旧・鮎の塩焼キングのブログ

80年代を「あの頃」として懐かしむブログでしたが、子を亡くした悲しみから立ち直ろうとするおじさんのブログに変わりました。

辰の日企画 強引にガンダムと竜 MSA-0120からバトオペ2へ

2025-03-12 20:47:00 | ガンダム

こんばんは、実家暮らしで兄の所作に一々、クサクサしている鮎の塩焼キングです。


今日は3月最初の辰の日。しかし自宅に帰っていないため、D&Dの資料も手元になく、どうしたものかと思案しておりました。


そこで、私の大好きなガンダムと無理やり竜を繋げて、最近のガンダムゲームに思うところを述べたいと思います!





皆様はMSA-0120をご存知ですか。一昔前まではそのゲテモノじみた見た目から、ガンダム世界の一員かと疑われる程の幻の存在でした。


一応、F90の初期ライバルという設定で誕生したのですがあまりのとんでも設定に歴史の影に埋もれておりました。


0120という型式番号からフリーダイヤルなんて渾名されて、少し茶化されるような存在でした。


それがここにきて復権。なんと愛称ですが、機体名ももらいました。それが「ドライグ」(ウェールズ語でドラゴンらしいです)です!


おお、ガンダムと竜が繋がりました!


そしてこのドライグが宇宙世紀に呼び込んだのが小型モビルスーツの時代でした。


そんな小型モビルスーツが、な、な、なんとガンダムバトルオペレーション2に実装されるに至りました!


パチパチパチ!


機体サイズ的に再現できないと開発者が言っているのをYouTubeで見たことがあったため、諦めていただけにこれは僥倖でした。


小型モビルスーツのF91の実装によって、Vガンダムやクラスボーンガンダムまでの実装も確実となります。


となると期待したくなるのが人情です。その先に待つガイアギアやGセイバーの実装の芽が出てきたような気がします。


これに反して、体たらくを見せているのガンダムUCエンゲージです。配信当初はネクストUC100のプロジェクトの一環と認識していたので、宇宙世紀100年代以降も網羅的に扱うのかと思いきや、GレコやらターンAの時代に飛ぶそうです。


ギャフン&ズコーでした。


流石にサブスクも解約しましたよ。

亡き次男と楽しんだという思い出だけが私をこのゲームに繋ぎ止めています。


こんな感じで、辰の日企画からガンダムゲームに頑張って繋げてみました。帰宅してから兄に怒鳴ってばかりで気が滅入ります。


では、また明日、出戻らざるを得なくなった通信でお会いしましょう!


出戻らざるを得なくなった通信 あれ?順調??

2025-03-11 20:22:00 | 介護

こんばんは、妻子と別居中の鮎の塩焼キングです。


実家での同居生活初期の土日はまさに地獄でした。ろくに寝られず夜中に起こされる。


そして山のようにあるできないこと。


どうなることやらと、入院前の母とも夜遅くまで話し合いました。最悪、即、介護施設かなぁというのが本音だったのですが。


本日、仕事から買い物をして帰宅すると、洗濯物を畳んで待っていた殊勝な兄。


鍵をかけ忘れたり、明日の朝飯を食べようとしたりとチョンボもありましたが、素直に私の指導に従う兄。

あら?可愛いじゃない??


母が帰ってくるまでの10日ばかりで、良いルーティンができれば良いのですが。


この経験が次のステップ、グループホームへの入居へと続くのです!!


一つ、発見が!兄に指導する時は兄も私も大好きなキン肉マンで例えると興味を持って聞いてくれます!多少、叱咤に対してもキン肉マンネタなら受け入れられるようです。


人間って環境に適応していくんですね。我がことながら、びっくりです。兄も私も凄い!!


追伸

妻子から何の連絡もないとです…。

さみちい…。


冒険小説 ハテナの交竜奇譚 第2話その23 『ダンジョン・アタック前編』 〜《ウォーグ》の洞穴〜

2025-03-10 14:38:00 | 小説

亡き次男に捧げる冒険小説です。


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二三

 肩を射抜かれたテーリが睨みつけてくる。有利を悟った《ゴブリン》はゆっくりと弓を引き絞ると二撃目となる矢を放った、つもりだった。矢を放つ寸前、不幸にも弦が切れ乾いた音と共に矢が地面に転がった。顔面を蒼白にして意味もなく矢を拾いにかかる《ゴブリン》。その隙を見逃すテーリではなかった。

