冬の砕氷船で有名なラップランドのケミ市には、ケミ港があります。
そのケミ港に中国国家が所有してる世界最大の海運会社の一つである
コスコ・シッピングの巨大なパルプ船が昨年末からケミの新しい
パルプ工場の海上輸送を担当している。
フィンランド最大のパルプ工場の輸送が中国によって行われることが、
どうしてあり得るのか疑問です。。。
フィンランド北部全体の安全保障の観点から、ケミ港の戦略的な位置は、
NATO加盟によってもクローズアップされる。そしてケミの工場区域は
政府によって指定され、米国による使用のために開放された軍事区域の 1 つが
近くにあり、ケミ港における安全上の脅威の可能性大、
スポ(フィンランド安全保障情報局)は中国の海運会社コスコの運航を監視。
中国の法律では、すべての中国および中国企業が必要に応じて、
中国情報機関向けの情報を提出する義務があるため、この海運会社の船舶は
運航中ずっと特別な監視下に置かれていた。
もちろん船員の移動を管理する必要がある。
通常、港内の動きは監視カメラや巡回警備員によって監視されているが、
コスコの場合は備えが一段と強化されている。
ノルウェーとスウェーデンの治安当局は分析の中で、中国とロシア両国が
北部地域での諜報活動を強化していると述べた。
中国とロシアは基本的には友好国だが、北極地域については、
利害が交差することがある。
日本ではこんな話は聞こえてきませんが、日本の政治家で
安全保障をしっかり口に出してる政治家は?誰ですかね。。。