フィンランドいろいろオーロラ

春・夏・秋・冬・オーロラ

カーモス

2008年01月20日 | Weblog
太陽が昇らない日が約二ヶ月間続きましたが、17日にカーモスも
終わりました。カーモスが終わったからと言っても、太陽が頭上に
見えるわけではなく、晴れた日には地平線にほんの少し見えるだけ
曇っていたら昨日、一昨日と同じ暗さですが、
ラップランド(フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・ロシア)の住民
には、ただカーモスが終わったと言うニュースだけで安堵し、笑顔が
戻ってきます。

夜が長く暗いという事は確かにオーロラを見るには適してますが、
ラップランドの住民にとってオーロラは、日常の生活で雨が降るように、
冬には雪が降るように、日が沈み暗い夜には天空より極光が降り注ぐ。

そのオーロラを見て、手を叩きキャーキャー騒いでる旅行者の方が
彼らにには不思議に見えるようです。

しかし、この地に生まれ育った者でも、長い暗さに耐え切れず南に
移り住む者も多いそうです。
反対に、この暗さ寒さを楽しむに訪れる者も多く、南の住民は雪を
求めオーロラを求め北へ、北の住民は太陽を求めて南へ、
皆、ない物ねだりでしょうかね?

とにかく、これより日、一日一日明るくなり、今まで見えなかったもの
(自然)が見えてきます。今ではオーロラより太陽が見える事に感動します。
コメント (2)
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