国は主に中東・アフリカにあり国際情勢によって日本の経済力が大きく影響を受ける。
2.石油などの化石燃料は有限の資源であり、近い将来(約40年後)枯渇する。
3.火力発電はCO2を排出するため、地球温暖化が進み世界を危機に導く要因となる。

と言ったところだろうか。
本当にそうなのだろうか?

まず、上記項3のCO2排出と地球温暖化。
これは『地球温暖化詐欺』シリーズでドキュメンタリー番組を紹介しているとおり、全く考慮する必要はない。
人間が排出するCO2で地球様の環境に激変をもたらすようなことはない。

次に項1と項2。
これは一緒に考えれば良いだろう。
私達が常識と思っている化石燃料についての知見は果たして真実なのであろうか。

石油の起源については、19世紀から大きく2つの学説が対立している。
1つは有機起源説で、今私達、西洋諸国が信じている説である。
Wikipediaから引用させてもらうと、


 

 百万年以上の長期間にわたって厚い土砂の堆積層に埋没した生物遺骸は、高温と高圧によって油母 (en:kerogen) という物質に変わり、次いで液体やガスの炭化水素へと変化する。これらは岩盤内の隙間を移動し、貯留層と呼ばれる多孔質岩石に捕捉されて、油田を形成する。この由来から、石炭とともに化石燃料とも呼ばれる。




という説である。
この説を信じているがために、石油は主に中東・アフリカという特殊な場所でしか産出されず日本には存在しない、そして近い将来枯渇する可能性のある資源だ、という方向に導かれているわけだ。

そしてもう一方の説、それが無機起源説である。
こちらもまずはWikipediaから引用してみよう。







無機成因論

 石油「無機」由来説は、1870年代、元素の周期律表で知られるロシアの化学者メンデレーエフが唱えたのが始まりで、旧東側諸国では従来から定説とされていた学説である。
ただし、旧西側諸国では、定説とされてきた石油「有機」由来説に真っ向から反対するものであったため長く顧みられることがなく、その後トーマス・ゴールドが取り上げたことで、西側諸国でも脚光を浴びることとなった。

 天文物理学者であるゴールドの説く石油無機由来説は、「惑星が誕生する際には必ず大量の炭化水素が含まれる」「炭化水素は地球の内核で放射線の作用により発生する」「この炭化水素が惑星内部の高圧・高熱を受けて変質することで石油が生まれる」「炭化水素は岩石よりも軽いので地上を目指して浮上してくる」というものである。

 無機成因論の根拠としては「石油の分布が生物の分布と明らかに異なる」「化石燃料では考えられないほどの超深度から原油がみつかる」「石油の組成が多くの地域でおおむね同一である」「ヘリウム、ウラン、水銀、ガリウム、ゲルマニウムなど、生物起源では説明できない成分が含まれている」などが挙げられる。

 また、生物起源論が根拠としている、石油中に含まれる炭化水素の炭素同位体比を調べた結果、炭素数の少ない炭化水素ほど、質量の軽い炭素同位体を含む割合が多くなるという傾向は、地下から炭化水素が上昇する過程で、分子の熱運動により重い同位体が分離されたと説明することも可能だという。

 この無機由来説に基づけば、一度涸れた油井もしばらく放置すると再び原油産出が可能となる現象を説明することができる。
 また超深度さえ掘削できれば、日本はもちろん世界中どこでも石油を採掘できる可能性があることになり、膨大な量の石油が消費されたとしても、掘削技術の問題さえ解決されれば枯渇する危険性はほぼ皆無であるとされている。





石油が無機起源であるならば、超震度掘削の技術とコストの問題をクリアできれば日本も産油国の仲間入りというわけである。

地球や他の惑星の調査が進む中で、石油の無機起源説には不自然さを感じない。
むしろ有機起源説のほうが無理をしている感がある。
もちろん、最近注目されている炭化水素を作る藻「ボトリオコッカス」や「オーランチオキトリウム」の存在が示すように有機起源説も完全否定すべきものではない。