 《ウォーグ》の体当たりを弾き返したハーラは前のめりに全身を使ってグレートソードを振り下ろした。目眩に襲われる《ウォーグ》はこの攻撃だけは喰らってはいけないと、必死に回避を試みる。力みすぎたハーラの攻撃は単調な軌道を描いたため、《ウォーグ》でも狙いが読めた。ギリギリのところで斬撃を回避したが、ハーラは構わず地面を思い切り打ちつけると、その反動で軌道を変えて剣の側面で強かに《ウォーグ》の脇腹を殴りつけた。《ウォーグ》は大量の血を吐くと自分の死期が近いことを悟った。

 ナーレのふざけた動きが倦怠感に捉われる《ウォーグ》の戦意を刺激した。狂ったように噛み付く《ウォーグ》の動きは読みやすくナーレは踊るように回避した。あまりの《ウォーグ》のメチャクチャな動きに後ろでつっかえている《ウォーグ》は邪魔だ、どけとめいめいに喚き散らした。

 テーリの「ターシャの腐食液」の《織》は維持されたままだった。テーリの思念一つですぐにでも強酸の粒子が生成される。しかしテーリは《織》とのつながりを自ら絶った。テーリの前面に輝いていた《織》が散り散りとなる。呪文の軌道上にハーラのみならずナーレも割り込んでいた。咄嗟のこととはいえ連携が取れていなかった。冒険者としての練度を上げなくてはと、消え去る《織》に後ろ髪をひかれながらも、テーリはすぐに次の呪文を発動した。《ハンターズ・マーク》。《野伏せり》の得意とする獲物に刺さった矢に魔力を乗せる呪文だ。自分を狙う厄介な《ゴブリン》をマークする。矢を拾おうと慌てていた《ゴブリン》は自分に《織》がまとわりつくのを感じ恐怖に顔が引き攣った。ビィィンと矢がゴブリンの眉間に突き刺さる。痛みを感じる間も無く絶命したことが《ゴブリン》に取ってはせめてもの救いだった。最後の一人になった《ゴブリン》が仰向けに倒れ、動かなくなった。


【第2話 二四に続く】

毎週月水金に更新

※次回更新は金曜日です。

水曜日は3月最初の辰の日なので、

辰の日企画を掲載します。


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絶叫するナーレ。ピンチは突然やってくる…。


出戻らざるを得なくなった通信 兄のやったことないことの巻

2025-03-09 18:39:00 | 介護

母が火曜の昼から入院します。


1人きりになる兄の面倒と、グループホームで暮らすためのスキルアップのトレーニングのために実家に出戻らされた鮎の塩焼キングです。


さて、兄と20数年ぶりに暮らした初日が終わろうとしています。暮らしてみて、いろいろなことがわかりました。


兄は今年で50になる知的障害者です。

彼が今までにやったことのないこと、できないこと、やらかしたことを羅列しましょう!


夜中に寝ている者を無視していきなり電気をつける。

夜中に人を起こす。

夜中に突然風呂に入ろうとする。

かと思えば、土日は風呂に入りたくないと言う。

寝巻きと外出用の服の区別がない。

季節にあった服装がわからない。

用を足した後、居間でパンツを履こうとする。

洗濯機を使ったことがない。

洗濯物を干したことがない。

自分で家の鍵をかけて出かけるのが苦手。

あれを食わせろ、これを食わせろと我が儘を言う。


ざっと思いつくのがこれくらい。よく考えればもっと思い出せると思います。


健常者であれば当たり前のことが全くできない兄。でもこれって生活経験の無さからくるものであって、練習すればクリアできるものばかり。


いかに今まで甘やかされ、何もせずに育ってきたかが如実にわかりました。


思い起こせば、私が小学生の時に父に兄には教育が足りないと物申したことがありました。その時の私の言葉はまさに予言となって、今に至ります。まさか、その尻拭いを私がするとは、当時の私は思っていたのかどうか?


妻子と離れ終わりの見えない兄のトレーニング。

私も仕事があるので、お互いが潰れないように程々にしながら、コツコツづけたいとおまいます。


余談

実家の近くの公園です。

我が子が3人、ここでよく走り回っておりました。実家って孫にとっては暇なところなんでしょうね。母に会いに連れてくると、決まって公園に行ってきまーすと3人で飛び出していました。


亡き次男もここで遊んでたのかなぁ、なんておセンチになりながら眺めていました。ここに寄る前に兄の買い物に付き合ってBOOKOFFにも行ってきたのですが、そこでも我が子がチョロチョロしてたなぁと思い出していました。


兄という大きな幼児の育児をしながら、過ぎ去りし本当の育児を懐かしんでいます。嗚呼、あの頃に戻れるものなら戻りたいものです。無理なのは重々承知しているので、そんな願いはお星様にも願いませんが。


さて、明日からは勤務&介護&介助。明後日からはあなたの二人暮らしがスタート!!どうなるんでしょう?


