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【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、父チャールズ国王からの資金提供をめぐり激怒 罵りの言葉を吐いていた

2023年04月12日 | 国際社会



2018年以前にメーガン・マークルと結婚する意向を父チャールズ皇太子に伝えたヘンリー王子。しかし将来、メーガンのために資金を提供する余裕がないと父に言われ、ヘンリー王子は激怒していた(画像は『The Royal Family 2018年12月12日付Instagram「The Prince of Wales and The Duke of Sussex joined a @PrincesTrust roundtable event」』のスクリーンショット)


ヘンリー王子が父チャールズ国王からの資金提供をめぐって激怒し、父に対して悪態をついていたことが明らかになった。

新たな伝記本によると、王子は王室離脱後に米国から祖母エリザベス女王に電話をかけ、金銭問題について相談していたそうだ。

うんざりした女王が父親と直接話す提案をすると、ヘンリー王子は父に何度も電話をかけて資金を要求し、それが通らないと罵りの言葉を吐いたという。

英王室ジャーナリストのロバート・ジョブソン氏によるチャールズ国王の伝記本『Our King: Charles III — The Man And The Monarch Revealed(原題)』が、英時間4月13日に発売される。それに先立ち、その内容の一部が英ニュースメディア『Daily Mail Online』に掲載された。


同著では、キャサリン皇太子妃が昨年9月にヘンリー王子やメーガン妃と一緒にウィンザー城の門前を歩いたことは「最も困難なことのひとつだった」と明かしたことが綴られている。

他にもヘンリー王子が、父チャールズ国王からの資金提供をめぐって激怒していたことを暴露しているのだ。

同著によると、ヘンリー王子はメーガン・マークル(当時)と結婚する意向を父チャールズ皇太子(以下、当時)に伝えるため、兄ウィリアム王子(以下、当時)を含めた3人で家族会議を行ったそうだ。

ウィリアム王子が2人の結婚について「本気なのか、ハロルド(ヘンリー王子の愛称)?」と聞くと、ヘンリー王子は「その通りだ」と答えた。


するとチャールズ皇太子が、将来はメーガンのために資金を提供する余裕がないと言い、これは自身の妻カミラ夫人(当時)やウィリアム王子の妻キャサリン妃(当時)と子供達に対しても同様であると伝えた。

これを聞いたヘンリー王子は激怒したという。


ヘンリー王子はメーガン妃と2018年に結婚したが、2020年には王室離脱して米カリフォルニア州に移住した。

しかし王子はその後も英国に住む祖母エリザベス女王に定期的に電話をして、金銭的な問題について話し合っていたという。

さらに王子は女王に対し、自分が言った苦情を公にするように頼み込んだことから、女王は「困ったものだ」と感じていたそうだ。


ある情報筋は、ジョブソン氏の取材に応じ「女王陛下は、ヘンリー王子からの電話に対してかなり難色を示し、うんざりしていました。

彼女は父子関係に干渉したくなかったため、ヘンリーには父親と話すように促したのです」と語った。

そのためヘンリー王子は父親に直接電話したものの、金銭に対する意見の相違から怒りが爆発してしまった。

これによりチャールズ皇太子は王子からの電話に出なくなり、すべてが失敗に終わってしまったのだ。


ジョブソン氏は同著で「チャールズ皇太子は息子に悪態をつかれ、繰り返し資金を要求された後、彼からの電話に出るのを止めた」、

さらに「女王が『なぜ要求を受け入れないのですか?』と尋ねると、チャールズ皇太子は『私は銀行ではない』と答えた」とも明かしている。

画像1枚目は『The Royal Family 2018年12月12日付Instagram「The Prince of Wales and The Duke of Sussex joined a @PrincesTrust roundtable event」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)


















イタすぎるセレブ達 2023.04.09 05:00
writer : tinsight-ikumi



キャサリン皇太子妃が、ヘンリー王子やメーガン妃と一緒にウィンザー城の門前を歩いた際の裏話が新たな伝記本で綴られる(画像は『The Prince and Princess of Wales 2020年11月8日付Instagram「On #RemembranceSunday」』のスクリーンショット)
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キャサリン皇太子妃が、昨年9月にヘンリー王子やメーガン妃と一緒にウィンザー城の門前を歩いたことは「最も困難なことのひとつだった」と明かしていたという。

