双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

朝から 涙が止まらない。

2021-02-18 09:26:59 | 双極性障害とともに。

昨日の新しい主治医。

三文字にする。

「 あかん。」


朝、コーヒーを飲み終えて、

キッチンの隅っこ、

私の定位置に座ると、

涙が 出てきた。

ワンコが、慌てて、やって来てくれた。


「どうぞ。」か、「お入り下さい!」

の違いは、

電光掲示板になっていて、

関係は なかった。


診察室に入った。

大きな元気で明るい声で

「初めまして!」と 言われた。

勿論、席から立たれる気配など なし。


ヘアースタイルがばっちり決まった スマートな方。

そのヘアースタイルが、

まずは 目に入ってきた。

明らかに年下。


私、しんどく、

下を向いて、肩を落とし、

ぼそぼそと 話をした。


新しい主治医に変わることで、

大きなストレスを抱えてきたこと。

どんな先生かを考えると、

不調になっていたことを伝えた。


先生、

「それは、1か月 大変でしたねー!」

「どんな状態だったか、

一つずつ、話して下さい。」

と、明るい声。

私が、しんどく しているんやよ。

なんで、こんな声かけになるの??

「一か月 大変でしたねー!」

の「ー!」は、いらない。


この先生。

私のこと、見ただろうか?

ずっと パソコンの画面を見て、

大きな音で、

キーボードを 打っていた。

少なくとも、

目は 合わなかった。


私が、主治医に求めること。

それは、

ゆっくりと 話しを聞いて下さること。

私の状態を

受け止めて下さること。

寄り添って下さること。


今までの主治医の先生は、

どの方も そうやった。

診察といえば、

先生に お会いしに行くことやった。


私が、ストレスで 寝れなかったと 伝えたからね。

「 眠前の頓服、増やしましょう。」とのこと。

いやいや、前の主治医の先生から、

「 薬を減らす方向で。」と 常々 言われてきた。

ましてや、この薬、

依存性が強いから、

なんとか止めるようにと 言われてきた。

私の方から、

増量は不要なことを 伝えた。


前の主治医。

「お薬を減らすようにと、

しっかりと(カルテに)貼っておきましょう。」と

言ってられた。


なに????


初診の診察時間は、30分枠。

私の診察、

15分も あったかな。



しんどい時に

話は 出来ないな。

また、パソコンを見ながら、

お薬の調整で 終わるんやな。


私の気持ちに 寄り添ってもらえるなんてこと、

期待できないよな。


しんどくて、

肩を落として、

ぼそぼそ話していている、

初診の私に

こちらを見ることもなく

「!」


この先生で やっていけるんやろうか?


やっていかれへん。


これから、しんどくなったら アカン。

調子崩したら、アカン。

頼られへんもん。

お薬も、

アドバイスは もらうものの

私が、最終判断していこう。


帰ってきた夫に

たくさん話した。

前主治医、なんで この先生に引き継がれたのか?

病院のホームページを見た。

メンタルヘルス科。

いろいろな専門の先生の中、

この先生の専門の

< 気分障害 > の中に、

私の病の名が 入っていた。

だからなんやなぁ。


「 今まで、年上の先生やったもんね。」の私に、

夫が思わず言った言葉。

「 医者も 育てなアカン。」

私、当然、「 何で。」

「 早いうちに、今の状態を伝えなあかん。」と夫。

私、「あなたが主治医になって

調子を崩していますって?

そんなん言われへん。」

仕方なく、

なんとか 仕事の調整をして、

夫が 次回の診察に付き添い、
 
私の状態を 伝えてくれる予定になった。


夫にも 会ってもらおう。

今までの どの先生の診察でも、

私が不調な際は、

夫が 診察に付き添ってくれた。

そして、しんどい私にかわり、

先生からの言葉を受けとめてくれてきた。

どの先生のことも、よく知ってくれている。


昨日の夜。

前主治医の指示どおり、

眠前の頓服は、

半錠にして休んだ。

どう考えても、

新しい主治医の処方の

倍増は おかしい。


さぁ、今日も スタートです。

ワンコね。

私が、泣きだしたら、

いやいや、グズグズと 鼻をいわせただけで、

急いで 側にやって来てくれる。

勿論、教えていない。


先日も、

他のことで 落ち込み、

お布団の上で べそをかいていると、

普段は あがったなら怒られる、

そんなお布団の上に あがり、

私の側で、

伏せ続けてくれていた。

ありがとうね。

優しいね。

嬉しいよ。