新しい時代の処世術

新しい時代に入ってきていますが、今までと違う処世術が要る。これがあれば人生を楽に生きられます。

オイルマッサ―ジは自分で出来ます

2019-01-06 15:17:30 | 日記

    オイルマッサ―ジは体の油分が減少する冬には最適です、体のカサカサをとり肌を潤わせ穏やかさをもたらします。元気はつらつとし頭が冴え仕事勉強が快適になり普段の生活をエンジョイ出来きます、このオイルマッサ―ジは自宅で自分で出来ます。

    本格的にはエステティシャンにしてもらうか医療機関(後程話しますアーユルヴェーダ医療の一環で行われています)で受けて頂きます。

    まず準備として精製したゴマ油(通常のゴマ油は匂いが強い、参考に太白のゴマ油はおすすめです)を用意します、100度に熱します(水滴を油に入れてボムボムと音がしたら100度です)。使用する際は人肌に冷まします。

     使用する量はコップに3分の1ないしは5分の1程度で十分です(気楽に日々継続するには片手手の平にのる程度で良いです、通常マッサ―ジ終了後シャワ―で洗い落としますが、この程度ですとオイルを落とさなくて大丈夫です)、準備として油が床等につきますのでビニ―ル等を床や畳等に敷いて部屋を暖かくして始めます、朝に行います。

    オイルを人肌に冷まして(何回か行う場合は多めに作っておいて使用の際人肌に温めます)まず手の平にオイルを小さじ半分程度のせ、頭部から始めます。頭につけたら両手の指手の平を使い、中ぐらいの力で地肌に擦り付けていきます。回数は他の部位全て2,3回ずつこすります。

    次に顔に行きます、額頬鼻顎とやはり両手の指手の平で擦り付けていきます。

    次は耳に親指と人指し指でこすりつけます(両耳同時に塗ります)、そして首に行きます首の下から上になぜるように塗ります、首の後も行います(首も両手指手の平を使います)。

   ここでオイルを(こさじ半分)また手の平にのせ肩から腕(右腕から)へ滑らせて行きます(手全体でこすります)、関節は丸く円を描くようにこすりつけます、ここも2,3回こ擦って塗ります。そして手ですが右手の甲を塗り指を親指から順番に左手で軽くしごく感じで塗ります。指は1回だけこすります。左腕左手も同じようにこすって塗っていきます。

     オイルを(こさじ半分)また手の平にのせ、次は胸(右左の順で)を乳首の周りを丸く塗りお腹をまた丸く円を描くように塗ります、下腹部をお腹と同様の要領でやはり2,3回塗って下さい。性器と性器周辺そして肛門は行いません。

    そして脇の下と脇腹を塗ります、次は臀部と腰を両手で塗ります、そして背中ですが腰から背中へ(手の届く程度まで)両手でに2,3回こすって行きます。

     次は足です(右足から)がまたオイルをこさじ半分位を手にのせ足のつけねから太もも膝(膝は丸く円を描くように)脛(すね)へと両手で足を挟むようにまた2,3回こすって行きます(この時も中程度の力加減で)、くるぶしは両手の平で丸く円を描くように塗ります、次に足の甲を塗り、指(指は1回だけ軽くしごく感じで塗ります)そしてアキレス腱かかとを塗り、あと足の裏をこすります(足の裏は手の側面でこすると楽です)。

    左足の時にまたオイルを小さじ半分程度をのせ右足の要領で塗って行きます。

    これで全身のオイルマッサ―ジは終わりますが、5分 ~ 10分オイルの浸透を待ちます。部屋を暖かくしていればこの間に歯みがきや髭を剃ったり出来ます。

    この後はシャワ―かお風呂でオイルを落とします、完全に落ちなくてかまいませんがあまり残っていると衣服につきますので普段より少し強めに肌を拭く感じで洗い落として下さい。

     上記のオイルマッサ―ジはインドのアーユルヴェーダ医療の一環として行われていますが、アーユルヴェーダとは「生命の科学」という意味を持ちます。 病気を見る西洋医学に対し、アーユルヴェーダは個を見る医療と呼ばれています。 病気になってしまってから、それを治すことより、病気になりにくい心身を作ること、病気を予防し、健康を維持するという「予防医学」の考え方に立っています。 季節による1日の過ごし方、食べ物、運動、人との関係など、生き方そのものを教えてくれる哲学でもあり、ヨガ、占星術なども含まれます。世界最古の医療システムであり、病気の治療や治癒だけでなく、生活全体にアプローチすることで健康の最高の状態に保ち、長寿を図ろうとする考え方で、何よりも『より良く生きる』ということを目的としています。現代においてアーユルヴェーダは、西洋医学の代替手段として世界保険機構(WHO)からの認定を受け、予防医学として大変注目されています。例えば人が病気になったとき 単に投薬や手術などの対症療法で治療するのではなく、「生き方」そのものを見つめ直すことで、病気のもとを断つという考え方、ここでいう「生き方」とは、食事・運動、睡眠などの生活習慣全般と、人間関係や考え方などの精神面も含まれます。

    アーユルヴェーダでは、自然のエネルギーから体が構成されていると考えられていて、そのエネルギーを「ドーシャ」と呼んでいます。「ドーシャ」とは、「不純なもの」「病素」という意味があり、私たちの体に起こる様々な現象や体調の変化に関係しています。アーユルヴェーダでは、この「ドーシャ」がバランスの取れた状態を健康と位置付け、バランスが崩れると健康を損なう状態になると考えられています。
    ドーシャから体を理解して、「アヴィヤンガ」と呼ばれるオイルマッサージで過剰なドーシャを溶かしてバランスを整えます。アーユルヴェーダのオイルマッサージではドーシャを整えるだけでなく体内の浄化・バランスの調整・デトックスも行います。

   治療には大きく2つがあり、1つは食事、薬、調気法や行動の改善でドーシャのバランスを整える緩和療法(鎮静療法)、もう1つは増大・増悪したドーシャ(体液)やアーマ(未消化物)、マラ(老廃物)などの病因要素を排泄する減弱療法(排出療法, 浄化療法)である。減弱療法では、パンチャカルマ(5つの代表的な治療法、2種類の浣腸・油剤・下剤・吐剤)と呼ばれる治療法がよく知られている。根源的・霊的な面の治療として、ジョーティシュ(インド占星術)やマントラ(その人に合う音として使う言葉)、宝石を使った治療がある。

    詳細はアーユルヴェーダのサイト書籍またア―ユルベ―ダ医療を訪ねて下さい。

    今日医療費が増大して更に高齢化社会が進む今、アーユルヴェーダは早期に病気の兆候をつかみかつ初期のアンバランスならホットウォ―タ―(白湯)をすすることでこと足ります、そして上記の食事の味の摂り方で健康のバランスが図られます。病気の治療重視の西洋医学に予防重視の東洋医学をもっと活用していくことが早急の課題です。