英王室記者による新たな伝記本では、エリザベス女王が崩御後、ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻が揃って登場した時の裏話が綴られている。


昨年9月8日にエリザベス女王が崩御した後、英ウィンザー城のゲート前には多くの人が訪れ、大量の献花やカードなどが捧げられていた。

その2日後にはウィンザー城のロングウォーク前にあるゲートに黒い車両が到着し、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、ヘンリー王子とメーガン妃が揃って登場した。

黒い服を着た4人が並んで歩き出すと、沿道に集まった群衆からは大きな拍手と歓声があがった。そして4人は献花を眺めた後、女王を偲ぶために来た人々と握手や会話をして交流していた。

ヘンリー王子夫妻は王室メンバーとして公務をしていた頃、ウィリアム王子(当時)夫妻と4人で公の場に現れた際には「ファブ4(Fabulous Four/素敵な4人組)」と呼ばれていた。

しかしヘンリー王子夫妻は、2020年に王室離脱して米国に移住。その後は兄弟間の確執が報じられたこともあり、「ファブ4」の姿は見られなくなった。

ある王室関係者によると、そんな4人が再び並んで公の場に現れることを提案したのは、ウィリアム皇太子だったという。

皇太子は亡くなった祖母・エリザベス女王を天国で喜ばせるために、感動的な団結を演出したかったようだ。

英王室ジャーナリストのロバート・ジョブソン氏による新たな伝記本『Our King(原題)』では、ウィンザー城のゲート前で「ファブ4」が再結成した当時の裏話が綴られている。チャールズ国王の人生を描いた同著は、英時間4月13日に発売される予定だ。


英メディア『Daily Mail Online』が掲載した同著からの引用によると、「あの数分間は、対立していた夫妻が恨みや辛辣な言葉で関係が崩壊する以前にタイムスリップしたかのような光景だった」と綴られている。

そして「しかしそれは悲しいことに、すべて幻想だったのだ」と続いた後、キャサリン皇太子妃がある告白をしたと主張しているのだ。

ジョブソン氏は「キャサリンは王室上級メンバーに対し、2組のカップルには悪感情があったため、並んで歩かなければならないのはこれまでで最も困難なことのひとつだったと認めた」と記している。

同著ではこの他にも、高位王族からの引退を希望するヘンリー王子の今後を決定するサンドリンガム会談に、メーガン妃がビデオ通話で参加する場合には「安全ではない」という懸念が王室内であったことや、ヘンリー王子夫妻がオプラ・ウィンフリーへのインタビューで爆弾発言をした後、チャールズ皇太子とウィリアム王子(ともに当時)がヘンリー王子とは2人きりになれないと判断したことなどを暴露しているという。


画像は『The Prince and Princess of Wales 2020年11月8日付Instagram「On #RemembranceSunday」』『The Royal Family Channel 2022年9月10日付Twitter「Prince Harry and Meghan made an unexpected appearance today outside the gates of Windsor Castle.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)


















イタすぎるセレブ達 2023.04.06 16:20
writer : tinsight-ikumi



祖父チャールズ国王の戴冠式で“ページ・オブ・オナー”の役目を務めることになったジョージ王子。過去には叔父の結婚式で“ページボーイ”を務めた経験も(画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年7月21日付Instagram「George is turning 9!」』のスクリーンショット)