両説並び立っているのが真実であり、有機由来の炭化水素は非常に限られた地域にしか存在せず、無機由来の炭化水素は無尽蔵に存在しているのではないのだろうか。
例えば身近な例で言えば、尖閣諸島の海底には石油が埋蔵されているという話は40年前には聞いたことがなかったが、さて今ではどうだろうか。

では、トーマス・ゴールド博士の理論を紹介しよう。







Natural Gas, Oil Occur Naturally & Are Not a Limited Fossil Fuel, Says Prominent Scientist

 天然ガス、石油は自然に生じ、有限の化石燃料ではないと言う著名な科学者

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 多くの強力な利権団体が「化石燃料の枯渇」という脅しを使い、大衆の意見(特に石油産生国に対するアメリカの政策について)と石油の値段を操ろうとしている。

 しかしながら、真相は、石油は有限資源ではないと、世界でも最も高名な科学者の一人は言う。トーマス・ゴールド博士は、長年の研究の結果から、石油及び天然ガス、石炭は、巷で言われているような「化石燃料(fossil fuels)」ではないと言う。

 ゴールド博士によれば、これらの資源は常に地球内部で自然に形成されているという。この資源の形成プロセスについてはほとんど知られていないが、人類に対して新しい科学的な地平を開きそうだという事である。

 博士の著書である「深く熱い生物圏:化石燃料という神話(日本版は「未知なる地底高熱生物圏」)(The Deep Hot Biosphere: The Myth of Fossil Fuels、全米の書店で購入可能)に、彼の理論の全貌のアウトラインが記載されている。
 ゴールド博士は10月28日のラジオ「フリー・アメリカ」(アメリカン・フリープレス出資)のゲストとして出演した。博士とホストのトム・バレンタインに、さらに博士の古くからの友人で、博士の理論を基に石油削屈ベンチャーを経営するジョン・レッドベターが一緒であった。

 以下に放送の要約したものを転載する。
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司会:
 あなたの理論の最も注目すべき点は、ガスそして石油が生物起源ではないという点です。あなたは恐竜や植物や、その他の生物の化石は石油や天然ガスの起源ではないと主張しています。あなたの理論は最初、あなたの同僚によって引用され、後に世界をリードする物理学者であり天文学者であるフレッド・ホイルにより引用されました。ホイルは引用した際の章に、地球内部の多孔性の空間に存在する鉱脈、という意味で「神の鉱脈論」と付けました。あなたは最初、何から刺激を受けて、石油と天然ガスが地球内部の化学物質から生成していると考えるようになったのですか?

ゴールド博士:
 天文学者は炭化水素、即ち石油、ガス、石炭ですが、これらが他の幾つもの天体の内部で実際に生成されているという事について発見する事ができました。これらは宇宙ではよくある物質です。我々の太陽系を形成しているようなガス雲の中には、大量の炭化水素がある事を測定できます。それならば、同じ惑星の一つである、我々の小さな地球に関しても、他の天体が持っているような石油やガスが、地球が形成された時から既に内部に存在していると考えるのは合理的なことです。

司会:
 その質問は非常に理解しやすいです。結局、木星には恐竜やシダがあって、そのお蔭で石油やガスがある訳ではないですからね。

博士:
 仰るとおりです。しかしながら、幾つかの理由から私の説は信じられていません。石油が全て化石からできているという古い理論は非常に根強いもので、天文学者が他の天体に関するほぼ完璧な証拠を提示しても、それらはただ無視されます。特に、これらを「化石燃料」と呼称する石油地質学者にです。一度誰かが名前を付けたら、みんな信じ込んでしまったと言う訳です。

司会:
 石油地質学者は自分達でその地位を作り上げた訳であり、どのようにして恐竜の骨から石油ができるかについて誰よりも「よく知っている」と思われている訳ですね。しかしながら、あなたの理論はこの古くからある理論とは異なり、さらに、石油形成には、我々が普段目にするような生物圏、つまり菌類や細菌類等を含めた生物の全てが必要なく、地下深くの所で石油を形成している存在があり、それがその形成物を地表にまで押し上げているという事かもしれない、というのですね。

博士:
 私が何故この理論に確信を持つように至ったのかをお話します。石油と石炭には、普通でないパラドックスがあるのに気付きます。それは、これらは皆生物由来の物質を含んでいるのですが、多くの化学者が言うように、始原的な炭化水素の、石油かガスの混合物があって、それに生物由来物質が紛れ込んだと考える方が、理論としてすんなりと合致している感じを受けるのです。これは多くのノーベル賞受賞化学者を含む化学者がとても強調している点です。

司会:
 それでは、地中深くに石油を発見して、それを化学的に分析する度に、あなたの説が正しいという事が証明されているのですか?

