バナナが腐りそうだったので
急遽バナナケーキを作りました。
私がケーキを作るのは
いつも果物が腐りかけた時です。(笑)
でももう夕方だし
どうしようかなあ・・・と思いつつも
即効で作り
ちょうど次女がいたので
出来立ての熱々を二人で食べました。(夕食前なのに)
その時次女に
「これ、あの人のケーキみたい。
ほら、あの人。」
と言われ
「ああ、森村桂さん」
「そうそう。」
「ほんとやなあ」
一気に懐かしさで一杯になった私でした。
中学生の時
はじめて読んだ単行本が
森村桂さんの本でした。
それ以来桂さんの本で読んでないのはないくらい
全部買い揃えて何度も何度も読んでました。
ところが私の知らない間に
桂さんは離婚と再婚を経験され
軽井沢に住んで
アリスの丘のティールームというお店を開き
画家としてメルヘンチックな絵をお書きになってたのです。
そしてそして嬉しい事に8年前
私の住む町の美術館で
森村桂さんの絵の展覧会があったのです。
もちろん私は子供達を連れて
オープニングセレモニーに出かけました。
そこで桂さんお手製の
レーズンが一杯入ったケーキを頂きました。
ずっと桂さんの本を読んでいた事
私の青春時代にいつも桂さんの本があった事
緊張して全然うまく話せなかったけれど
少しだけお話をする事が出来
私はすごく幸せでした。
でも桂さんはその6年後
2004年にお亡くなりになってしまいました。
結局行けなかった
アリスの丘のティールーム。
そこの名物ケーキがバナナケーキなのです。
忘れんぼのバナナケーキ。
見た目はどおってことないけれど
素朴でやさしいケーキです。
森村さんは手でこねて
天板に流してオーブントースターで焼くんです。
ちょうど今日私が作ったのも
急に思いついて
10分後にはオーブンの中
っていう超特急のいい加減ケーキですが
(おかげで膨らまずペチャンコです)
ケーキは子供をあやしながらでも
コタツで猫を抱っこしながらでも
食べたい時にすぐ作れるものという
まさに桂さん流のケ-キです。
永遠の少女のような方だった桂さん。
桂さんにサインしてもらった
‘桂のケーキ屋さん‘という本を出してきて
桂さんのケーキを見ながら
桂さんと自分の若かりし頃を思い出して
しんみりしちゃった私です。
急遽バナナケーキを作りました。
私がケーキを作るのは
いつも果物が腐りかけた時です。(笑)
でももう夕方だし
どうしようかなあ・・・と思いつつも
即効で作り
ちょうど次女がいたので
出来立ての熱々を二人で食べました。(夕食前なのに)
その時次女に
「これ、あの人のケーキみたい。
ほら、あの人。」
と言われ
「ああ、森村桂さん」
「そうそう。」
「ほんとやなあ」
一気に懐かしさで一杯になった私でした。
中学生の時
はじめて読んだ単行本が
森村桂さんの本でした。
それ以来桂さんの本で読んでないのはないくらい
全部買い揃えて何度も何度も読んでました。
ところが私の知らない間に
桂さんは離婚と再婚を経験され
軽井沢に住んで
アリスの丘のティールームというお店を開き
画家としてメルヘンチックな絵をお書きになってたのです。
そしてそして嬉しい事に8年前
私の住む町の美術館で
森村桂さんの絵の展覧会があったのです。
もちろん私は子供達を連れて
オープニングセレモニーに出かけました。
そこで桂さんお手製の
レーズンが一杯入ったケーキを頂きました。
ずっと桂さんの本を読んでいた事
私の青春時代にいつも桂さんの本があった事
緊張して全然うまく話せなかったけれど
少しだけお話をする事が出来
私はすごく幸せでした。
でも桂さんはその6年後
2004年にお亡くなりになってしまいました。
結局行けなかった
アリスの丘のティールーム。
そこの名物ケーキがバナナケーキなのです。
忘れんぼのバナナケーキ。
見た目はどおってことないけれど
素朴でやさしいケーキです。
森村さんは手でこねて
天板に流してオーブントースターで焼くんです。
ちょうど今日私が作ったのも
急に思いついて
10分後にはオーブンの中
っていう超特急のいい加減ケーキですが
(おかげで膨らまずペチャンコです)
ケーキは子供をあやしながらでも
コタツで猫を抱っこしながらでも
食べたい時にすぐ作れるものという
まさに桂さん流のケ-キです。
永遠の少女のような方だった桂さん。
桂さんにサインしてもらった
‘桂のケーキ屋さん‘という本を出してきて
桂さんのケーキを見ながら
桂さんと自分の若かりし頃を思い出して
しんみりしちゃった私です。