若年性乳がん(トリプルネガティブ)の経験と今思うことを綴る。

幼い子供3人の子育て中に若年性乳がん発症「生きてるだけで丸儲け!」の私がその経験と今思うことを綴っています

1年という時の流れ

2010-07-18 21:22:04 | 私の出来事

先週から、幼稚園の夏祭り・友達のライブと、去年もやったイベントが続いています。

去年は、抗がん剤の治療をしている中で、これらのイベントに参加しました。

それまでの感覚とは違い、別の感覚で参加してきました。

病気一つで、こうも人間は 目線が違ってくるのか。。と 本当に思ったものです。

それはまるで、人間が見ていた今まで目線と、小さなありから見える目線の 違いくらいあったように思います。

人間からしたら なんてないものでも、小さいありからしたら、とてつもなく大きく困難なものであるということ。

こんなに違う感覚で 物事を見ることができたのは、やっぱり病気のおかげなんだと想うんです。

こうして 去年と同じイベントにまた今年も参加できた!!

子どもたちとこの1年ともに過ごすことができた!!

それだけで 私は心から幸せなんです。

ふと最近思います。私が子どもたちに注いでいる愛情は、私でしか注げないということ。

それは生きていなかれば できないという大前提があります。

この子たちが、私の前で見せてくれる笑顔、甘え、わがまま、すべてすべて 私には大切なものであり、子どもたちにとっても、私にしかできないこともたくさんです。

もし私に万が一のことがあったのなら、きっと今と同じ 子どもたちではなくなってしまいます。

同じように見えても、どこが絶対に違います

今の子供たちが 今のように 毎日 生きるためにも、私は生きなければなりません。

生かしてもらわなくてはなりません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