こんにちは、鮎の塩焼キングです!
アプリ不調のため、超久し振りにパソコンを立ち上げました。
なんだかんだ言っても、打ちやすい!しかし、重い!のろい!
ということで、早くアプリを直してください!ガズー様!
さて、今回のお題はチョイ役大好き鮎の塩焼キング
垂涎の一押しキャラです。
出会いは一枚のイラストでした。
かなり昔に紹介したデバスターの説明書裏です。
ビルドロンにまたも騙されるグラップル君。哀れですね。
ここでイラストの説明文に妙な和漢を感じました。
『昔の仲間ロードホーラー』
?????????????
どれ?
あれ?グレンが二人いる?
そうです!
ビルドロンのクレーン役のグレン君が二人?でもロボ形態がグレン君で
クレーン車が・・・ロードホーラー??????
そこで直ぐに検索をかけますと,分かりました。
この人だったのです!
記念すべき初代トランスフォーマー第一話に登場した
このクレーン車が後のロードホーラー君なのです。
「後に」、が味噌ですよ!!
崖下に転落したハウンド君を助けるため、一番左にいる
赤い車のクリフ君が救急車のラチェット君と
クレーン車の『ホーラー』君を連れてきました。
崖下からクリフ君はこう叫びます。
「Hauler!! Haul up!!!!」
(英語駄目駄目な私が原語版を聞き取ったものです)
(多分あっていると思います・・・)
訳すと
「ホーラー!!引き上げろ!」です。
と、このように彼はホーラーと呼ばれています。
直後、彼は素直に「黙って」ウインチを巻き上げていくのでした。
そしてこのまま、二度と登場することはありませんでしたとさ・・・。
えええええええ!?
これグラップル君じゃないの?
と調べてみれば、グラップルは18話より登場しています。
ホーラー君、君は一体何者?
更に調査を進めます。答えはUSA版wikiにありました。
1984年、アメリカ初放映時、サイバトロンのオートボットの
当初ラインナップは12種類だったそうです。
それが、実際に発売されたのは11種類。アニメ制作と
玩具販売の僅かな隙間で1種類の販売が見送られたそうです。
そう、それがこの橙色のクレーン車「Hauler」というわけです。
既に制作してしまったフィルムと録音した音源は使われ
僅かワンカットのみ本来であれば抹消されたキャラクター
Haulerが画面に映ってしまったのです。
日本版ではクリフの台詞が変更されます。
「ようし、いいぞ。引き上げてくれ!」
見事にHauler抹消です。
当の橙色のクレーン車は2期発売ラインナップに改めて加えられ
グラップルとなりました。晴れて正式採用です。
ならば、Haulerもそのままグラップルにしてしまえという
暴論がまかり通り、件のカットがイタリア版ではグラップルと台詞が
変更されているそうです。
しかし、これは無茶な話です。ホーラーとグラップルには明確な
違いがいくつも存在します。
1.名前
2.フロントグリルの形状
3.初登場時期
4.体色?
2については作画が安定しない初代トランスフォーマーでも
ありえないほど違います。ホーラーはフロントグリルのメンテナンスハッチが
一際大きく灰色に塗られています。グラップルにもメンテナンスハッチは
ありますが、基本色の橙色のままです。
3については、ホーラーはコンボイたちと地球に墜落した
第一陣です。
グラップルは18話以降に追加されたオートボット第二陣です。
4が味噌です。唯一の登場シーン。グラップルと同じ
橙色のボディですよね。ところがデバスター裏のイラストを見てください。
ビルドロンと同系統の鮮やかな黄緑。これが本来の
ホーラーいやさ、ロードホーラーの色なのだ!
別人の証なのだ!!
ということで、長くなりました。
次回に続きます。