7/27(水) 18:01配信
<チャールズ皇太子が新たに広報担当者に選んだのは「敏腕」で知られる人物だが、ヘンリーとメーガンにとっては気に入らない相手のようだ>
チャールズ皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻(2018年6月) Peter Nicholls-REUTERS
英王室メンバーと確執があると言われるヘンリー王子とメーガン妃。今度は、チャールズ皇太子が7月初旬に下した決断にずいぶん腹を立てているという。 【動画】キャサリン妃から露骨に顔を背けるメーガン妃 NBCニュースやMSNBC、米トーク番組『アクセス・ハリウッド 』で王室・エンターテインメントを担当するニール・ショーンは自身のYouTubeチャンネルで、ヘンリー王子夫妻とチャールズ皇太子の関係に注目。報道官ポストをめぐるチャールズ皇太子の選択に、夫妻は納得できない気持ちでいると指摘した。 「(メーガン妃とヘンリー王子は)いささか落ち込み、おそらく裏切られたように感じている。チャールズ皇太子が(自身の公邸)クラレンス・ハウス、引いては皇太子夫妻の新たなコミュニケーション担当責任者として、ある男性を選んだためだ」 「指名されたトービン・アンドリエは、特に10年スパンで、状況をプラスに変える手腕の持ち主らしい。チャールズ皇太子とカミラ夫人のイメージアップを確実にする人物と期待されている」 ショーンによれば、今回の選択は、言わば「タブロイド対策のバトルゲーム」だという。とはいえヘンリー王子夫妻にとって、皇太子夫妻の新たな報道官の大きな問題は、その前職だ。 ショーンいわく、アンドリエはタブロイド業界の「大物」だ。これまで、英紙デイリー・メール、ウェブ版「メール・オンライン」やメール・オン・サンデー、親会社デイリー・メール&ジェネラルトラスト(DMGT)で活躍してきた。いずれも、ヘンリー王子とメーガン妃が法廷で対決したタブロイド紙だ。 ■ヘンリーたちとは無関係のはずだが ヘンリー王子は今も、名誉棄損で提訴したデイリー・メール発行元と係争中。メーガン妃は同社に対して起こした訴訟で勝訴している。 ショーンによると、チャールズ皇太子によるアンドリエの起用は、ヘンリー王子夫妻とは無関係の決定と考えられる。それでも、2人は「何でも大事件に仕立てる」カップルだ。 「チャールズ皇太子とカミラ、さらにケンジントン宮殿やクラレンス・ハウスの関係者にしてみれば、英王族の発言を世界各地で正しい目で、さらに重要なことに、正しい人々に受け止めてもらえるよう努めているだけだ。ヘンリーとメーガンにとっても、先日の国連総会でのパフォーマンスから判断する限り、そこから学ぶ必要があるのではないかと思われる」 アンドリエは以前、自身が率いるタブロイド紙について「とても力強く、パワフルな視点を持っている。私にとっては驚きだが、誰もが受け付けるわけではない」とBBCで語ったことがある。 アンドリエの報酬は、チャールズ皇太子の個人所得から支払われるという。
キャサリン・アルメシン
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最終更新:7/27(水) 18:01ニューズウィーク日本版
Why Prince Harry, Meghan Markle Attended Just 2 Events During Platinum Jubilee Celebration
2022年6月16日(木)18時17分
キャサリン・アルメシン
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Dylan Martinez/File Photo-REUTERS
<王室内での扱いに不満を抱いた夫妻は、イベント参加をキャンセルしてゲストを落胆させる場面もあったが、帰国した最大の目的は果たせたという>
エリザベス女王の即位70周年を祝う記念行事である「プラチナ・ジュビリー」に出席したヘンリー王子とメーガン妃。王室離脱以降、初めて夫婦そろってイギリスで公の場に姿を見せたとあってメディアの注目を浴びたが、記念行事においては目立たず仕舞いのままでアメリカへと帰っていった。
6月2日から4日間にわたって行われたジュビリー期間中、イギリスに帰国した夫妻が出席した公式イベントは2つだけ。だが、それには理由があったようだ。
米ピープル誌が匿名の情報源が語った内容として掲載したところによると、そもそも彼らにとって今回の帰国の「唯一の動機」はエリザベス女王だった。女王に祝意を伝え、夫妻の第2子である長女リリベットを曾祖母である女王に初めて会わせたことで、渡英の目的は達せられたということだ。