英ジョージ王子(9)が、5月に行われるチャールズ国王の戴冠式で重要な役割を務めることになった。

王子が任命されたのは、国王の手伝いをするページ・オブ・オナーの役目だ。

国王には王子をはじめとする4人が付き添い、カミラ王妃には彼女の3人の孫達と大甥が付き添うという。


チャールズ国王の戴冠式が今年5月6日、ロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われる。

歴史的な式典の開催に先立ちバッキンガム宮殿は現地時間4日、戴冠式で国王夫妻の手伝いをする“ページ・オブ・オナー”の役目に就く男の子達の名前を発表した。


戴冠式では、チャールズ国王とカミラ王妃にそれぞれ4人ずつのページ・オブ・オナーが付き添うことになる。

チャールズ国王には、孫で王位継承順位2位であるジョージ王子に加え、チョルモンドレー侯爵の息子オリバー・チョルモンドレー卿(13)、国王のゴッドサンであるエドワード・トレマッシュ氏の息子ラルフ・トレマッシュさん(12)、国王のまたいとこでカミラ王妃の友人サラ・トラウトンさんの孫ニコラス・バークレーさん(13)の3人が選ばれた。

カミラ王妃には、彼女の3人の孫であるガスさん&ルイス・ロープスさん(双子でともに13)と、フレディ・パーカー・ボウエルズさん(13)に加え、大甥のアーサー・エリオットさん(10)が選ばれている。

ページ・オブ・オナーとは貴族や紳士階級、王室上級メンバーの10代の息子達に与えられる栄誉ある任務だが、王子は9歳で選ばれたことになる。

任期は2~3年であり、英国議会開会式では君主が羽織る長くて重いマントの裾を運ぶため、4人の男の子達が出席して手伝うことが求められている。


王室の侍従長が発行する公式の衣装本によると、ページ・オブ・オナーは金のレースが付いた緋色の上着を纏い、金のレース付きの白いサテンのベストと白い半ズボンをはいている。

袖には青いベルベットのカフスを、襟元にはレースのネクタイとフリルを付け、白い手袋と黒いバックル付きの靴を合わせている。

戴冠式では、小型の儀式用の剣と緋色の羽根を飾った三角形の帽子なども着用するとみられている。


戴冠式ではジョージ王子を含むページ・オブ・オナーが、ウェストミンスター寺院の身廊を歩くことになる。

戴冠式後のパレードでは、ジョージ王子が妹シャーロット王女(7)、弟ルイ王子(3)、両親と一緒に馬車に乗り、国王とカミラ王妃を乗せた馬車「ゴールド・ステート・コーチ」の後ろに続いてバッキンガム宮殿に向かうことが3月に報じられたばかりだ。



国王の息子ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の長男であるジョージ王子は、叔父にあたるヘンリー王子のロイヤル・ウェディングで、花嫁メーガン妃の付き添いをする“ページボーイ”の役目を務めた経験がある。

戴冠式を来月に控え、バッキンガム宮殿は4日にチャールズ国王とカミラ王妃の最新の公式ポートレートを公開。

続いて翌5日には、戴冠式に招待される2000人のゲストに送られる招待状を初披露した。この招待状では、カミラ王妃の称号がこれまでの「クイーン・コンソート」から「クイーン」へと変更されていた。


画像は『The Prince and Princess of Wales 2022年7月21日付Instagram「George is turning 9!」、2022年12月13日付Instagram「Sharing a new picture of the family for this year’s Christmas card!」』『The Royal Family 2023年3月3日付Instagram「The King and The Queen Consort will travel to France」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)



















たとえ採用が決まっても、とある“チェック”が完了するまで気は抜けないよう…。

BY MEHERA BONNER AND SAECO.Y2023/04/12Chris J RatcliffeGetty Images




一般人の私たちと比べれば、はるかにリッチな英王室。さらに彼らは、ロイヤルメンバーである自身たちを含め、大規模な人的ネットワークを雇用している(この仕組みは複雑なので、のちほど少し説明する)。


もしあなたが、(1)王室で働けるのか (2)給料はいくらもらえるのか (3)ロイヤルメンバーはいくらもらっているのか、という疑問を持ったことがあるなら、その答えは次の通り。(1)はい (2)それほどでもない (3)この記事をお読みください。


ここでは、王室での働き方、応募先、お給料事情、さらには、英王室という“ブランド”で働くことで得られるものについて、US版『コスモポリタン』がつぶさにレポート。


英王室での仕事、その実情は?

