職場で自分がスペックを決めて調達したゲーミングノートPCの音質の話
私物ではないが、毎日使っていたのでそれなりに長期の感想になる
パソコンのレビューではないので
音質関係のないスペック上の紹介は一切しないのでご了承ください
このブログは「オーディオ」をテーマしているか、ピュアオーディオには限らない
パソコンでもウォークマンでもスマホでも音質がよければ紹介するし
新旧に拘らず、主観と科学的な側面で良い音になりそうな物を積極的に試聴する
値段が嵩む物は必ずしも良い音がする保証もない
高価の素材とブランドなども先入観で決めつけない
私はこのようなオーディオレビューをしたいです
近年、一部のゲーミングノートPCは音質を拘るようになり
ESS 9018K2M DAC + TI Burr-Brow のOPAMP(OPA1602、検証済み)を搭載することになった
自分が調達したMouse Computerもそうでした
しかしWindowsサウンドの情報を見てみるとESSのEも見当たらず馴染みのRealtekだけ表示されている
「あれ、シーツはウソじゃん」と思って色々サーベイしてみた
その結果、オーディオの出力経路は以下の通り
RealtekはDACとしてではなく、USB I/FとI2S出力として使っている
そのI2S出力はESS 9018K2M DACの入力に繋ぎ、マスタクロックであるMCLKも供給する
9018K2M自体は384KHz/DSDもサポートするが、Realtekのスペック制限で192KHz/32Bitまでサポートできない
9018K2Mの出力はIV変換を経てOPA1602で増幅されイヤホンジャックに送る
内蔵スピーカーはどうなっているかは知らない
オリジナルのドライバはASIOもDSDもサポートせず、海外の有志はASIO/DSDをサポートするModドライバを公開しているようだ
Modドライバを使う場合、ASIOでDSD 2.8/5.6MHzをサポートできる
Sound Blaster X-Fi 5のシールも貼ってあるがサウンドデバイス的な意味するではなく
ソフトウェアのX-Fi技術を使っていることらしい
家に帰る前に、急いでA900XLTDを使って手元にあるDP-X1と比較してみるの違いを比べてください。
(ノートPCは職務用のため、私用で家に持ち帰ることは良くない)
テスト用のヘッドホンはAudio-TechnicaのATH-AD900XLTD
このヘッドホンのレビューは先日したので合わせて参考して頂きたい
関連記事:
ATH-A900XLTD レビュー:緋色の魂、艶やかな女性ボーカル
ヘッドホンのためDP-X1はHighゲインに設定し、デジタルフィルターはデフォルトのSHORTである
ノートPC側は、Foobar2000でWASAPI出力を使ってアップスケーリング等は使わない
ノートPCに挿した第一印象は驚きでした
余裕さを持つ出力と音の勢いが全然ノートPCらしくない
解像度、透明感とは繊細さも許容範囲内である
オーケストラとジャズをいくつか聴いた後、今度は純粋なボーカルとゲームミュージックも聞いてみる
ネットの情報通りに、チューニングでは低域の量にわずかに増幅された気がする
ただし、A900XLTDの優れた低域性能のおかげで
このノートPCの場合、低域はわずかに増幅されたが音がしっかりしていて緩んでいない
ゲームOSTではこの低域により、BGMが勢いとスケール感を増しとても刺激的になる
周波数特性は比較的にフラットであるが、適切な潤いがあって機械的ではない
日本の女性ボーカルが持つべき繊細さは適度に表現されており、少し有毒でも魅力もある。
高域はあるべきすべてを拡張し、適度な透明感と潤いを備えたラインが完成する
並みのノートPCのようにLPFで特定の高域域を超えた途端カットオフされることもなかった
オーディオマニアから見ると当たり前のことだが、パソコンとスマホの世界ではそうではなかったん
試しにA900XLTDを仕事用のSurface2 Proに繋いで聞くと、大きなギャップを感じた、当然悪い方向だ
NECの超薄型2in1タブレットに刺して、音がさらに悪くなった
音質改善を強調しない普通のノートPCでは、USB DACが必須と言えるでしょう
今まで職場ではTEAC HA-P90SDをUSB DACとして使ってました
なら、ミドルクラスのDAPと比べたらどうでしょうか?
