旧・鮎の塩焼キングのブログ

80年代を「あの頃」として懐かしむブログでしたが、子を亡くした悲しみから立ち直ろうとするおじさんのブログに変わりました。

今年初の辰の日!《タツノオトシヨ》の人種について

2025-01-11 13:55:00 | 小説

皆様、こにゃにゃちは。バカボンのパパの物真似をしてみた鮎の塩焼キングでございます。


三連休の初日から職場に駆り出されて、午前の勤務を終えて実家でのんびりしております。

あー、腰が痛い。


午後から母と兄と今年初のお墓参りに行こうと思っております。実家孝行も楽ではありませんが、頑張ります。


さて、本年最初の辰の日。何のネタにしようかなーと悩んでいたのですが、ハテナの交竜奇譚も第1話が最終盤なので、今まで出てきた「人種」を整理したいと思います。


因みに世界観の根底をなすD&Dの最新版ではこの「人種」という言葉が廃止となりました。なにやら「差別的」であるためだとか。日本人だからなのか、私が疎いからだけなのかよくわかりませんが、「人種」って言葉、マズイですかね?


我々の生きるこの世界で人間を「種別」するのはどうかなと思いますが、D&Dの世界では「人間」と呼ばれる種類が山にようにいるのです。何もゲームの世界に我々のポリコレを持ち込まなくても、というのが私の立場なので、《タツノオトシヨ》の世界では「人種」という言葉を使います。


因みに「人種」を廃止したD&Dは「種」と呼ぶようになりました。…一緒やん、と思います。


さてさて、それでは今まで作品に出てきた「人種」をご紹介します。


その1 ヒューマン

《タツノオトシヨ》中央大陸、通称《坩堝》で最も多くみられるのが「人種」が、この《ヒューマン》です。外見的特徴は地球に住む我々と寸分違いません。作品内では主人公であるテーリ、そしてハーラ、ナーレが《ヒューマン》です。


取り立てて特徴がないのが特徴です。そのかわりインスピレーションと呼ばれる、ヒーローポイントというかラッキーポイントというか、ダイスの目を振り直せる特典を持っております。だから、作中でもピンチを乗り越えられたのかもしれませんね。


ただしテーリたちの場合は「ある特技」を保持しているため、このインスピレーションに頼ることはほとんどありません。今後の冒険の中で本当に追い詰められた時に発動するかもしれません。


その2 ドラゴンボーン

《竜》の血族を自認する竜人間、それが《ドラゴンボーン》です。勘違いされがちですが、《竜》と《ヒューマン》が交わって産まれた存在は《ハーフドラゴン》として、全くの別種です。


はるか昔に《竜》に創られ、独自の進化を果たした生物です。祖先である《竜》の特徴を色濃く受け継ぎ、冒険者としてのレベルが上がることでブレス攻撃の威力が上がったり、エネルギーの翼を生やして飛んだりできます。


「人種」を細分化すると、《クロマティック・ドラゴンボーン》、《メタリック・ドラゴンボーン》、《ジェム・ドラゴンボーン》に分けられ、特殊能力も異なります。特に違うのがブレス攻撃の属性です。詳細は省きますが、火、電撃、毒、酸、冷気、力場、雷鳴、精神、死霊、光輝の10属性のうちのどれか一つを選ぶことになります。


作品内では登場したばかりのチッチが《アメジスト・ドラゴンボーン》です。ブレス攻撃の属性は「力場」です。力場属性は耐性持ちのモンスターが少なく、非常に効果的な打撃となります。チッチ自体は最前線に出て戦うタイプのキャラクターではありませんが…😢


その3 ケンタウロス


半人半馬の「人種」です。日本のゲームではモンスターでの登場が多いかと思います。ギリシア神話では医術を司る英雄などとして登場することもあります。


《タツノオトシヨ》でも理知的、文化的、牧歌的な存在として親しまれています。都市部まで出てくることが少ないので、ある意味レアな存在ですが、好奇の目で見られるほどではありません。


作品内ではマッマが《ケンタウロス》です。突撃攻撃を仕掛けた場合、蹄攻撃を追加できるところが特徴です。因みにその蹄のせいで整地されていない路面の移動に対しては不利を被るところも特徴です。


その4 コボルド

通常のゲームでは序盤の雑魚的で有名ですね!日本では翻訳の誤解からか「犬顔」ないしは「狼顔」として認識されている向きがありますが、本家本元のD&Dや西洋人の感覚では、《ドラゴンボーン》よろしく、こちらも竜人間の括りとなります。


ただしコボルドの場合はかなり原始的な特徴を色濃く残しているところが特筆すべきところでしょう。そのため、竜の叫びに似た雄叫びにより相手を恐怖状態に陥れる特技をもっています。カッコいいですね!


作品内ではヴァッロが《コボルド》です。ヴァッロの顔はめちゃくちゃ愛くるしいですが🤭

ね、可愛いでしょ!


少しネタバレになりますが、随分話が先に進むと脚光を浴びることが増える重要(?)キャラですよ!


その4 オートノーム

手先の器用な《ノーム》によって生み出された人造人間、それがこの《オートノーム》です。人種の坩堝たる《坩堝》においても希少な存在で、大きな都市でやっと見かけられるくらいの存在です。


人工物ではありますが、回復呪文を受け付ける歴とした生命体です!


忠実な従者として製造されるため、任務に忠実で堅物といった性格の者が多いのですが、人間同様、個性豊かで深く付き合うとシュールな面白さに気付けますよ。


作品内ではチッチの従者として既に登場していますが、まだ名前は明かされていません。ネタバレになりますが、彼の名は「ヘロ・ペロピィ」といいます。《オートノーム》は我々の言語感覚からは珍妙に感じられる名付けが多いです。



今回ご紹介した5人種が、ハテナの交竜奇譚の主要メンバーの人種です。《坩堝》と言われるだけに100を超えるD&Dの人種がひしめいているのが、ここ《タツノオトシヨ》ですが、それを表現するのはなかなか難しいです。


モブでちょこちょこと変わった人種を出していこうと思っていますので、そういった「人種」のご紹介もまた別の辰の日にでも!


ではでは三連休の皆様もお仕事中の皆様も、お暇な時は「ハテナの交竜奇譚」でもお読みください。


亡き次男を偲んで書いておりますので、内容は明るく楽しく健全な冒険ものです。これからもよろしくお願いしまーす!1話その1は以下リンクから読めます。