博士:
 おっしゃるとおりです。それは1950年代中頃から長年に渡って知られていました。

司会:
 人骨の化石が無煙炭となったものがペンシルバニアで発見されています。公式説は、石炭の形成に関しては、無煙炭が形成する際に、周囲に人間が発見されていないので、あなたの仰るような現実を受け入れていない事になりますね。

博士:
 その通りです。石炭は何百万年も以前に形成されたからです。

司会:
 しかしながら、人間の化石が無煙炭となった事は事実です。あなたはこれについてどのように説明されますか。

博士:
 ロサンジェルスにあるラ・ブレアタルピッツには、サーベルタイガーの化石を含め全ての物があります。ただ、現存する中で、我々が掘り出す物で石炭のような物になりそうな物は、通常とても浅い所にある物ですが、ラ・ブレアやトリニダードにあるようなタールの池や湖です。

 我々が掘り出す石炭は固くてもろい物です。それは、過去には一度は液体でした。なぜなら、我々は6フットの石炭層の中間に、壊れやすい鳥類の羽や木の葉が埋まっているのを発見できるからです。これらは傷がなく、非常によく保存されており、内部の細胞の中の石炭は外部環境の石炭と全く同一です。硬くてもろい石炭は、このようなデリケートな木の葉の細胞内に入っていくような事は有り得ません。つまり、明白に、これらの物質は一度は液体で、それが徐々に固まっていったと考えられるのです。

 我々が地球上で見られる唯一のこれに関する事象は、石油が徐々に固形化し、硬くなるという事だけです。これがただ一つの石炭の起源に関する論理的な説明です。石炭が化石を含んでいるという事実は、それらの化石から石炭ができているという事の証明にはなりません。どのようにしたら、森林全体に根覆いをして、完全に特色のない、黒くて大きい物質にし、その中に完全な一枚の葉っぱがあるというような状況を作ることが可能でしょうか。そのような事を考えるのは全く意味がありません。

司会:
 それでは、そのような石炭を形成するのに必要な、炭素の基質というのはどこから来るのですか?

博士:
 石油、そして石炭は原子量の重い炭化水素を含む物質からできています。我々は隕石は惑星の形成過程において外に飛び出した残骸だと知っていますが、それらは酸化されていない炭素を炭化水素、すなわち石油や石炭様粒子として含んでいます。我々はある大きいクラスの隕石や、他の多くの太陽系の天体においてそれを見つけています。ですから、地球が形成された時に、大量の炭素が含まれていたという事は明白と言えます。

司会:
 あなたの本では全ての種類の生物が地球内部に存在すると指摘していますね。

博士:
 光合成の発見された後では、地表の生物に頼らない生物、つまり光合成といった太陽光から化学的エネルギーを作り出す生物に頼らない生物というのは考えられない事でした。これが生命が生きていく為の唯一の方法であると考えられてきました。そして、私達はガスと液体が大陸棚の裂け目から上昇して、それが相当に大きな動物を含めて、多様な種類の生命の栄養となっているのを発見しました。しかしながら、海底に住む主な種類の生物はバクテリアであり、それがさらに大きな生物を養っている訳です。

司会:
 あなたの理論を証明する為に、あなたはスウェーデンで特別な掘削を行いましたね。その事について話して頂けますか。

博士:
 私はスウェーデンで、巨大なクレーター内部での2箇所の深部掘削の責任者でした。私がこの事に興味を持ったのは、このクレーターは純粋な花崗岩でできており、沈殿物が何もなかったからです。何も生物学的なものがなく、ただ硬くもろい岩でした。