DP-X1の3.5mmシングルエンド出力と比較してみる
全体的にDP-X1は依然として勝っている、全体的な滑らかさと音の純度はDP-X1の方が一枚上手い
ノートPCの音はまだ少し滑らかさが足りないバリ感があって、音は良いが少し不純物が混入された感じ
あくまで推測ですが
ハイエンドクラスののDAC/オペアンプを使ったところで
オーディオ回路がマザーボードの中にある宿命であり、アナログ・デジタルの分離もできず、電源もマザーボードから来ているので汚いはず
そしてノートPCは金属の天板なので、CPUとシステムチップなどで発生される電磁ノイズは内部に籠りやすい、当然オーディオ回路にも影響する
どうしてもならシールドを使う手もあるが(例えばONKYOのAndroidスマホ DP-CMX1)
信号分離と電源処理と物理的な回路距離では専用DAPに到底勝ち目はない
自身の感覚では、このノートPCの音は、DAPとポタアンというと2万円以下クラスのウォークマンの音、ソニーAシリーズくらいの音質である
SN感はAシリーズが良いか出力パワーとチューニングはマウスノートの方が良い
たとえば私がよく聞いたTEACHA-P50は、マウスノートPCの解像度が優れているがSN感ではHA-P50の方が良い
結局のところ、音質に拘るゲーミングノートPCは安くな
良いDACとオペアンプを搭載した理由だけでゲーミングノートPCをお勧めない
ただしこのタイプのノートPCは、Realtek/Intelソリューションを用いた通常のノートPC/タブレットやデスクトップパソコン比べて
ヘッドフォン出力の質が大幅に向上している。
まあ、これは良い傾向であるには違いない
将来、普通のノートPCでもAppleのように一定のオーディオ出力性能になると
少し世の中には、良い音を気付いてくれる人が増えるでしょう
私物ではないが、毎日使っていたのでそれなりに長期の感想になる
パソコンのレビューではないので
音質関係のないスペック上の紹介は一切しないのでご了承ください
このブログは「オーディオ」をテーマしているか、ピュアオーディオには限らない
パソコンでもウォークマンでもスマホでも音質がよければ紹介するし
新旧に拘らず、主観と科学的な側面で良い音になりそうな物を積極的に試聴する
値段が嵩む物は必ずしも良い音がする保証もない
高価の素材とブランドなども先入観で決めつけない
私はこのようなオーディオレビューをしたいです
近年、一部のゲーミングノートPCは音質を拘るようになり
ESS 9018K2M DAC + TI Burr-Brow のOPAMP(OPA1602、検証済み)を搭載することになった
自分が調達したMouse Computerもそうでした
しかしWindowsサウンドの情報を見てみるとESSのEも見当たらず馴染みのRealtekだけ表示されている
「あれ、シーツはウソじゃん」と思って色々サーベイしてみた
その結果、オーディオの出力経路は以下の通り
RealtekはDACとしてではなく、USB I/FとI2S出力として使っている
そのI2S出力はESS 9018K2M DACの入力に繋ぎ、マスタクロックであるMCLKも供給する
9018K2M自体は384KHz/DSDもサポートするが、Realtekのスペック制限で192KHz/32Bitまでサポートできない
9018K2Mの出力はIV変換を経てOPA1602で増幅されイヤホンジャックに送る
内蔵スピーカーはどうなっているかは知らない
オリジナルのドライバはASIOもDSDもサポートせず、海外の有志はASIO/DSDをサポートするModドライバを公開しているようだ
Modドライバを使う場合、ASIOでDSD 2.8/5.6MHzをサポートできる
Sound Blaster X-Fi 5のシールも貼ってあるがサウンドデバイス的な意味するではなく
ソフトウェアのX-Fi技術を使っていることらしい
家に帰る前に、急いでA900XLTDを使って手元にあるDP-X1と比較してみるの違いを比べてください。