まず、ロイヤルたちが住む宮殿の巨大なベルベットのカーテンを毎朝開けてみたいなど、もし王室で働くことに興味があるなら、完全にチャンスはある。ほら、きちんとした求人サイトもある。


では、王室はお給料をいくらくれるの?

一般の仕事と同じように給料はポジションによって異なる。

例えば、この記事を執筆中の時点で王室の求人サイトでいちばん給料が高いのは、バッキンガム宮殿勤務のシニア・プロジェクト・マネージャー。

その給与は5万5000ポンドから6万ポンド(約910万円から993万円)で、これは経験により異なる。


いちばん給料の低い仕事は倉庫作業員で、「時給10.90ポンド(約1800円)+ランチ+その他手当」となっている。

より直接的に王室と関わる仕事としては、住み込みで働くシニア・アテンダントで、「年収2万3750ポンド(約390万円)※経験により異なる」とのこと。

そういえば、ウィリアム皇太子夫妻はソーシャルメディア担当のトップを募集していたこともある(ただし給与については記載なし)。


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厳格なセキュリティプロセスがある

王室で働く人は例外なく、厳しいセキュリティ・クリアランス(機密情報を取り扱うことについての人物検査)を通過しなければならない。プリンス・オブ・ウェールズのウェブサイトでの案内は次の通り。

「王室で働く人は全員がセキュリティ・クリアランスを受けることになります。

応募段階では審査情報は必要ありませんが、採用が決まり次第、追加情報の提出やセキュリティに関するアンケートに応じていただくことになります」

「これについては何も心配することはありません。応募者の職場の推薦者、場合によっては個人的な推薦者に連絡を取ります。

また、応募者のセキュリティ・クリアランスの一環としてバックグラウンドチェック(身辺調査)を実施します」

セキュリティ・クリアランスのプロセス自体に4~6週間かかるため、これは普通の仕事に応募するのと“まったく同じ”とは言えないかもしれない。


そこまで気前が良いわけではない

2022年、ビジネス誌『インサイダー』が王室の求人ページを分析した結果、2015年から2021年の間に掲載された503件の求人のうち、「10件がLiving Wage Foundation(イギリスの生活賃金を広める運動の中心的役割を担う非営利団体)が推奨する生活賃金を下回る給与額で掲載されていた」ことがわかった。

さらに、「274件の給料はその推奨生活賃金のほんの数ペニーの範囲内」だったとも。

注:この報道に対し非常に気分を害した王室は、『インサイダー』誌に向けて「明らかに不正確で古い情報が、王室の運営に関する一連の誤った報道、根拠のない主張のよりどころにされていることに失望しています」と声明を発表した。


ロイヤルメンバー自身のお給料事情

まず、フルタイムで公務をこなす「ワーキング・ロイヤル」はそれほど多くはない。

ヘンリー王子とメーガン妃がカリフォルニアで自分たちのことに集中している今、ワーキング・ロイヤルにあたるのはチャールズ国王、カミラ王妃、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃、エドワード王子、ソフィー妃、アン王女だ。


王室の公務に出席し、チャリティイベントやパトロンを務めている団体のイベントに姿を見せ、王室の「顔」として公の場に姿を見せることが、その主な仕事内容だ。

基本的に、ワーキング・ロイヤルはインフルエンサーで、その費用は納税者が負担している。では、そのお給料はいくらなのだろう?


ロイヤルメンバーのお給料は「ソブリン・グラント」から

ロイヤルメンバーが税金からどのように収入を得ているかについては、「クラウン・エステート(国王の公の不動産)」の説明をする必要がある。

この資産は厳密には在位中の君主に属し、その土地や所有物から構成されている。

経済誌『フォーブス』によると、2020年3月31日締めの会計年度において、クラウン・エステートは4億7500万ドル(当時のレートで約513億円)の利益を上げたとのこと。この収益の大部分(75%)は英国財務省に支払われるが、25%は「ソブリン・グラント(王室助成金)」に投入される。


PoolGetty Images


具体的にはロイヤルメンバーの「経費」が支払われる

「ソブリン・グラント」は、スタッフの人件費、移動費、王室に関わるすべての行事など、王室の公式の経費に支払われる。

基本的に、このお金はワーキング・ロイヤルとしての日々の生活のためで、残りの個人的な支出はプライベートの信託基金と王族であることのおかげで得た莫大な富から支払っている。