司会:
 普通はそのような地域は、石油地質学者によれば石油は出ない地域とされるでしょうね。

博士:
 彼らは私がスウェーデン人にそこを掘らせるのは、全く馬鹿げた事だと思ったようです。

 我々はバクテリアの固まったものがあったために、商業に適した量の石油を掘り当てることはできませんでした。しかし、そのバクテリアは石油の内部に住んでいて、石油は発見出来ました。深度別にバクテリアを調べてみると、当たり前ですが、ちょうどその深度の温度で生息できるような種類のものでした。これらの地中に住んでいるバクテリアが、石油とガスを主要な栄養として繁殖し、それらがエネルギー源となっている事は疑いようがありません。

 私が確信した事をお教えします。我々は最初、80バレルの石油を引き上げました。これは痕跡程度の量ではありません。しかしながら、私はいったいそれまでに何人の古い理論の支持者から、石油を探しにここを掘るのは完全なキチガイだと言われたか分かりません。

 一方、スウェーデンでの結果から、ロシア人が、ロシアで300箇所のこのような巨大な岩場を掘り、殆どの場所で石油を発見したという事でした。ベトナム沖のホワイトタイガーフィールドも、同様な巨大な岩場から石油を非常によい率で産生しており、我々は以上の話の全体が正しい事と知ることができます。

司会:
 あなたは大きな反対にもかかわらず、このスウェーデンでの掘削が成功する事に確信を持っていたのではないですか?

博士:
 ええ、石油ガスビジネスには知的パズルのような側面があります。すべての石油とガス生産地からは、疑いなく生物由来の物質が出ています。生物学なしでは分からない複雑な問題があるようです。それら生物由来物質は、生きているバクテリアである必要はないのですが、大量に発見されることが重要です。

 他に石油について特筆すべき点は、世界のどこでも、常に天然のヘリウムガスを高濃度に含んでいるという点です。これらのヘリウムガスは、生物とは完全に関係のない物質です。生物がヘリウムガスを生産したり集積したりすることはありません。これは化学反応を起こさない元素で、生体内には存在しない物ですから、生物がこれを生産することはできないのです。

 非常に大きな問題として、なぜ生物とは全く無関係であるヘリウムが、石油から見つかるのかという点があります。化学的に全く反応をしないヘリウムを濃縮するには機械的方法によるしかありません。ヘリウムを地中に濃縮する唯一の方法は、機械でヘリウムガスを地中に送り込んで岩の中に浸透させることですが、ただ実際になんらかの方法によって、ヘリウムガスは石油の中に高濃度に濃縮されて存在している訳です。それならば、仮に恐竜や植物から石油が生じるというのなら、一体どうやってヘリウムガスが石油の内部に濃縮されて存在すると言うのでしょうか。これは全く問題外の考えです。

 ヘリウムが石油に濃縮されうる唯一の方法は、他の物質に由来する大量の高圧のヘリウムが、石油の存在する多孔性のスペースに拡散していくというものです。石油が上昇するのは、そのような多孔性スペースに残存ガスが充満している時に起こる現象です。そして、それが地表付近に達すると、深部からの物質を含んだ石油が湧き出してくるという訳です。

 問題の答えは、非生物学的なヘリウムは、他の石油内の生物物質と同様に、1000以上の様々なメカニズムにより高濃度に濃縮されたのだろうという事です。また以上の説明がこれらの2種類の矛盾した物が同時に入っていることの答えでもあると思います。

司会:
 マグネタイト(鉄)についてはどう思われますか?あなたの論ではマグネタイトはどういう扱いになっていますか?

博士:
 微生物が深部から沸きあがってくる石油で生きられるのは、その中に酸素が含まれている場合に限ります。炭化水素はエネルギーではありますが、微生物はそのエネルギーを燃焼させるのに必要な物質を取り入れる必要があります。その為には酸素が必要です。酸素無しでは、世界中の石炭は我々にとっても不要なものになってしまうでしょう。

 微生物は我々が大気から得られるような酸素がないために、岩の内部から酸素を取り出す必要があります。岩の内部にあるもっとも有用な酸素供給源としては、酸化鉄や硫黄酸化物があります。

 我々が発見したことで、長い間石油地質学者にとっての謎となっていた事は、石油産生エリアでは酸化度の低いマグネタイトが見つかり、また酸化されていない硫黄や硫化物が発見される事です。