(ノートPCは職務用のため、私用で家に持ち帰ることは良くない)
テスト用のヘッドホンはAudio-TechnicaのATH-AD900XLTD
このヘッドホンのレビューは先日したので合わせて参考して頂きたい
関連記事:
ATH-A900XLTD レビュー:緋色の魂、艶やかな女性ボーカル
ヘッドホンのためDP-X1はHighゲインに設定し、デジタルフィルターはデフォルトのSHORTである
ノートPC側は、Foobar2000でWASAPI出力を使ってアップスケーリング等は使わない
ノートPCに挿した第一印象は驚きでした
余裕さを持つ出力と音の勢いが全然ノートPCらしくない
解像度、透明感とは繊細さも許容範囲内である
オーケストラとジャズをいくつか聴いた後、今度は純粋なボーカルとゲームミュージックも聞いてみる
ネットの情報通りに、チューニングでは低域の量にわずかに増幅された気がする
ただし、A900XLTDの優れた低域性能のおかげで
このノートPCの場合、低域はわずかに増幅されたが音がしっかりしていて緩んでいない
ゲームOSTではこの低域により、BGMが勢いとスケール感を増しとても刺激的になる
周波数特性は比較的にフラットであるが、適切な潤いがあって機械的ではない
日本の女性ボーカルが持つべき繊細さは適度に表現されており、少し有毒でも魅力もある。
高域はあるべきすべてを拡張し、適度な透明感と潤いを備えたラインが完成する
並みのノートPCのようにLPFで特定の高域域を超えた途端カットオフされることもなかった
オーディオマニアから見ると当たり前のことだが、パソコンとスマホの世界ではそうではなかったん
試しにA900XLTDを仕事用のSurface2 Proに繋いで聞くと、大きなギャップを感じた、当然悪い方向だ
NECの超薄型2in1タブレットに刺して、音がさらに悪くなった
音質改善を強調しない普通のノートPCでは、USB DACが必須と言えるでしょう
今まで職場ではTEAC HA-P90SDをUSB DACとして使ってました
なら、ミドルクラスのDAPと比べたらどうでしょうか?
DP-X1の3.5mmシングルエンド出力と比較してみる
全体的にDP-X1は依然として勝っている、全体的な滑らかさと音の純度はDP-X1の方が一枚上手い
ノートPCの音はまだ少し滑らかさが足りないバリ感があって、音は良いが少し不純物が混入された感じ
あくまで推測ですが
ハイエンドクラスののDAC/オペアンプを使ったところで
オーディオ回路がマザーボードの中にある宿命であり、アナログ・デジタルの分離もできず、電源もマザーボードから来ているので汚いはず
そしてノートPCは金属の天板なので、CPUとシステムチップなどで発生される電磁ノイズは内部に籠りやすい、当然オーディオ回路にも影響する
どうしてもならシールドを使う手もあるが(例えばONKYOのAndroidスマホ DP-CMX1)
信号分離と電源処理と物理的な回路距離では専用DAPに到底勝ち目はない
自身の感覚では、このノートPCの音は、DAPとポタアンというと2万円以下クラスのウォークマンの音、ソニーAシリーズくらいの音質である
SN感はAシリーズが良いか出力パワーとチューニングはマウスノートの方が良い
たとえば私がよく聞いたTEACHA-P50は、マウスノートPCの解像度が優れているがSN感ではHA-P50の方が良い
結局のところ、音質に拘るゲーミングノートPCは安くな
良いDACとオペアンプを搭載した理由だけでゲーミングノートPCをお勧めない
ただしこのタイプのノートPCは、Realtek/Intelソリューションを用いた通常のノートPC/タブレットやデスクトップパソコン比べて
ヘッドフォン出力の質が大幅に向上している。
まあ、これは良い傾向であるには違いない
将来、普通のノートPCでもAppleのように一定のオーディオ出力性能になると
少し世の中には、良い音を気付いてくれる人が増えるでしょう
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