福島では、放射線の影響から、窓を開けずに授業等を行っています。
そこにはクーラーも扇風機もない状態です
しかも 一つの小学校の建物を、いくつもの小学校で協力して使ってる状態ですので、密度も濃く、暑さが増すばかり
これから夏本番です。
そこで、福島県南相馬市の小学校の校長先生から 知り合いを通して
「扇風機の寄付」のお願いがありましたので
お知らせいたします。
募集品:壁掛け用の扇風機(上から風を送ることができるもの。据え置きタイプではありません)
数量:15台
締切:6月11日(土)・・・・6月13日(月)に発送予定です。
もし ご自宅等で使わないものがありましたら ご寄付いただけませんか?
ご寄付いただける方がお手数ですが、私までご連絡お願いいたします。
以下が今回、扇風機を寄付しようと がんばってる方のブログです。
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地震、津波、原発と見舞われている福島の子どもたちは、学校がようやく再開されたものの、1つの学校に2校から5校といった多数の学校が同居している、体育館や仮設プレハブで授業が再開されているなどの
異常事態で現場の先生たちが奮闘しています。
おまけに窓を開けてはいけない、外での運動制限などもあり、部活や体育の授業もママなら無い状態です。
パソコンやコピー機もまったく足りません。
工業科の機械も壊れています。必要なものが山ほどあります。
それにこれからの季節、窓を開けない教室に必要と思われる
クーラーも、設置されていません。
クーラーは外部の空気中の放射性物質を中に入れてしまうといった指摘もありますが、窓を閉め切った教室で、昨年のような35度を超える気温に、どうしたらいいのでしょうか。
この厳しい状況にしっかり立ち向かっている子どもたちに、何か大きな夢をプレゼントしたいと思っています。
沖縄の海で思いっきり泳ぎ、遊ぶサマーキャンプ
この夢を何とか実現できないものでしょうか
せめて扇風機が欲しい
南相馬でも、中通の小中学校でも、扇風機なら、電源工事もいらないし、ランニングコストもさほどかかりません。
現在で予算措置ができていない各学校に設置できたら、どんなにかましになるでしょうね。
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「暑くてつらい」 小中学校、窓閉めて授業や部活
東京電力福島第1原発事故の影響から、福島市など放射線量の比較的高い地域では、夏日にもかかわらず、小中学校の授業や部活動で極力窓を閉める状況が続いている。本格的な夏の到来が間近に迫り、各学校は暑さ対策に苦心している。
25日、最高気温が26.3度と7月上旬並み(福島地方気象台調べ)を記録した福島市。渡利中では放課後、窓を閉め切った中で吹奏楽部が練習に励んだ。 部員は「健康被害があるなら密閉した方がましだけど、暑くてつらい」とうんざりした様子。同校は授業中も窓を閉め、開放は昼休みなど短時間のみ。PTAか ら寄せられた扇風機で暑さをしのぐ毎日だ。
郡山市でも窓を密閉している学校が多い。中学校の男子生徒は「開けたいのを我慢している。これから本格的に暑くなるので大変だ」と話した。男性教諭は 「適時換気しているが、できれば夏は夏らしく窓を開けて授業を受けさせてあげたい」と生徒を思いやった。
(2011年5月26日 福島民友ニュース)