[2024年1月16日8時58分]
英国のヘンリー王子(39)とメーガン妃(42)夫妻が、2021年に誕生した愛娘の名前に故エリザベス女王の愛称「リリベット」を使用したことを巡って「女王を激怒させた」と報じられたことを受け、マスコミ各社に法的措置を講じると警告する文書を送ったことが分かった。
英エクスプレス紙などによると、ことの発端は英王室作家ロバート・ハードマン氏の新たな伝記「チャールズ3世:ニュー・キング、ニュー・コート、ザ・インサイド・ストーリー」の中で、リリベット王女が誕生した際に夫妻は許可を得ずに命名したことに女王が激怒したと明かされていることだという。
英メディアによると、この件を報じた英BBCを含む放送局や出版社に対し、夫妻は「主張は虚偽で中傷的。繰り返すべきではない」と記した書簡を送るよう弁護士に指示したという。
女王の幼少期のニックネームだった「リリベット」は、女王の両親や夫のフィリップ殿下、妹のマーガレット王女ら家族や親しい友人のみが使用する愛称として知られている。
夫妻は当時、電話で女王に娘の誕生を知らせた際に「リリベットと名付けたいと希望している」と伝えたと主張していたが、ハードマン氏は著書の中で「サセックス夫妻が娘を“リリベット”と呼ぶよう祝福したと」と発表した後、女王がこれまで見たことがないほど激怒していたとつづり、「許可を得た」とする夫妻の主張は誤りだと示唆した。
夫妻はその後、バッキンガム宮殿に自分たちの主張を支持する声明を出すよう求めるも拒否されたとも報じられている。
女王は一昨年9月に亡くなっていることから、どちらの主張が正しいのか今となっては知る由がない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)
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以前から指摘されていた「女王に許可なくニックネームを使った」疑惑が再び浮上。
BY YOKO NAGASAKA公開日:2024/01/16
2021年に長女をもうけているヘンリー王子とメーガン妃。エリザベス女王の愛称と亡き母の名前をもらい、「リリベット・ダイアナ」と名付けた。
リリベットとは幼い頃自分の名前を正しく発音できなかった女王が自分のことをこう呼んでいたことから付けられたニックネーム。女王の父ジョージ6世や母のクイーン・マザー、夫のフィリップ王配ら女王になる前の彼女を知っている、特に親しい家族だけが彼女をこう呼んでいた。ロイヤルファミリーであっても子どもたち、孫たちが女王をこの名で呼ぶことはなかったと言われている。
だから王子と妃が娘にリリベットと名付けたときにはイギリスマスコミから「女王に無断でつけたのではないか」と疑う声が上がった。イギリスの放送局「BBC」の王室レポーターは「王室の情報源によると女王はこの名前を使うことについて王子と妃から許可を求められていない」と確信を持って報じていた。
この報道に王子と妃は猛反論。
スポークスパーソンが「女王に最初に相談した。彼女は祝福してくれた。女王が支持しなかったらこの名前は使わなかった」と声明を発表した。
さらに弁護士を通じてBBCらに「虚偽の報道に対して法的措置を取る」と書簡を送付していた。
しかし王子と妃の主張が嘘だった可能性が改めて浮上している。
発端は今週出版されるチャールズ国王の伝記本『Charles III: New King. New Court. The Inside Story』。
この本で、ある王室関係者が著者のロバート・ハードマンに「王子と妃が『女王が支持しなかったらこの名は使わなかった』と公言した後、女王は私がこれまでに見たことがないほど怒っていた」と証言していたことが明らかになった。
本の内容を入手した新聞「デイリーメール」が報じている。
同紙の王室レポーター、レベッカ・イングリッシュも同様の証言を得ている。
イングリッシュによると女王は王子と妃の命名に激怒し、側近にこう言った。
「宮殿もそこに飾られている絵も私のものではない。私のものと言えるのは名前だけ。そして今、それも彼らに奪われた」。
ちなみに以前からメーガン妃がバッシングされるとSNSで妃を擁護してきた有名弁護士のショーラ・モス=ショグバミムは「女王が激怒していた」という報道に関しても、物申している。
「王子と妃が自分の子どもに名前をつけるのに誰かの許可を得る必要はない。
