2月初旬、ノルウェーのトロムソのディロイ自治体の養殖場から
合計約27,000匹のサケが逃げ出した。
魚を捕獲する試みがなされたが、最終的に加工工場付近で捕獲されたのは
全体の3%弱、つまり588匹に過ぎなかった。
世界最大の養殖サーモン生産者を自称する水産会社モウィは、
捕獲したサケ1匹につき500クローナ(約43ユーロ)の報奨金を出す
としている。捕獲されたサケも計算に含めると、
合計700匹のサケが回収された。
逃げたサーモンは当時その地域で嵐が発生していたため、再捕獲漁業は
すぐには開始できなかったという。
天候が回復し、漁が始まったとき、残念ながら魚の大部分はすでに
海へ行ってしまった。
ノルウェー海洋研究所が今週発表した報告書によると、
養殖場から逃げ出したサケは野生のサケにとって深刻な脅威となっている。
逃げ出したサケは野生の魚に病気や寄生虫を広め、
環境問題を引き起こすことが判明している。
逃げ出したサケは野生のサケと交配し、サケの個体群の遺伝子構成を
弱める可能性もあります。
養殖サケ数千匹の逃亡は野生生物にとっての災害と呼ばれている。。。
今日のニュースより。
サーモン
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