不安しかありませんが🥲


出戻らざるを得なくなってしまった通信 実家に帰宅の巻

2025-03-09 00:55:00 | 介護

ついにこの日が来てしまいました。

妻子と別居し、自宅に出戻りでございます。

グッスシ。

あ、離婚とか妻子と不仲とかではありません。念の為。


母と兄の介護の為です。


母の入院が決まり、知的障害の兄を1人にできない為、私が出戻らざるを得なくなったのです。とほほのほ。

さて、そんな素敵な初日を振り返る前に、この1週間のトピックを記録しておきます。


その1 三男、落ち込むの巻

中3くらいにもなりますと、ままよくある人生の悩みにぶち当たったのでしょう。部屋でシクシク泣いているのでビックリしました!


1人になりたいと言うことで放っておきましたが、あまりに不憫で妻にも即報告。ショックのあまり、翌日の学校も休んでいました。

一日、ゆっくりしたからか、夕方に頑張って塾に行ったからか、理由はわかりませんが、夜には少しスッキリしたと元気を取り戻してくれました。一安心。

金曜の晩飯は良いものを食べさせて元気づけようと思ったら、くら寿司でいいんですって!お金のかからない良い子だぜ!


志望校に合格してので、そこでまた素敵な出会いがあるよと、心の中で応援しております!



その2 長男と会えずの巻

突然、友達の実家にお呼ばれしたから泊まると言い出し、長野に旅立ってしまった長男。父ちゃん、土曜から別居よ?と伝えましたがノーリアクション。


結局長男の顔を見ることもなく、実家に出戻り。

寂しすぎる。妻とは長男の小さい頃のおもしろ話をしておきました。


合体ロボを下から見上げて、

「そ!そ!そ!そ!そ!」

と満足げにつぶやく子でした。

嗚呼、我が子だなぁと改めて思いました。


次はいつ会えるのかね?



その3 愛鼬(あいゆう)にも会えずの巻

我が家を旅立つ直前、妻がフェレットの爪を一緒に切ろうといってくれたので、嬉々として待ち構えていたのに、彼はマッサージチェアの奥に潜り込み、顔を見せてはくれませんでした。


私の唯一のズッ友なのに…。

↑先日初めて私の腹の上で寝てくれた愛鼬❤️


薄情な奴だにゃー。もうおやつのキューブもあげません!と言うよりもあげられません。

寂しすぎるー!!



その4 妻とのあっさりとした別れの巻

社交辞令でも良いから、寂しいとか悲しいとかいって欲しかったのに。


にこやかにいってきます、行ってらっしゃい、でおしまいでした。

いやーん、お別れのチューは!?



その5 次男の夢

家を発つ日にまさか次男の夢を見るとは!!

最近はさっぱり夢に現れなかった次男ですが、本当に久しぶりに出てくれました!


君は本当に父親孝行だったよ。生前も私のことを気にかけてくれる優しい子でしたもの!


小学校中学年くらいの姿で、肩車をしてあげました。そこそこ大きくなっているので、肩車も一苦労。転ばないように、周りにいる子達に触るなよ!と注意していたような?


次男の笑顔が見られてよかったー!


ところが目が覚めた時はえらく息が詰まっていました。やっぱり亡くなったことの再会は寝てても、心理的に負荷がかかるのかもしれませんね。


でも、記念すべき日に次男から応援された気がして、嬉しかったなー!



と言うわけで、私の家族のことばかり書き連ねましたが、これからは実家での介護暮らしのことを徒然なるままに書き綴る予定です。


とりあえず引っ越し初日は驚きの連続で精神的に参りましたが、柳のように物腰柔らかに、右から左に受け流す精神で、母と兄の介護に慣れていきたいと思います。


それに実家での同居は3/22で一旦見直すと言う、短期決戦ですので、実は気が楽だったりもします。


執筆中の「ハテナの交竜奇譚」は第4話後編を書き終え、推敲に入りました。ここまで順調だったのですが第5話のプロットに見直しを入れようと思っていて、今からスランプが目に見えています。


介護と同じく自作小説も人生の友として、のんびり続けていこうと思っています!


では、おやすみなさい。