ましてや女王の許しはいらない」「リリベットという名前は女王だけのものでもないし、彼女が作ったわけでもない。女王よりも前から存在する」とツイートし物議を醸している。
王子と妃はハードマンの本や今回の報道にまだ何もコメントしていない。再び反論声明を発表するのか注目が集まっている。
2024年01月12日 13時13分TechInsight
ヘンリー王子が、航空宇宙産業で多大な貢献をした人々を称える「Living Legends of Aviation Awards」を受賞することが明らかになった。
ヘンリー王子は英陸軍に10年間在籍し、パイロットとしての任務に就いた。
今回の授賞式では、王子が設立した負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」への貢献も称えられるという。
同賞は過去に、人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング氏などが殿堂入りしており、今年は王子を含む4人が表彰される。
王子がこのようなメンバーと名を連ねることに、SNSでは「これはジョーク?」といった声があがっている。
航空宇宙産業における功績を称える第21回「Living Legends of Aviation Awards(リビング・レジェンズ・オブ・アビエーション・アワード)」の授賞式が現地時間19日、米ロサンゼルスにあるホテル「ザ・ビバリー・ヒルトン」で開催される。
“航空宇宙産業における生ける伝説達”の意味を持つ同イベントは、宇宙飛行士や航空起業家、パイロット、産業界のリーダーなど、あらゆる航空業界の分野で多大な貢献をした人々を称えるものだ。
俳優ジョン・トラボルタが司会を務める今回の式典では、ヘンリー王子が航空宇宙への貢献が認められた4人のうちの1人として賞が授与される。パイロットの資格を持つジョンは2007年に受賞し、殿堂入りを果たした。
ヘンリー王子はおよそ10年間英陸軍に在籍し、ヘリコプターのパイロットとしてイギリスやアメリカ、オーストラリアでの飛行訓練任務やアフガニスタンでの戦闘任務に就いた。
2005年に士官候補生として訓練を開始し、2009年1月からは陸軍航空隊のパイロットになるための訓練を始めた。コース修了後、アパッチ攻撃ヘリコプターの訓練を受けた。
2012年2月には副操縦士(CPG)の資格を取得。第16航空攻撃部隊に属する陸軍航空隊第3連隊への配属となり、多くの演習で航空機を操作した。
2007年から2008年に前線航空管制官として、2012年から2013年にはアパッチパイロットとして、アフガニスタンに2度派遣された。2015年には陸軍大尉の階級で退役した。
今回の授賞式では、ヘンリー王子が設立した負傷軍人の国際スポーツ大会「インヴィクタス・ゲーム」への功績も称えられるという。
ヘンリー王子に加え、海軍パイロットのフレッド・ジョージ氏、CAE(旧カナディアン・アビエーション・エレクトロニクス)社長兼CEOのマーク・ペアレント氏、1979年から1989年まで世界速度記録を保持した米飛行家スティーブ・ヒントン氏の4人に賞が授与される。
このほか、エミー賞受賞ジャーナリストでキャスターのローレン・サンチェス氏には「Elling Halvorson Vertical Flight Hall of Fame Award(エリング・ハルボソン垂直飛行殿堂賞)」が、ゼネラル・アトミクス社のリンデン・ブルー副会長には「Dr. Sam B. Williams Technology Award(ドクター・サム・B・ウィリアムズ技術賞)」が贈られる。
ヘンリー王子がこのような賞を授賞されることについて、SNSでは「これはジョークか? 彼は伝説的なことをしたのか? いったい何をしたっていうんだ?」「冗談だろう。実際に素晴らしく画期的なことを成し遂げた人々に対する侮辱だ」と非難の声があがっている。
画像1枚目は『The Prince and Princess of Wales 2016年5月9日付Instagram「“I cannot tell you how proud and excited I am to open @invictusorlando here in America”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)
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