司会:
 そのような石油と一緒に発見されるマグネタイトは、微生物が岩の中にある酸化鉄の酸素を消費したために、酸化されていない形となって発見されるという事ですね。これは生物学的な要素が関わっているということの証明になります。

博士:
 実際、そうして見つかるマグネタイトの粒子は非常に小さく、生物学的な事を考慮しなければ、このような小さいマグネタイトが自然に形成されるという事は考えにくいのです。これらは明白に生物由来の物質と言え、我々がスウェーデンで発見したものがそれであるという事には疑いの挟みようがありません。おそらくは全てのスウェーデンでの大きな鉄鉱山は、我々が掘削で発見した鉄と同起源のものだと思います。地球内部の微生物の活動は非常にスケールの大きいものだということが我々の掘削で明らかになった事です。

 何種類もの金属物質の鉱床は全くその起源について説明がされておらず、教科書にはこのような金属がなぜ集まってきたのかは誰も明らかにすることができていないと記述してあります。それらが濃縮されたことに対する答えは、深く、圧力の高い場所では、微生物にとって金属を含んだ複合分子を形成するのが非常に容易であるという事です。それらはその後上昇し、分解して、金属原子を放出し、そして我々に銅や亜鉛や鉛の鉱床となって発見される訳です。

司会:
 海洋底で見つかる球状のメタンについてはどうですか?

博士:
 それはメタンハイドレートと言います。低温で高圧な海底であればどこでもメタンと水の混合した氷からメタンハイドレートが形成されます。言い換えれば、どこからでも噴出したメタンは水と混合してメタンハイドレートの氷となるという事です。海底の炭素のメタンハイドレートとしての総量は現在我々が把握している全ての石炭と石油内の炭素の総量よりも多いのではないかと思われています。

司会:
 あなたの論では、地中には大量の天然ガスがあり、それが外に出ようとするときに地震を起こしていると強く主張されています。我々はおそらく、あなたの説を勉強することにより、どこからでも天然ガスを見つけることができるのかもしれません。ジョン・レッドベターさんです。

 ジョン・レッドベター:もしも地中を十分に深く掘り進めば、どこからでも天然ガスを発見する事ができる訳です。それは常に商業利用に適する量であるとは限らないかもしれませんが、おそらく実際に使える量である可能性のほうが高いでしょう。これらの全てのゴールド博士の発見された事は、ガスや石油が枯渇していると指摘する論とそれに乗っている政治について、我々が実際に今どのような状態にあるのかという事を考えさせるに足るものだと思います。

司会:
 石油ガス産業はあなたの理論を基に今まで信じられて来た事を考え直そうとしているのですか?

博士:
 他の多くの国では、私の主張が採用されています。ロシアでは非常に大規模にやられていますし、中国でも同様です。ただ、西ヨーロッパ諸国とアメリカだけが、泥中にずっぽりと嵌っていて、他のものを見ようとしない様です。




石油の無機起源説についての日本人研究者としては、中島敬史氏が多くの論文を発表している。
PDFで参照できるのでリンクを貼っておく。
『無機起源石油・天然ガスが日本を救う!?』
http://oilgas-info.jogmec.go.jp/report_pdf.pl?pdf=200505_013a.pdf&id=609

また武田邦彦教授の発言も紹介させてもらおう。

武田邦彦教授 ガリレオ放談 第12回 資源は枯渇するのか



科学者・武田邦彦 石油、石炭資源はあと8000年分はある



原子力はまだまだ研究室の中で研究されているべきレベルのテクノロジーだと思う。
原子力の研究は人工放射性物質を制御・管理・保管することを目的としてしっかりと予算をつけて研究して行けばよい。
そうすればプルトニウム239が半減期を向える2.4万年後にはオンカロのような最終処理施設が不要になるようなテクノロジーが発見されているかも知れない。

これからの数百年、数千年の間は炭化水素をエネルギー源として生きて行けば良いのではないだろうか。
日本は、超深度の掘削技術と藻類の技術開発と実用化によって石油生産国を目指すべきではないだろうか。

 

 

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1 コメント

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潤滑軸受 (グローバルサムライ)
2024-04-22 16:55:21
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタインの理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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