こんにちは鮎の塩焼キング、前回の続きです。
長いトランスフォーマーの黒歴史となってしまったロードホーラー。
彼はアメリカのファンのみで語り継がれる存在となってしまいました。
そんな彼に転機が訪れたのが、初代放送から19年後
2003年、まさかの日本でした。
グラップルの再販代わりにと、成型色を黄緑に変えた
グラップルのリカラー商品が限定販売されました。
そのときに設定されたキャラクターこそ!
輸送/資源探査員 ロードホーラー
でした。
後付設定の極みですが、どうやらホーラー君の
行方不明の経緯と体色変更の経緯はこういうものだったようです。
~むかーし昔、まだビルドロンがメガトロンに洗脳される前、
ロードホーラーはビルドロンの一員じゃったそうじゃ。だから
体色はビルドロンと同一カラーなわけじゃ。
ところが、ビルドロンのみ洗脳され、暴れまわる嘗ての仲間を悲観し、
ロードホーラーはサイバトロンに身を置く事に決めたそうじゃ。
そして、400万年前。コンボイたち第一陣共に
セイバートロン星を脱出。メガトロンの追撃を受け、
地球に墜落。永い眠りについたそうじゃ。
1984年、コンボイたちと共に復活。
ハウンドを引き上げた後、役職通りサイバトロンの
エネルギー事情を改善するため彼は単身、世界へ
旅立っていったのじゃ・・・。
生来の変態的な自己表現欲から、頻繁に体色やら
装飾を変える事が彼の趣味なんだそうじゃ。
おしまい~
壮絶な後付にして、素晴らしい辻褄合わせ!!
しかしこれは強引な力技ではないのです。
この後付に至る物証があるのです。
1.しれっと増えているビルドロン
メガトロン誕生に深く関わるビルドロン。
でもあれれ?8人います。完全な作画ミスです。
6人のビルドロンを2人、増やしちゃいました。
これを逆手にとって、ビルドロンは当初8人いた説の出来上がり。
向かって左、メガトロンの左横でこちらを向いている彼が
ロードホーラーとなりました!
(アニメ登場2回目、スキッズに追いつく)
2.しれっと生き返るサイバトロンの中に・・・?
2010のワンシーン。ザ・ムービーでお亡くなりになった
ゴング(中央)が作画ミスにより描かれてしまいました。
その横に黄緑のサイバトロン戦士が!
黄緑のサイバトロンは当時、誰もいません・・・。
では、これもロードホーラーということで!!
(アニメ登場3回目、スキッズを抜く!!)
(でも誰を塗り間違えたのかしらん?)
こうして「本来」の体色を手に入れたホーラーは
ロードホーラーとして一人前のキャラ設定をゲットしたわけです。
因みに名前も商標上の問題からHaulerが使えなかったようで
ロードホーラーとなったようです(噂です)
初代トランスフォーマーのオートボット(カーロボット)の
20体目は何でしょう?と少し詳しい人に聞くと
「ウルトラマグナス!」と答えるかも知れません。
または、私の大好きな「スキッズ」なんて答えるかも。
しかしカウントしてみると・・・
01.コンボイ
02.マイスター
03.ハウンド
04.ホイルジャック
05.ランボル
06.サンストリーカー
07.リジェ
08.トレイルブレーカー
09.ホイスト
10.アイアンハイド
11.ラチェット
12.プロール
13.ストリーク
14.スモークスクリーン
15.アラート
16.インフェルノ
17.グラップル
18.トラックス
19.スキッズ
で、ウルトラマグナスはザ・ムービー及び2010が初出で
アメリカでいうところのシーズン3のキャラなのでなし!
20.ロードホーラー
になるわけです。
切がよくて良いですね!
初代玩具のリカラーで初立体化された後は
音沙汰なし。
マスターピースで同型車種のインフェルノ、グラップル、
まさかのアートファイヤーが製品化されたので、この流れで!
と思ったが音沙汰なし!
アメリカ版コミックには何度か登場しているそうですが
如何せん日本では何の動きもございません!
不遇なキャラは不遇なままかもしれませんが、
皆様、初代トランスフォーマーには20体目のオートボット
ロードホーラー君がいたことを忘れないであげてください。
物凄い後付による辻褄合わせがなされ、
何の違和感も無く存在できるので。
アニメにも出ているので。(しかも作画ミスで3回も!)
なんとかマスターピースにしてください!
タカラトミー様!
タカラトミーモール限定でもいいです!!
ん?
あれれ?
Who are you ?
またいずれ、これは詳しく(;^0^;)