「2人はもう(公務に従事する)王室メンバーではないし、引退は彼ら自身が決めたことだ。(一般市民は)この事実を、完全には受け入れていないのかもしれないが」と、夫妻を知るこの人物は話している。「実際、彼らは控えめだった。敬意を表し、家に帰っていった」
「彼らがイギリスに来たのは女王に会うためだ。その目的は果たした」
6月2日に女王の公式誕生日を祝うパレード、トゥルーピング・ザ・カラーが開催された際、ヘンリーとメーガンはバッキンガム宮殿内の一室でその様子を見守った。公務に携わる高位の王室メンバーではないため、王族が勢揃いして儀礼飛行を見物する宮殿のバルコニーには招待されず、馬車でのパレードにも加わらなかった。
ロンドン市民からはブーイングと歓声の両方が
翌日、夫妻はロンドンのセントポール大聖堂で行われた記念礼拝に出席。大聖堂前に集まった市民からは、ブーイングと歓声の両方が上がった。
礼拝後には、ロンドンの中心街シティーのビンセント・キーブニー首長の主催の下、市庁舎ギルドホールでランチタイム・レセプションが開かれた。
アンドルー王子の長女ビアトリス王女や次女ユージニー王女、エドワード王子の長女ルイーズ・ウィンザー、ウィリアム王子のいとこであるザラ・ティンダルと夫のマイク・ティンダルを含め、高位の王室メンバー全員が出席したが、ヘンリーとメーガンの姿はなかった。
ジャーナリストのダン・ウートンは、英王室に詳しい著作家のレディー・コリン・キャンベルを迎えたニュース専門放送局GBニュースの番組で、レセプションでの夫妻の不在に言及した。
「夫妻は怒りを抑えられなかった」
ウートンによると、王族は複数の部屋に散らばるように席を割り当てられていたが、ある招待客は室内に王室メンバーがいなかったことに「非常に落胆」していたという。ヘンリーとメーガンが姿を現さなかったため、そうした結果になったと、招待客らは告げられた。
ダイアナ元妃の伝記の著者でもあるキャンベルに言わせれば、その理由はこうだ。「夫妻は怒りを抑えられなかった。だから、顔を出すこともしなかった」
キャンベルが言うには、ヘンリーとメーガンは今回、イギリスで自分たちが受けた扱いに大きな不満を抱いているという。王室内で自分たちの意向が無視されたり、立場が軽視されたりしたように感じ、プラチナ・ジュビリーによって自分たちの「ブランド」が取り返しのつかないほど傷付いた、というのだ。
ヘンリー王子の伝記も執筆した作家アンジェラ・レビンも同様に、プラチナ・ジュビリーでヘンリーは「無視された」ように感じ、「大いに気分を害した」と語っている。
ジュビリーのイベントではあまり姿を見かけなかった夫妻だが、それでも娘のリリベットを女王に会わせる機会には恵まれたようだ。1歳になったリリベットの名前は、女王の幼少期のニックネームにちなんで付けられたものだ。
結局、夫妻はプラチナ・ジュビリーの最終日である6月5日、フィナーレを飾る野外イベント「プラチナ・ジュビリー・ページェント」を待たずに、子供たちを連れてカリフォルニアの自宅へと帰っていったのだった。
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How Meghan Markle's Past Palace Balcony Appearances Show Her Pushed to Back
2022年6月4日(土)19時45分
ジャック・ロイストン
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プラチナ・ジュビリーのイベントに出席したヘンリー王子とメーガン妃(6月3日) Dylan Martinez-REUTERS
<今年のトゥルーピンク・ザ・カラーでは宮殿バルコニーに出ることができなかったヘンリー王子とメーガン妃。脇へ追いやられていった過去の立ち位置を振り返る>
英エリザベス女王の即位70周年を記念する「プラチナ・ジュビリー」イベントが始まり、6月2日には女王の誕生日を祝う「トゥルーピンク・ザ・カラー」パレードで、王族メンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せた。ただ、ここに並び立つことを許されなかったのが、スキャンダルで公務から退いたアンドリュー王子と、ヘンリー王子・メーガン妃夫婦だ。
今回はイベントには出席したものの、バルコニーには出ずに室内からパレードなどを見守ったヘンリーとメーガン。だが、実は過去のバルコニーでの様子を振り返ると、年を追うごとに中央の女王から離れて立ち位置が後方へと追いやられていたことが分かる。