『フォーブス』によると、チャールズ皇太子(当時)の2020年のソブリン・グラントの使い道は次の通り。

730万ドル(当時のレートで約7億8800万円)が自身のスタッフ132人に、674万ドル(当時のレートで約7億2800万円)が税金に、440万ドル(当時のレートで約4億7500万円)が慈善事業に、780万ドル(当時のレートで約8億4200万円)が息子たち(ヘンリー王子は当時ワーキング・ロイヤルだった!)に使用されたという。


王室のための納税者の負担はどれくらい?

2017年、アラン・リード国王手許金会計長官(当時)は「2016年から17年にかけてのソブリン・グラントに対する国民1人あたりの負担は65ペンス相当でした。

これはファーストクラス(速達郵便にあたる)の切手1枚分の金額です。

女王がこの国のためにおこなっていることや国を代表していることを考えると、コストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう」と述べている。

たしかにその通り。ただ、ソブリン・グラントのお金の使われ方には反発もあった。

例えば、ワーキング・ロイヤルだった頃のアンドルー王子は、とあるゴルフクラブのパトロンとしてプライベートジェットに1万6000ポンド(約264万円)を費やしたという報道がある。


とはいえ、王室は毎年英国経済に数十億ドルもの貢献を果たしていることは今更言うまでもないだろう。

『フォーブス』の推定によれば、具体的には年間27億ドル(約359億円)だとか!














王冠に使われている巨大なダイヤモンドが、植民地時代の痛ましい記憶を呼び起こすことになる…?

BY JENNIFER SAVIN2022/10/14



WPA PoolGetty Images


イギリス王室は先ごろ、国王チャールズ3世の戴冠式を2023年5月6日に行うことを発表。国内で続く「生活費の危機」に配慮し、故エリザベス女王のときよりも規模を縮小して行うことを明らかにした。


これを受け、すでに多くの人たちの関心がこの式典の詳細に向けられ始めている。なかでも注目を集めているのは、戴冠式で使用される予定の、「コ・イ・ヌール(Koh-i-Noor)」と呼ばれる巨大なダイヤモンドがあしらわれた「王冠」と、カミラ王妃がその王冠を着用することになるのかどうかということ。

『デイリー・メール』紙が関係筋の話として伝えたところによると、この王冠が披露されれば、「深刻な問題が起きる可能性がある」と懸念されているという。


Tim GrahamGetty Images


この約105カラット(現在)のダイヤモンドは1850年、インドのシク王国との戦争に勝利した東インド会社軍から、ヴィクトリア女王に献上されたもの。それ以来、イギリス王室が所有するものとなっている。(戦争の戦利品)

ただ、インドでは近年、活動家や著名人たちが、このダイヤモンドはインドに返還されるべきだと訴えており、さらに近隣のアフガニスタンやパキスタンでも、返還を求める声が高まっている。

インドの与党、ナレンドラ・モディ首相率いるインド人民党の広報担当者は『テレグラフ』紙に対し、「カミラ王妃が国王の戴冠式で『コ・イ・ヌール』を使った王冠をかぶれば、植民地時代の痛ましい記憶が呼び覚まされることになる」と述べている。



エリザベス女王の母、エリザベス皇太后の棺の上に置かれた“問題の”王冠Pool/Tim Graham Picture LibraryGetty Images


「コ・イ・ヌール」は、エリザベス女王の母エリザベス皇太后(エリザベス・ボーズ・ライアン、またはクイーン・マザーとしても知られる)のために1937年に作られた王冠の中心に据えられている。

それ以前には、エドワード7世の妻アレクサンドラ王妃や、ジョージ5世の妻メアリー妃の王冠にも使われていた。

関係筋の話では、この王冠を巡る問題は「政治的に非常に慎重な対応が求められるものであり、大幅に緊張感が高まっている」という。

バッキンガム宮殿は今のところ、この問題について何もコメントしていない。





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