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オラヴィ城

2008年08月13日 | Weblog

サヴォンリンナの町にあるオラヴィ城。日本ではドラクエ城の名で有名?
1475年、デンマーク生まれの Erik Axelsson Tottにより城の建設が行われる。

城には現在三つの塔が残ってるが、1600年代には五つの塔がありそれぞれの
塔には名がついてある。
  *Kellotorni (時間を知らせる塔。聖女の塔ともいう)
  *Kirkkotorni (教会塔。聖オラヴィの塔ともいう)
  *Kijlin torni (Kijlin塔。城主の名の塔)

  *Pyhan Eerikin torni(聖エーリキンの搭)
  *Tykkitorni (大砲搭)

以上の五つの搭があったが、現在は上の三つの搭が残っている。
この城はロシアからの侵略に対する防衛の為の要塞であり、戦う為の城であった。

城の名である Olavi はノルウェーのキング(1015~1030)
Olav II Haraldsson の名が付いている。キング・オラヴィはノルウェー人の
守護聖人であり、全ナイト(騎士)と兵士の守護聖人とも言われる。

城の着工を行ったErik Axelsson tott はナイト(騎士)であり、そのナイトの
守護聖人を城の名にしオラヴィ城となる。
これぞドラクエ城・・・?


サヴォンリンナの町は島の中にある為、湖水の近くに一般住家がある。


町の小高いところに教会がある。サヴォンリンナ大聖堂。


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