シリア騒乱と修羅の世界情勢

第三次世界大戦を阻止するブログです。

「トゥルーピング・ザ・カラー」で魅せた、4人の英王室女性たちの「色の競演」

2023年06月26日 | 国際社会

2023年06月19日(月)20時35分

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


Toby Melville-REUTERS

<キャサリン妃、カミラ王妃、ソフィー妃、アン王女...。それぞれのイギリス王室女性たちが魅せた、チャールズ国王の「トゥルーピング・ザ・カラー」初祝賀ファッションとは>

チャールズ3世がイギリスの君主となってから初の誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー(Trooping the Colour)」が17日に行われた。

故エリザベス女王の実際の誕生日は4月であり、チャールズ国王は11月。しかし、イギリスは天候が不安定なため、天候に恵まれやすい6月を「公式の誕生月」にすることがエドワード7世 (1841~1910年)時代から受け継がれている。


王室メンバーは主要な式典が行われる「ホース・ガーズ・パレード」から馬車でバッキンガム宮殿に戻ったあとに、バルコニーにファミリーが揃ってイギリス空軍の編隊飛行を観覧し、国民から祝福を受ける様子はお馴染みだ。



その「トゥルーピング・ザ・カラー」とは、もとはイギリス軍の部隊を識別する「軍旗の色」を指す。その色とりどりの軍旗を表すような王族メンバーによる衣装が見られることも毎年恒例となっている。本誌が追った4人の「トゥルーピング・ザ・カラー」ファッションを紹介する。


キャサリン妃


Toby Melville-REUTERS


シンガポール出身のデザイナー「アンドリュー・ゲン(Andrew Gn)」のエレガントなグリーンのドレスと、イギリスの帽子ブランド「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」の同色の帽子をあわせたキャサリン妃。

グリーンのドレスにシャムロック(三つ葉)のブローチを合わせたのは、昨年12月、英軍アイルランド近衛連隊アイリッシュ・ガーズ連隊の大佐にチャールズ国王によって任命されたことへの敬意であろう。


カミラ王妃

Toby Melville-REUTERS


近衛隊の軍服にインスピレーションを得た、「フィオナ・クレア(Fiona Clare)」のオーダーメイドの赤のコートドレスを着用したカミラ王妃。
そのドレスに近衛歩兵連隊の伝統的な熊皮の帽子を彷彿とさせる、「フィリップ・トレーシー(PHILIP TREACY)」の黒の帽子を合わせた。


エディンバラ公爵夫人ソフィー妃

以前も着用した「ビューロ・ロンドン(Beulah London)」のネックラインが高めの白いドレスに、2014年のロイヤルアスコットでも着用した「ジェーン・テイラー(Jane Taylor)」の非対称なつばが広めのアイボリーの帽子を合わせたソフィー妃。

バッキンガム宮殿のバルコニーからイギリス空軍の編隊飛行を観覧した際に「(編隊飛行隊が)近すぎる!」と驚く姿も話題となった。


Toby Melville-REUTERS




アン王女

戴冠式のパレードで騎馬隊を率い、その「麗人ぶり」が話題となったアン王女だが、「トゥルーピング・ザ・カラー」でも雄姿は健在。「プリンセス・ロイヤル」の称号を保持するアン王女はイギリス軍の将校でもある。


Toby Melville-REUTERS



【関連記事】



























最新の画像もっと見る

コメントを投稿