今年のイベントについては、バルコニーに出るのは「公務に携わっているロイヤルファミリーだけ」と定められていたため、2020年に王室を離脱した夫妻がバルコニーに登場することはできなかった。では、2人が王室を離脱する以前には、バルコニーでどのような姿を見せていたのだろうか。
独身時代のヘンリー王子
メーガン妃がバルコニーに現れるのは、ヘンリー王子と結婚した2018年以降のこと。それまでは当然、ヘンリーはひとりでこのイベントに出席していた。2017年のトゥルーピンク・ザ・カラーでは、すでにキャサリン妃と結婚して子供をもうけていた兄ウィリアム王子一家の背後が立ち位置となっていた。
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Toby Melville-REUTERS
メーガン妃が初のバルコニーへ
2018年のトゥルーピンク・ザ・カラーには、結婚から1か月後のヘンリー王子とメーガン妃が登場。立ち位置はやや後方とはいえ、まだまだ中央の女王からほど近い位置ではある。一度はチャールズ皇太子と話しながら最前列に出てくる様子も見られたが、最終的には最前列に立つことはなかったようだ。
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2018年の英空軍100周年記念行事
バッキンガム宮殿のバルコニーに立つヘンリー王子とメーガン妃のイメージとして、おそらく最も有名なのはトゥルーピンク・ザ・カラーの際のものではなく、2018年7月に行われた英空軍100周年イベントの時のものだろう。結婚から2カ月後の2人にはこの時、「女王とウィリアム王子夫妻の間」という栄誉ある立ち位置が与えられた。
最後のトゥルーピンク・ザ・カラー
ヘンリー王子とメーガン妃にとって、最後のバルコニー登場となった2019年のトゥルーピンク・ザ・カラー。女王の周りはチャールズ皇太子やアンドリュー王子、アン王女が囲み、ヘンリー王子とメーガン妃はその後ろの右側に追いやられてしまっている。中央からは離れているものの、最前列の位置を確保しているウィリアム王子一家とはやはり差があるようだ。
7/27(水) 20:01配信
Photo:Getty Images
昨年7月に大手出版社「ペンギン・ランダムハウス」から回顧録を出版することを明らかにしたヘンリー王子。当初出版社は「2022年後半に発売する」としていたが発売日は今も発表されていない。雑誌『OK!』によるとすでに数回延期されているという。NetflixやSpotifyと契約しても一向に番組を発表しない王子だけに本も完成しないのでは? と勘繰る声も上がっている。そんな中、関係者からミシェル・オバマ元大統領夫人の影響で再び発売日が変更されるという証言が浮上した。
今月ミシェル夫人が11月に新刊『The Light We Carry(原題)』を発売すると発表した。2018年に出版された夫人の回顧録『マイ・ストーリー』が全世界で大ベストセラーになったのはご存知の通り。関係者は雑誌『OK!』に「王子が夫人に太刀打ちできるわけがない。彼女の本はまた大ヒットするだけでなく、何週間もマスコミの報道を独占するだろう」と語る。「出版社は王子の本を感謝祭とクリスマスに間に合うように出したいと考えていた。でも夫人の影響でそれがすべて変わってしまう可能性がある」。クリスマス商戦に合わせて出版する予定だったが、夫人と発売時期が重なってしまっては売れないし話題にもならないことから先送りされるだろうと示唆している。
関係者からは、王子が夫人に勝つためには「この本で、これまで話したことのない新たな爆弾を投下しないとダメ」という意見も。「今のところ夫人は自分の本について何も語っていない。ヘンリー王子やメーガン妃のようにオプラ・ウィンフリーの番組に出て自分の本の内容を無料で提供するには、夫人は賢すぎる」。王子の本に、2021年3月に放送されたオプラ・ウィンフリーのインタビューで暴露したことしか書いていなかったら売れないだろうと仄めかしている。 当初の発表で王子は「完全な真実のみを正確に綴った私の人生の記録を読んでもらえることに興奮している」と言っていた。王室との確執についても暴露していることが予想されている。その期待に応えてくれるのか、発売を待ちたい。
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最終更新:7/27(水) 20:01ELLE DIGITAL
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