メーガン妃 “自己中心的なカップル”のイメージ回復に躍起 情報筋が証言
著者:森 昌利

第一次世界大戦終結記念日に最も近い日曜日「リメンブランス・サンデー」(8日)に、米ロサンゼルス国立墓地を訪問したヘンリー王子とメーガン妃。しかし、カメラマンを引き連れての墓参だったことから、「慰霊さえも自分の宣伝とする」と批判を浴びる事態となった。そんな中、メーガン妃が新たにPRの専門家を雇用、悪化するばかりのイメージ回復を狙っているという。英紙が「自身の“病んだイメージ”回復に躍起」という見出しで伝えている。
◇ ◇ ◇
イメージの悪化を自覚 女性のPR専門家2人を雇い入れ
英大衆紙「ザ・サン」が情報筋の話として報じた内容よると、メーガン妃は自身のイメージがどんどん悪化していることを自覚しているという。自分と王子がもはや“ゴールデンカップル”ではないことを分かっており、ウイリアム王子とキャサリン妃が英国で善行を重ねる一方、「“王室を離脱して自分のやりたいことだけをやる自己中心的なカップル”というイメージを、ここでしっかり変えたいと考えている」らしい。
メーガン妃が現状を憂い、何とかこうした悪いイメージを打開したいと躍起になっていることがうかがえる内容だ。関係筋はさらに、妃は今回新たにPRのエキスパートを雇用したと明かした。それは、クリスティン・ウェル・シルマー氏とトーヤ・ホルネス氏の女性2人。今後シルマー氏がコミュニケーション部門のトップとなり、ホルネス氏がプレス対応の秘書官となるという。
最近ではやることなすことのすべてが後手に回るヘンリー王子夫妻のイメージは、果たしてこの2人の力で回復するのか。今後のメディア戦略に注目したい。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
次のページへ (2/2)
【写真】ヘンリー王子とメーガン妃 “宣伝”と批判された墓参の様子 専門家の力で事態は好転するか
ヘンリー王子とメーガン妃では「売れない」 2人を表紙に使わない理由を王室誌編集長が明らかに
著者:森 昌利
タグ: メーガン妃, ヘンリー王子, 森昌利, ロイヤルファミリー

夫妻は先日の人気調査でも好感度が急落している
今年1月に“王室引退”を宣言し、3月末日を持って主要王族から離脱したヘンリー王子とメーガン妃。当時からさまざまな批判を受けていたが、米国移住後に英国民から注がれる視線はさらに冷ややかになり、その人気の凋落ぶりに歯止めが効かないようだ。王室専門誌の編集長によると、夫妻を表紙にした雑誌は売れないため、起用を控えているという。英紙が伝えている。
◇ ◇ ◇
英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、王室専門家で王室専門雑誌「マジェスティ」のイングリッド・シュワード編集長がポッドキャストに出演。ヘンリー王子とメーガン妃の人気凋落を示す現象を明らかにした。
「実は少し前から2人を表紙で使っていません。理由は単純です。2人の写真を使うと、それがどんなに素晴らしい写真であっても雑誌が売れないのです」
しかも、その現象は「マジェスティ」に限ったことではないようだ。
「(英雑誌)『ハロー』も同じことを言っています。個人的には今も、いい写真であれば表紙に使いたいと思うのですが、2人を使うと読者が買ってくれません……」
最近実施された人気調査でもサセックス公爵(ヘンリー王子)夫妻の好感度は驚くほど急落していた。“王室引退”後、2人の人気が英国で急降下しているのはもはや疑いようがないことのようだ。
シュワード氏はさらに「思うに、英国民はハリー(ヘンリー王子の愛称)に捨てられたと感じているのでしょう。また、彼がそうした理由はおそらくメーガン(妃)だと考えている」とも語ったという。
英国を捨てたヘンリー王子と、夫に母国と家族を捨てさせたメーガン妃。英国に住む者としては、2人が表紙に使われた雑誌を“手に取るのも嫌だ”という気持ちは分からなくもない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
ヘンリー王子とメーガン妃を英国民は拒絶 好感度が急激にダウン 1年前とは雲泥の差
著者:森 昌利
タグ: メーガン妃, ヘンリー王子, 森昌利, ロイヤルファミリー

今年1月に“王室引退”を宣言し、3月末日を持って主要王族から離脱したヘンリー王子とメーガン妃。米国移住後、政治的発言などで物議を醸している2人に英国民が注ぐ視線は冷ややかだ。ロイヤルメンバーの好感度が発表され、2人の支持率が急落していることが分かった。特に昨年10月時点では55%だったメーガン妃は-26%という衝撃的な結果になっている。1位はエリザベス女王。前回3月の調査から2ポイント増の71%の支持を得た。
◇ ◇ ◇
1位はエリザベス女王 キャサリン妃は5ポイント増で3位
英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、市場・マーケティング調査およびデータ分析の英企業「YouGov」がロイヤルファミリーの主要メンバーを対象に好感度調査を実施。“王室引退”したヘンリー王子とメーガン妃に対して、英国民が強い拒絶反応を示していることが分かった。
ヘンリー王子の支持率はわずかに1%。昨年10月には71%の支持を得ていたのに、“王室引退”を宣言した今年1月は55%、王室を離脱した3月が20%%、そして今回が1%と、見事に右肩下がりになっている。
夫よりも悲惨なのがメーガン妃。昨年10月時点では55%だったが、今年1月の調査からマイナスに転じ、-11%(1月)、-8%(3月)、そして今回は-26%という結果になっている。この1年間でヘンリー王子は70ポイント、メーガン妃は81ポイントも下落したことになる。
一方、最も支持率が高かったのはエリザベス女王。3月の調査から2ポイント増の71%の支持を得た。キャサリン妃は5ポイント増の62%で3位。最下位は未成年者との性的関係疑惑で昨年公務を退いたアンドリュー王子の-73%だった。
○ロイヤルファミリーの好感度調査結果
1位 エリザベス女王 71%(+2)
2位 ウイリアム王子 65%(-4)
3位 キャサリン妃 62%(+5)
4位 フィリップ殿下 28%(+3)
5位 チャールズ皇太子 24%(-7)
6位 カミラ夫人 1%(-5)
6位 ヘンリー王子 1%(-19)
8位 メーガン妃 -26%(-18)
9位 アンドリュー王子 -73%(-2)
「YouGov」調べ。括弧内は今年3月比
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)
次のページへ (2/3)
【動画】ヘンリー王子とメーガン妃 「タイム」誌のイベントでホストを務める実際の様子 米国で物議を醸す発言を続ける2人に英国民は冷ややかだ